2020年12月8日のオンライン座談会に寄せられた質問にお答えします。

12月8日のオンライン座談会「毛髪ミネラル検査についてお話します」に寄せられたご質問にお答えします。

前回、ホワイトボードの字が見づらいというご指摘をいただき、今回から黒板を使用しています。
黒板の方が光が反射しないため字が読みやすくなったようです。

それでは、Q&Aです!

〇いただいたご質問

(ブログ掲載にあたり、一部内容を加筆修正しています)

・検査に使う髪は、どのくらいの量が必要ですか?どのあたりの髪をとればいいですか?

➡なるべく根元から3cmを切ってください。
根元から3cmが、およそ現在から3ヶ月間の毛髪になり、検査結果も直近の3か月を反映したものとなります。

量は0.1g必要です。 持った時の感触だとつまようじ3本分程度、本数でいうと5,60本になります。
検体袋に目安の枠線が記載されています。そちらも参考にしてください。

採取する場所ですが、後頭部の髪をめくったあたりが外的影響も少なく、切った跡が目立たないのでおススメしています。

・毛髪ミネラル検査は、定期的に受けたほうがいいのですか?

➡1回だけの検査では、十分とは言えません。
なぜなら、その検査値が以前より上昇傾向にあるのか?それとも下降傾向なのかを見ることが大切だからです。

検査結果に基づき生活を改善すると、約3ヶ月間は検査結果の有害金属値が上昇する傾向になります(個人差があります)。
これは、体内に溜まっていた有害金属が排泄されるようになったためです。
そこで、生活改善の結果を早く知りたいという方は3か月、デトックスされて有害金属値が下がった結果を期待するのでしたら6か月を目安に再検査をお勧めします。
特に生活状況に変化がない場合は、ご自分のカラダの現状を認識しておくために1年に1度の検査をお勧めします。

・毛髪ミネラル検査の基準値ってどうやって決めているのですか?見直すことはあるのですか?

➡日本人4000人分のサンプルを用い統計データをとり、標準偏差という分布から基準値を決めています。
どこの検査会社でも基準値はこの方法で作られています。

基準値は、2年に一度、改訂すべきか社内で見直します。今年は検査のリニューアルもあり基準値を変更いたしました。

・ナトリウムが要注意で高値ですが血圧は高くないです。どちらかというと低血圧です。排出しているということですか?

➡ナトリウムの場合、塩分の摂りすぎよりもストレスが要因で検査数値が変化する傾向があります。
ストレスが大きいと体内でナトリウムを保持しようとします。
その結果として毛髪中のナトリウムが高くなることは考えられます。

 

・毛髪ミネラル検査と血液検査の分かることは違いますか?

➡血液中のミネラルは即時的な情報を得るため、毛髪は長期的(約3か月間の平均値)な情報を得るため検査です。

血液検査は電解質以外のミネラルは通常測定しません。
血液中の電解質の濃度は生命維持の重要な役割があるため、常に一定の濃度を保つような機能があります。
この恒常性(ホメオスタシス)と言われる機能があるため、血液中の電解質(ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム)の値は一定です。逆に言えば、これが一定ではない場合は治療が必要な状態なので、血液検査で電解質を測定しているのです。

・カドミウムが振り切る勢いで、マンガンとバナジウムが要注意ですが、自己分析でサプリで解毒は危ないでしょうか?亜鉛値は普通です。カドミウムは高値注意で高いです。

➡亜鉛とカドミウムがどちらも高値の場合、カドミウムを排泄している可能性があります。亜鉛が標準値だということだと、カドミウムを含む何かを日常的に摂取しているまたは、亜鉛が足りていない可能性があります。

・「糖尿病」の非常識」という本の中で、クロムなどのミネラルの不足により糖尿病が発症するので、クロムの摂取によって糖尿病は治るということが述べられていますが、どう思われますか?

➡アメリカの医学雑誌で糖尿病患者では足の爪のクロム値が低かったという報告がありました。
また、クロム摂取により耐糖能が改善したとの報告もあります。
そのためクロム欠乏に起因するのであれば、クロムの摂取により改善することが考えられますが、まだ明らかにはなっていません。今後の研究が待たれるところです。

次回も同じテーマ「毛髪ミネラル検査についてお話します」で開催します。

事前のご質問も受け付けていますのでお気軽にメールでお送りください。

オンライン座談会に寄せられたご質問にお答えします。

昨日、オンライン座談会「毛髪ミネラル検査についてお話します」を開催しました。
初心に帰り、毛髪ミネラル検査とは?なぜ毛髪なのか?ミネラルとは?有害金属とは?など、基本的な話をさせていただきました。

開催しておきながら不勉強で手際の良くない部分も多く申し訳ないのですが、感染拡大防止と、どこからでもご参加いただける手軽さがいいなと思っております。

今回は、26名様の方にご参加いただきました。
といっても、ちらっと画面を確認した時の人数なので、あっているか自信がありません。。

zoomって人数を記録できるのでしょうか??

それでは、昨日の座談会を振り返ります!

〇本日の反省点

・ホワイトボードの文字が見にくいというご指摘をいただきました。

➡ご指摘ありがとうございます。どうやら白色が光を反射し文字が見えにくくなるようなので、黒板シートを購入しました。次回はくっきりした文字をご覧いただけるようになるかと思います。字が汚いのは、、、ご容赦ください!

・質問コーナーがかなり駆け足となってしまいました。

➡話す内容をまとめて、質問コーナーをしっかりと設けたいと思います。

〇いただいたご質問

(文章にするため、少し加筆をしております)

・ら・べるびぃ予防医学研究所のミネラル検査の基準値は国際的な基準値とは違うようですが?

➡毛髪中元素の国際的な基準値はありません。
ただし、水銀に関してはWHO(世界保健機構)と国立水俣病センターが毛髪中の水銀濃度による健康被害の指標を作成しています。

つまり、毛髪中の元素の基準値は、世界各国の各検査会社がサンプルを集めて作成したものです。
海外と日本では食生活、生活習慣が異なるので、日本人で制定した基準値と海外の検査会社の基準値とは異なります。
ら・べるびぃ予防医学研究所の基準値は、日本人のデータを集めて作成された日本人の基準値となります。

・坊主スタイルで毛髪を送ることができない方はどうすればいいですか?

➡短い場合でも量があれば測定できるので、バリカンなどで採取した髪の毛を数回分ためてください。

➡体毛で測定できませんか?
測定は可能ですが、基準値は毛髪によるものです。
体毛は伸びる速度や代謝されるミネラルが毛髪とは差異がある場合があります。
したがって、体毛での検査はあくまで参考値となります。

または、半年ほど前のデータとなりますが、爪ミネラル検査で行う方法もご検討ください。

・キレート点滴などによる効果
➡尿中誘発試験ではEDTA点滴は有害金属の排出が確認されています。ただし、有害金属以外のミネラルも排出が高まると考えられますので、必須ミネラルの補充が必要です。

・カルシウムとリンが高値でした。
➡カルシウムはパラドックスミネラルと言われています。
ホルモンバランスや腎機能の低下などによってカルシウムの体外への排出が過剰に起きたり、食品からのカルシウム摂取が足りなかったりして血液中のカルシウム濃度が低くなると、体は骨を溶かして血液にカルシウムを供給します。
これを「骨吸収」といいます。
そのため、体内で必要なカルシウムは不足しているのに、血中濃度や毛髪中の濃度が高くなる場合があります。
これが、パラドックスミネラルと言われる所以です。

リンについては必須ミネラルであり、肉などさまざまな食品に含まれているため不足については気にされる必要はありません。
過剰については、リン酸塩が多く使われている加工食品やスナック菓子などをよく食べる方は、リンがカルシウムの吸収を阻害する懸念がありますので摂取を控えましょう。

・お米を洗う方法?聞き取れなかったのでもう一度教えてください。
➡こちらをご覧ください。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0048969720368728

手順こちらに記載されています。
https://nazology.net/archives/72787

1.新鮮な水を鍋で沸騰させる(お米1カップにつき水4杯)
2.沸騰したお湯にお米を入れて5分間湯がく
3.お湯を捨て、米の水気を切る(このときにヒ素が除去される)
4.新鮮な水を通常の分量入れ直す
5.弱火〜中火で炊飯し、お米が新鮮な水を吸収するまで炊き上げる

但しこの方法は弊社で試したわけではございません。
近々、実験を行い、結果をブログ等でご報告したいと思います。

・ヒ素はどんな調理器具に含まれるのでしょうか?
➡調理器具にヒ素が含まれているというのは聞いたことがありません。

・米のヒ素についてですが、身体から排出する食材や栄養素はあるのですか?ヒ素は汗や便で出て行くのですか?
➡ヒ素は生体内での半減期は1週間から2週間ほどと他の有害金属に比べ短いです。
毛髪ミネラル検査においてはカルシウムやマグネシウムと反比例する傾向があるため、カルシウムやマグネシウムをしっかり摂ることが結果的にヒ素の排出を促すと考えられます。

・日常的に予防できることとして、避けるべき調理器具はどのようなものですか?
➡古くなったアルミの鍋などで酸・アルカリの強いものを熱すると溶出がしやすくなると考えられます。

・外でのバーベキューや落とし蓋がわりにアルミホイルを使うことはどうでしょう?
➡アルミニウムの溶出が考えられます。頻繁な使用はお勧めしません。

・アルミニウムでお魚を焼くのも、アルミ摂取になってしまいますか?
➡アルミニウムの溶出が考えられます。
熱の温度が高いほど、また調理時間が長いほど食材のアルミニウム値が上昇します。

・ホッカイロからの皮膚吸収などはどうですか?
➡申し訳ございませんが、わかりません。

・酵素ジュースの話のところで、たんぱく質は熱を加えると変質するとの事ですが、過熱した魚(煮魚や焼き魚)ではたんぱく質が摂れないということでしょうか?
➡タンパク質は摂取できます。
タンパク質は問題ありませんが、加熱するとほとんどの酵素は、酵素として代謝を促す働きが失活します。
市販されている酵素ジュースは清涼飲料水のため、衛生上、熱処理を行わなければならないため、酵素の働きが失活していると考えられます。
ただし、酵素ジュースは作る際に多くの野菜や果物から作るため、酵素以外の栄養素を補給するための栄養ドリンクとして摂る分には良いかと思います。
「酵素が働いて~」や「体内の酵素を増やす~」などという広告のうたい文句は正しくありません。

・ナトリウムとカリウムが異常に多かったのですが、それぞれは逆相関の量的関係にありそうなのに、不思議です。どうしてなのか、、、なにか悪いことはありますか
➡異常に高い場合はストレス反応が過剰である可能性が考えられます。

・リチウムが高かったのですがどんな対策をとればいいでしょうか?
➡リチウムの汚染源を突き止めることが対策となるかと考えます。普段飲まれている飲料水や食べ物、お薬などをご確認ください。
水が疑わしければ、水の検査を行うことも可能です。

次回のオンライン座談会も奮ってご参加ください。

事前のご質問も受け付けていますのでお気軽にメールでお送りください。

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寿命を縮める「超加工食品」

毎日新聞の医療プレミアに掲載されたコラム「大人気だが寿命を縮める?「超加工食品」とは」をご紹介します。

「超加工食品」とは、調理しなくても簡単においしく食べられるように加工された食べ物のこと。
ハンバーガー、チキンナゲット、ソフトドリンク、チョコレートなどなど。

2009年にブラジル、サンパウロ大学のカルロス・モンテイロ教授らの研究チームが、新しい食品の分類法を提案しました。

食品が加工されている程度や性質、目的により分類する方法です。

例えば、生の鶏肉を家で調理したものと出来合いのチキンナゲットでは健康への影響が異なるのに、同じ分類になる従来の方法では、それが分からないという指摘です。

この分類法は最初のものに改良が重ねられ、現在では世界保健機構(WHO)など国連機関でも採用されています。

その分類とは、食品を下記の4つのグループに分けるものです。

(1)未加工、または加工が最小限の食品

(2)台所にあるような調味料など (オイル、塩、砂糖、スパイスなど)

(3)加工食品 (豆腐、チーズ、漬物など)

(4)超加工食品

そして「超加工食品」。
これは、工場で高度に加工され多くの添加物が含まれる食品のことです。

今回の毎日新聞医療プレミアのコラムでは、フランス、パリ大学で行われた4万人超の大規模な疫学調査に基づく論文を解説しています。

それによると、

平均約7年間の追跡調査をした結果、602人(全参加者の1.4%)が死亡しました。そして、食事に占める超加工食品の割合(重量で計算しています)が10%増加するごとに、死亡のリスクは14%増加していました。

 この分析結果は、結果に影響を及ぼす可能性があるさまざまな要因を考慮しても変わりませんでした。具体的には、所得▽教育レベル▽体格指数(BMI)▽身体活動レベル▽喫煙状況▽総カロリー摂取量▽性別▽年齢▽配偶者の有無▽居住地(都市部か田舎か)▽アルコール摂取量▽がんや心血管疾患の家族歴、を考慮しても同じだったのです。

という、衝撃的な(ある意味予想通りとも言えそうですが)結果が出ています。

手ごろな価格で簡単でおいしく食べられる超加工食品は、魅力的な宣伝やパッケージで購買意欲をそそります。
でも、この結果は、やはり食べ物はできるだけ加工されていないものを自宅で調理することが健康にとっては良いと改めて認識させてくれますね。

『大人気だが寿命を縮める?「超加工食品」とは』毎日新聞 医療プレミア2019/3/11

床ポカポカが高血圧、糖尿病リスクを減らす

住宅の床付近の温度が低いと、高血圧や糖尿病で通院する割合が高くなるという調査結果を国土交通省が発表しました。2014年度からの継続調査によると、床付近の温度が15度未満の住宅では、高血圧の人が1.51倍、糖尿病は1.64倍となりました。
さらに、室温が低い住宅では、骨折やねんざなどが増える傾向も見られたそうです。

室内の寒暖差による高血圧というのは、比較的よく知られていますが、室内の寒さはそれ以外にもリスクがありそうです。

まだまだ寒い日が続きます。
室内(特に床!)を暖かくしてお過ごしください。

参考記事『床ポカポカで高血圧の通院減る 室温が健康に影響』毎日新聞2019年1月29日 09時40分(最終更新 1月29日 11時31分)

インフルエンザの空気感染リスク

今シーズンはインフルエンザが猛威を振るっています。

国立感染症研究所は、全国に約五千の定点医療機関から報告される患者数の集計を行っていますが、13日までの1週間に報告されたインフルエンザ患者は前週の3倍近くにまで増加したと発表しています。
患者数の急増にともない、インフルエンザ感染は「注意」レベルから「警報」レベルに引き上げられました。

インフルエンザは飛沫感染(くしゃみや咳による感染)や接触感染(ウイルスが付着したものを触った手指から感染)によって感染すると考えられていました。
しかし、最近の研究では、インフルエンザ患者の吐く息にもウイルスの存在が確認され、患者がくしゃみや咳をしていなくてもその呼気によって感染する空気感染が起こり得るとされています。
こまめな換気

手洗いやうがいは予防に効果がないと言われたりもしますが、少なくとも接触感染を防ぐ効果はありそうです。

そして何よりも体の免疫力を上げること。
ビタミンCや緑黄色野菜をたっぷり摂り、しっかい休養をしましょう。

それでも感染したかな?と思ったら、自分のためにも周りを感染させないためにも、できるだけ自宅で静養して人との接触を避けたほうがいいかもしれません。

参照
「インフルエンザ全国で猛威」共同通信 2019/1/18 11:521/18 12:28updated

高速道路補強工事 作業員が鉛中毒の疑い

鉛中毒

今朝のNHKニュースで、高速道路補強工事の作業員が鉛中毒になっている疑いがあると報じられました。

高速道路の橋脚の劣化を防ぐために過去に塗られた塗装を剝がす際に、塗装に混ざっている鉛を吸い込んだとみられ、厚生労働省などは注意を呼び掛けています。

「高速道路補強工事 作業員が鉛中毒の疑い 東京」NHK NEWS WEB 2018年12月3日 5時04分

鉛の歴史

鉛は、実は世界で最も多くの人が影響を受けている化学物質です(2010ブラックスミス研究所調べ/カナダ)。

その歴史は古く、6000年前のローマ時代にまでさかのぼることができます。
鉛は、そのころから水道管や食器、顔料、貨幣、そして鉛から甘味料を作りワインや料理に多用していました。

日本でも、弥生時代の遺跡から鉛を製錬した後が発見されています。

中世以降も、鉛はガラスや、活版印刷、銃弾、アクセサリー、玩具などに使われてきました。

現在では南極の氷床にまで汚染が広がっている鉛ですが、その有用性から今もガラスの添加剤や鉄鋼に使われる赤い防錆剤、鉄道、ガソリンタンク、オイルタンク、電化製品に欠かせないはんだなどに使われています。また、かつて張りめぐらされた鉛の水道管は、徐々に交換が進んではいますが、いまだに各地で家庭まで水を運ぶ水道管として利用されているのです。

鉛の毒性

多くの酵素反応を阻害する鉛は、生体への毒性がきわめて強力です。鉛は、体内に吸収されるとほとんどが骨に蓄積し、その鉛が半分に減るまでに要する時間(生物学的半減期)は平均で7年といわれています。この排泄しづらさが鉛の健康被害をさらに大きくしています。
鉛は、カルシウム・鉄・亜鉛と科学的性質がとてもよく似ています。つまり、鉛はこれらのミネラルがかかわる多くの酵素の働きを妨げるのです。

日本では、平成8年に塗装メーカー団体が自主的に鉛を含む塗料の使用を禁止しています。
しかし、今回のニュースでも明らかなように、いまだにさまざまなところで使われている鉛を一気に無くすことな不可能です。

まずは正しい知識を持ち、むやみに恐れず、むやみに侮らず対応していくことが大切です。

風疹が大流行の兆し

風疹が大流行の兆しをみせています。
この事態を受けていろいろな情報が提供されていますが、ここでもおさらいしましょう。
まず、風疹は、感染力が非常に強く、十分な抗体がなければ簡単に感染する病気です。
ただし、健康な人の場合、感染しても数日間で完治します。これが「三日ばしか」の別名の由来です。妊娠初期の女性が風疹にかかると、生まれてくる赤ちゃんに、難聴、心臓棒、白内障などの「先天性風疹症候群」という障害が出るリスクが高くなります。
このことは、さまざな報道があり、広く知られています。

この発症頻度は、妊娠1カ月で50%以上、2カ月35%、3カ月18%、4カ月8%といわれています。妊娠初期ほど発症しやすく、その障害も重くなります。

「自分は妊娠しないから関係ない」「かかっても重症になるわけではない」「ワクチンはお金がかかる」「わざわざ受診するのはめんどくさい」
これは、まちがいです。

風疹で最も気をつけなくてはいけないのは「他人への感染」です。
知らないうちに風疹に感染し、自分が感染源となり、生まれてくる赤ちゃんに無用な障害を負わせることも、持病がある人に感染させれば重症化させることもあります。

「自分は関係ない」と考える人も一緒に取り組まなければ、風疹を防ぐことはできません。逆に言うと、ワクチン一本で障害を持って生まれてくる赤ちゃんを防げる病気なのです。

講談社では、人気マンガ「コウノドリ」で風疹をテーマにした3話分を、漫画配信サイト「コミックDAYS」とスマートフォンアプリで、24日まで無料公開しています。

毎日新聞では、医療プレミアの風疹特集ページを無料公開に切り替えています。
「風疹の記憶」に要注意 半数に抗体なしの恐れ』中村好見 / 毎日新聞 医療プレミア編集部<2018/10/17>

風疹の抗体検査やワクチン接種は、多くの自治体で費用の補助があります。
お住いの自治体で検索してみてください。

先天性風疹症候群の赤ちゃんを持つ『たぁたんさんの体験談

予医手帳(よいてちょう)リリースのお知らせ

予医手帳(よいてちょう)のβ版をリリースいたしました。

予防医学手帳、略して予医手帳(よいてちょう)は、ら・べるびぃ予防医学研究所が開発した健康に役立つオンラインサービスです。
スマホ・タブレット・PCでインターネットにつながっていれば、いつでも・どこからでもご利用いただけます。

カラダのデータをまとめましょう。

「今年の健診で「要観察」項目が増えた!体のこと、ちゃんと考えよう。」
そう思ったら予医手帳を使ってみてください。
毎日の記録と、ときどきの記録。
記録すると自分のカラダが見えてきます。

予医手帳で記録できること。

1.体重/BMI
2.血圧
3.体温
4.食事の記録
5.健康診断の結果
6.ミネラル検査の結果
まずは、登録から。
予医手帳は完全無料でご利用いただけます。
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