脊柱管狭窄症ーX線とMRI の威力ー

7~8年前から腰痛に悩んでいます。

ゴルフのプレーをした後か練習をした後かは、はっきりとした記憶はありませんが急に腰が痛くなり整形外科病院で診察を受けました。
老化現象により第一椎間板がすり減ったことによる脊柱管狭窄症とのことでした。
背骨を支える筋肉が弱くなったからでしょう。

痛くて腰に注射をしました。
以前は腰に注射をするなんて怖くて考えられなかったのですが、痛さに直面すると「痛みが取れるなら何でもやってくれ~~~!」と言う事になりました。

2か所の病院で2回、腰に硬膜外ブロック(多分?)の注射を打って頂きました。
さすがにこの注射だけは2回とも看護師でなく医師が直接打ってくれました。

その後、痛みは和らぎましたが左脚の裏側に、腰から足裏まで痛みと痺れの症状が消えません。
小一時間連続して歩くと足裏が痛くなりちょっと休みたくなります。
勝手なものでゴルフをしている時は痛みを感じません。
歩いたりカートに乗ったりしていることと軟らかい芝生の上を歩いているので足裏に負担が少ないからでしょうか。

先月(11月)経過観察を含め、まだ当分ゴルフを続けたいために脊柱管狭窄症手術の名医がいるという都内の大病院へ行ってきました。
結果は殆ど変化なし、悪くはなっていませんでした。
一安心と言うかまだ手術の必要はない、気休めの湿布も貼る必要なし。

東京の大病院の診察事情は変わっていませんでした。
8時半の予約、X線撮影を行い、医師の診察開始が9時半、X線画像を見ながら私から現在までの経緯説明と医師の診断が約10分。

予約はしていなかったのですが10時半からMRI撮影をすることになりました。
撮影後は直ちにX線、MRIを見ながら医師の説明があり、左側の神経を圧迫しているため左脚に痛みが出る自分の症状に納得出来ました。
掛かった時間は丁度3時間でした。

それにしても脊柱の椎間板の間隔、神経束、髄液、脊柱管の状況がこれ程解る現代医学の進歩に感激と感謝した次第です。

ネットで脊柱管狭窄症を検索しますと情報量の多さに戸惑います。
鍼灸、気功、漢方薬、整体、ストレッチ体操、○○法、△△法、色んな手術と数え切れないほどあります。
医療における専門医のセカンドオピニオンが今後益々重要になりそうな感じです。

written by 植山 (ら・べるびぃ予防医学研究所長)

投稿者:

ら・べるびぃ予防医学研究所

健康な生活のために、予防医学の立場からいろいろな情報を発信しています。 ら・べるびぃ予防医学研究所のブログです。