キャベツの測定

ら・べるびぃ予防医学研究所では、毛髪や爪の他にも野菜や水など様々な分析のご依頼をいただきます。

今回の測定依頼はキャベツ。そこで、キャベツの測定がどのように行われるかご紹介します。

まず、キャベツを乾燥させます。
キャベツは芯があるので、完全に乾燥するまで5日間かけて乾燥させました。

 

乾燥したキャベツの重さを量ります。
これは、乾燥前のキャベツと重さを比較し、キャベツの水分量を求めるためです。

 

乾燥したキャベツを乳鉢で粉末状にします。

これは、そのままでは分解しにくいため粉末状にして、より分解をしやすくするためです。

このように粉末にします。

粉末状にしたキャベツを分解容器に移し替えます。

容器に移し替える
硝酸を加える

キャベツを入れた分解容器に硝酸を入れます。
硝酸を添加後、蓋を軽く締めて一晩放置します。
これは、分解装置で分解する前の仮分解作業にあたります。
(※硝酸は、一般的に測定検査に広く使用される分解用の酸です。)

 

キャベツが分解して溶けている状態

一晩放置して観察してみると、粉末状のキャベツが分解され、ほとんど見えなくなっています。

 

一晩放置した容器を分解装置に入れます。
この分解装置の黒い部分が高温となり、硝酸を加熱しながらキャベツをさらに分解していきます。

加熱装置
黒い部分が熱くなります

 

ここまでできたらようやく測定です。

測定は、毛髪や爪などと同様にICP-MS(アイシーピーマス)という測定機器で行います。

ICP-MS

 

世界自閉症啓発デー

4月2日は「世界自閉症啓発デー」(World Autism Awareness Day)です。

2011年の国連総会で決議され、全世界の人々に自閉症を理解してもらう取り組みが行われています。

日本では、世界自閉症啓発デーの4月2日から8日を発達障害啓発週間として、各地でシンポジウムの開催やランドマークのライトアップなどの活動が行われます。

ら・べるびぃ予防医学研究所の毛髪ミネラル検査は、多くの自閉症の方にご利用いただいています。
そのため、自閉症のお子様を持つお母様方とお話しする機会もあり、そのご苦労やご心痛はいつも深く胸を打ちます。

まだまだ社会の理解が進んでいない自閉症ですが、自閉症をはじめとする発達障害について知ること、理解することが、その立場にいない人たちにできるはじめの一歩だと思います。

昨今では、「社会の多様性」という言葉もよく耳にします。
金子みすずの詩のように「みんなちがって、みんないい」と、誰もが心から思えるようになり、誰もが幸せに暮らせる社会に結び付いていくことを願ってやみません。

世界自閉症啓発デー公式HP

【管理栄養士考案】根菜の豆乳みそシチュー

ら・べるびぃ予防医学研究所のレシピが食べログの話題のレシピになりました。
ありがとうございます\(^o^)/これは、ら・べるびぃ予防医学研究所の管理栄養士が考案したレシピを投稿したものです。投稿したのは3年以上前になりますが、いろいろな方にちょこちょこと見ていただいていたようです。こちらのレシピではカルシウムとマグネシウムがバランスよく摂れます。
3月とはいえ、まだまだ寒い日もあるので、そんなときに作ってみてください。体が温まります。簡単でおいしいですよ。(*^_^*)
https://cookpad.com/recipe/2878581