エルゴチオネイン -記憶力・注意力、抗酸化、アスリートにも注目される成分-

「最近、人の名前がすぐに出てこない」

「集中力が続かなくなった気がする」

「運動後のコンディションが気になる」

そんな方に、近年注目されている成分があります。

それがエルゴチオネインです。

エルゴチオネインは、キノコ類などに含まれる天然の含硫アミノ酸の一種。人間の体内では合成できないため、食事などから摂取する必要があります。

そして現在、エルゴチオネインは、「抗酸化」、「脳の健康」「記憶力・学習能力」「注意力」「運動・コンディショニング」といった幅広いテーマで研究が進められています。

今回は、エルゴチオネインがなぜ注目されているのか、中高年とアスリート、それぞれの視点から見ていきましょう。

エルゴチオネインが注目される理由

エルゴチオネインの大きな特徴のひとつが、体内に取り込むための専用の輸送体「OCTN1」が存在することです。

人間はエルゴチオネインを自分で作ることができません。

それにもかかわらず、私たちの体にはエルゴチオネインを取り込む仕組みが備わっています。

エルゴチオネインはOCTN1を介して体内に取り込まれ、特に酸化ストレスの影響を受けやすい組織などに存在することが研究されています。

その中でも注目されているのが脳です。

エルゴチオネインには抗酸化作用や抗炎症作用などが報告されており、脳を含むさまざまな組織を酸化ストレスから守る働きが研究されています。

「抗酸化」がなぜ大切なの?

私たちの体では、呼吸をしてエネルギーを作る過程などで、活性酸素を含む酸化ストレスが発生します。

活性酸素は、決して「悪いもの」だけではありません。

免疫など、体にとって必要な役割もあります。

しかし、酸化ストレスが過剰になれば、細胞や生体分子にダメージを与える可能性があります。

そこで重要になるのが、体内に備わっている抗酸化システムです。

エルゴチオネインは、この酸化ストレスに対抗する抗酸化成分のひとつとして研究されています。

2025年のシステマティックレビューでは、エルゴチオネインと認知機能・加齢関連の神経疾患について19件の研究を検討し、抗酸化作用、抗炎症作用、神経保護などが認知機能との関係で議論されています。

つまりエルゴチオネインは、酸化ストレスから体を守る仕組みを考えるという視点で注目されている成分なのです。

中高年が気になる「記憶力」とエルゴチオネイン

年齢を重ねると、

「人の名前が思い出せない」

「何をしようとしていたか忘れてしまう」

「以前より物覚えが悪くなった気がする」

など、記憶力について気になる場面が増えてきます。

もちろん、こうした変化には年齢、睡眠、運動、ストレス、生活習慣など、さまざまな要因が関係します。

その中で現在研究されているのが、エルゴチオネインと認知機能の関係です。

エルゴチオネインは脳に取り込まれることが知られており、抗酸化・抗炎症作用や神経保護などを通じて、脳の健康に関係する可能性が研究されています。

ヒトを対象にした研究でも「記憶・学習」が検討されている

エルゴチオネインについて興味深いのが、動物実験だけではなく、ヒトを対象とした研究も行われていることです。

2024年に発表された二重盲検・ランダム化・プラセボ対照試験では、60歳以上で軽度認知障害のある19人を対象に、エルゴチオネインの摂取が1年間調べられました。

その結果、エルゴチオネインを摂取したグループでは、学習・記憶に関する検査の成績が改善し、神経損傷の指標として研究されているニューロフィラメント軽鎖(NfL)の血中濃度も安定していました。

これは非常に興味深い結果です。

ただし、参加者は19人と少なく、対象も軽度認知障害のある高齢者です。

そのため、「エルゴチオネインを摂れば記憶力が向上する」と一般化することはできません。

現時点では、「エルゴチオネインと記憶・学習能力の関係について、ヒトでも研究が進んでいる」

と捉えるのが適切でしょう。

「記憶力」だけではない。注意力にも注目

私たちの認知機能は、記憶だけで成り立っているわけではありません。

何かを見る。

↓

注意を向ける。

↓

情報を処理する。

↓

記憶する。

↓

必要なときに思い出す。

このように、さまざまな能力が組み合わさっています。

特に中高年になると、記憶力だけでなく、「集中できる」「注意を持続できる」という能力も日常生活では重要です。

そして、日本ではすでに、エルゴチオネインを機能性関与成分とする機能性表示食品が届け出られています。

エルゴチオネインについて、中高年の方の記憶力及び注意力を維持する機能を表示する届出もあります。

これは、エルゴチオネインが「記憶力・注意力」という観点でも研究されてきたことを示す、ひとつの例といえるでしょう。

ただし、機能性表示食品は、事業者が科学的根拠などを消費者庁に届け出る制度であり、国が個別の商品について効果を審査・認定する特定保健用食品(トクホ)とは制度が異なります。

では、アスリートには?

エルゴチオネインは、運動との関係についても研究されています。

運動すると、筋肉は大量のエネルギーを使います。

特に長時間の運動や高強度のトレーニングでは酸素消費量が増え、それに伴って酸化ストレスや炎症反応も生じます。

しかし、酸化ストレス=悪というわけではありません。

運動による適度なストレスは、身体がトレーニングに適応していくためにも重要です。

そのためアスリートにとって大切なのは、酸化ストレスを全部なくすことではなく、運動による負荷と、身体の抗酸化・回復システムのバランスと考えることができます。

エルゴチオネインと運動パフォーマンス

エルゴチオネインについては、運動パフォーマンスや筋肉の回復との関係も研究されています。

2022年の動物実験では、エルゴチオネインを摂取したマウスで、疲労困憊までの走行時間が延長し、運動後の酸化ダメージや炎症関連の指標が低下しました。

ただし、これはマウスを使った研究です。

人間のアスリートにそのまま当てはめることはできません。

2025年のレビューでも、エルゴチオネインは運動による酸化ストレスや回復をサポートする可能性が検討されていますが、運動能力を高める効果については、まだ十分な証拠がないとされています。

つまり、エルゴチオネインを摂れば速く走れるという段階ではありません。

しかし、運動によって生じる酸化ストレスや身体のコンディショニングという観点では、今後の研究が期待される成分です。

アスリートは「筋肉」だけを使っているわけではない

ここが、エルゴチオネインとスポーツを考えるうえで面白いポイントです。

アスリートは、筋肉だけで競技しているわけではありません。

見る。判断する。集中する。反応する。そして、身体を動かす。

特に球技や格闘技、モータースポーツなどでは、瞬間的な判断や注意力がパフォーマンスに大きく関わります。

さらに、ランニングのような持久系競技でも、長時間の運動中に集中力を維持することは重要です。

つまり、アスリートにとって「脳」も重要なコンディショニング対象と考えることができます。

2026年のレビューでは、エルゴチオネインと運動について、酸化ストレス、ミトコンドリア機能、神経保護、認知機能などの観点から今後の研究が検討されています。

一方で、現時点ではエルゴチオネインと運動を組み合わせた場合の認知機能への効果を直接調べた研究はまだありません。

ここは、今後の研究に期待したいところです。

中高年とアスリートに共通する「コンディショニング」

ここまで読むと、中高年の記憶力とアスリートの運動は、まったく違う話に見えるかもしれません。

しかし、共通するキーワードがあります。

それが、「コンディショニング」です。

年齢を重ねれば、脳を含めた身体のコンディションを維持することが大切になります。

一方、アスリートはトレーニングによって身体に負荷をかけ、その後の回復やコンディションを整えていく必要があります。

その両方に関係するのが、酸化ストレスと、それに対する身体の防御システムです。

エルゴチオネインは、抗酸化・抗炎症、脳の健康、認知機能、そして運動との関係など、さまざまな角度から研究されている成分です。

エルゴチオネインは「魔法の成分」ではない

エルゴチオネインには、非常に興味深い研究があります。

しかし、

「飲めば記憶力が上がる」

「飲めば集中力がアップする」

「飲めば運動能力が上がる」

と単純に考えることはできません。

現在の研究から分かっていることと、まだ分かっていないことを分けて考えることが大切です。

現時点で注目されているのは、

  • 抗酸化・細胞保護との関係
  • 脳への取り込み
  • 記憶・学習との関係
  • 注意力との関係
  • 加齢に伴う認知機能との関係
  • 運動による酸化ストレスとの関係
  • 運動後の回復との関係

などです。

そして日本では、エルゴチオネインを機能性関与成分とした機能性表示食品も届け出られています。

だからこそエルゴチオネインは、何かを劇的に変える成分ではなく、毎日のコンディションを考えるときに知っておきたい成分として注目してみる価値があるのではないでしょうか。

食事、睡眠、運動を基本にしながら、必要に応じて栄養を補う。

その選択肢のひとつとして、エルゴチオネインを取り入れてみる。

これからさらに研究が進むことが期待される成分です。

参考文献

Yau YF, et al. Investigating the efficacy of ergothioneine to delay cognitive decline in mild cognitively impaired subjects: A pilot study. Journal of Alzheimer’s Disease. 2024.

The role of Ergothioneine in cognition and age-related neurodegenerative disease: a systematic review. Inflammopharmacology. 2025.

Fovet T, et al. Ergothioneine Improves Aerobic Performance Without Any Negative Effect on Early Muscle Recovery Signaling in Response to Acute Exercise. 2022.

Anserine, Balenine, and Ergothioneine: Impact of Histidine-Containing Compounds on Exercise Performance. 2025.

Wazny VK, et al.Ergothioneine and exercise: A match made in cognitive heaven? Ageing Research Reviews. 2026.

消費者庁「機能性表示食品について」

水PFAS検査の測定結果について

ら・べるびぃ予防医学研究所では水中のPFASを測定する水PFAS検査を先月から開始しています。

先月の測定結果では日本の暫定目標値(50ng/L)を超える水はありませんでしたが、「広島県福山市」の井戸水についてはアメリカの規制値を超える高い結果となりました。

2025年2月の「福山市」の報道を読むと、無関係とは言えないと感じております。

https://www.asahi.com/articles/AST2P3VP2T2PPITB00BM.html

この記事によると2022年~2023年の調査結果ですが、数年経過しても日本の暫定目標値未満ではありますが、他の場所と比べると高い数値です。

この検査は蛇口から出てきた水道水などを採水しているため、より生活に近い水のPFAS濃度です。

4ng/Lをこえた地域(アメリカの規制値:PFOA 4ng/L PFOS 4ng/L)

地域PFAS(ng/L)水の種類
広島県福山市14.2井戸水
三重県鈴鹿市7.1水道水
大阪府摂津市6.6水道水
東京都練馬区5.5井戸水
神奈川県横浜市南区4.0水道水
※水道水、井戸水のみの測定結果です。

日本の暫定目標値:50ng/L(PFOAとPFOSの合算値)

水PFAS検査の検査結果はPFAS検出状況MAPに反映されますので、全国のPFAS値が確認でき、ご自分の地域が他と比べて高いのか、低いのか確認が出来ます。

※検査結果がない地域もございます。一度でも水PFAS検査をお受けいただくとPFAS検出状況MAPをご覧いただくことが可能です。

【出版】自閉症児の体内ミネラルの不均衡

ら・べるびぃ予防医学研究所で顧問を務める安田寛(薬学博士)の本が出版されました。

Imbalances of Body Minerals in Children with Autism

ー自閉症児の体内ミネラルの不均衡ー

安田の長年にわたる亜鉛と自閉症児に関する研究の集大成です。

本は英語で書かれたものすが、ご興味のある方はAmazonからお求めいただけます。

概略

自閉症スペクトラム障害(自閉症)や注意欠陥/多動性障害(ADHD)などの神経発達障害と診断される子どもの割合は、ここ数十年で増加しています。例えば、自閉症は50人に1人の割合で子どもに診断されています。

本書の研究論文は、特に0-3歳の自閉症障害のある子どもたちにおける、必須ミネラルである「亜鉛とマグネシウム」の欠乏と一部の有害金属の負荷に注目しています。これは、神経発達障害とその治療において「乳児期の時間枠」または「人生最初の1,000日(受胎後1000日)」と呼ばれる重要な期間の存在を示しています。

第1章では、安田らが1,967人の自閉症児(0-15歳の男児1,533人、女児414人)の毛髪中の亜鉛濃度を調べたメタロミクス研究の結果を示し、584人(29.7%)が亜鉛欠乏症に苦しんでいることを実証しています。0-3歳の乳幼児グループにおける亜鉛欠乏の割合は、男児で43.5%、女児で52.5%と推定されています。これらの発見は、乳幼児期の亜鉛欠乏が自閉症の病因にエピジェネティックに寄与していること、そして栄養学的アプローチがその予防と治療に新たな希望をもたらす可能性があることを示唆しています。

第2章では、自閉症障害のある1,967人の子どもたちの毛髪中の26種類の微量元素濃度を調べています。584人(29.7%)が亜鉛、347人(17.6%)がマグネシウム、114人(5.8%)がカルシウムで欠乏していることがわかりました。他の必須金属では2.0%以下でした。ミネラル欠乏の発生率は0-3歳の乳幼児で高く観察されました。一方、339人(17.2%)がアルミニウム、168人(8.5%)がカドミウム、94人(4.8%)が鉛の高負荷に苦しんでおり、水銀とヒ素の負荷は2.8%以下でした。これらの発見は、乳幼児期の亜鉛とマグネシウムの欠乏や有害金属の負荷が、自閉症障害の環境要因としてエピジェネティックに主要な役割を果たしているように見え、メタロミクスアプローチが神経発達障害の早期スクリーニングと予防につながることを示唆しています。

第3章では、1,967人の自閉症児(0-15歳の男児1,533人、女児414人)のメタロミクス研究の結果をまとめ、乳幼児期のミネラルバランスの乱れ(亜鉛とマグネシウムの欠乏、アルミニウム、カドミウム、鉛、水銀、ヒ素などの有害金属の高負荷)の自閉症の病因におけるエピジェネティックな役割についての最近の理解の進展を議論しています。したがって、メタロミクス分析は自閉症児の早期評価と介入に有用であると期待されています。重度の亜鉛とマグネシウムの欠乏、有害金属の負荷、ナトリウム/カリウムのアンバランスなど、様々なミネラルバランスの乱れに苦しむ個人の典型的な自閉症メタローム・プロファイルが図で示されています。

第4章では、77組の子供/母親ペアのボランティアグループを対象とした別のメタロミクス研究論文を報告しています:「乳幼児/子どもとその母親における有害金属負荷の評価のためのメタロミクス分析:早期評価と介入が不可欠」が引用されています。子どもの水銀濃度は母親と同程度で、子どもと母親の間に高度に有意な密接な相関が観察されました。鉛、カドミウム、アルミニウムについては、子どもの平均蓄積レベルは母親の約3倍高く、一部の個人、特に乳幼児では母親の数十倍高いレベルでした。対照的に、亜鉛やマグネシウムなどの一部の必須金属は母親よりも有意に低く、29人(37.7%)の子ども被験者が亜鉛欠乏と推定されました。さらに、子どもたちにおいて亜鉛と鉛の間(r = -0.267、p = 0.019)、マグネシウムとヒ素の間(r = -0.514、p = 0.0001)に有意な逆相関が観察されました。乳幼児における有害金属の高負荷と拮抗作用のある必須金属の欠乏は深刻な懸念事項であり、そのような被験者に対する早期評価と介入が彼らの神経発達と健康に有益であると考えられます。

第5章では、2,550人の自閉症児を対象とした最近のメタロミクス研究に基づく展望論文「神経発達障害の早期評価と個別化介入のためのメタロミクス分析」(2022年発表)を引用しています。この総説論文は、メタロミクス研究の決定的な発見をまとめ、神経発達障害の病因における乳幼児期/胎児期の様々なミネラルバランスの乱れ(亜鉛とマグネシウムの欠乏、有害金属の負荷だけでなく一部の必須金属の過剰)のエピジェネティックな役割についての理解を深めています。個々の子どもにおける様々なミネラルバランスの乱れ(または恒常性の乱れ)の早期評価と介入が、近い将来、神経発達障害および併存する免疫障害の証拠に基づく個別化治療への道を開くことを期待しています。

付録
第6章「乳幼児と高齢者は亜鉛欠乏になりやすい」
亜鉛のヒトの健康にとっての重要性は1960年代初頭から認識されていますが、今日、先進国では亜鉛欠乏についてあまり懸念されていません。この研究では、28,424人の日本人被験者(女性18,812人、男性9,612人)の毛髪中の亜鉛濃度を測定し、1,754人(6.17%)が対照参照範囲の2標準偏差(86.3 ppm)以下の亜鉛濃度を示し、亜鉛欠乏症と判定されました。成人の亜鉛欠乏の有病率は加齢とともに増加し、80代で最大19.7%に達し、90歳以上では3.4%に減少しました。0-4歳の乳幼児における亜鉛欠乏の割合は、男児で36.5%、女児で47.3%でした。これらの発見は、乳幼児と高齢者が亜鉛欠乏になりやすいこと、そして亜鉛欠乏への介入が正常な人間の発達、健康、長寿にとって必要であることを示唆しています。

第7章「有害金属の2つの年齢関連蓄積プロファイル」
乳幼児から高齢者までの28,424人の日本人被験者の毛髪サンプルにおける5種類の有害金属濃度をICP-MSで測定しました。毛髪の水銀濃度は、両性において高度に有意な年齢相関増加(r = 0.341、p 女性)を示しています。ヒ素も水銀と同様の蓄積プロファイルを示し、成人における年齢依存性と性差が見られました。対照的に、カドミウム、鉛、アルミニウムは別のタイプの蓄積プロファイルを示しました:両性において0-3歳の乳幼児で最も高い負荷レベルが観察されました。さらに、カドミウムは高齢女性に蓄積する特性を持ち、年齢依存性(r = 0.134、p 男性)が見られました。これらの発見は、有害金属がその蓄積プロファイルに基づいて2つの家族に分類されること、そして成人で年齢依存的に蓄積する水銀、ヒ素、カドミウムの3元素が加齢過程で役割を果たし、それらの高負荷が加齢の加速につながる可能性があることを示唆しています。加齢の分子的・細胞的メカニズムのさらなる理解は、高齢者の医療ケアを改善するだけでなく、加齢プロセスを遅らせるための実現可能な解決策を見出す希望をもたらす可能性があります。

新プロジェクト始動!~管理栄養士が食生活をアドバイス

管理栄養士に日ごろの食事を分析してもらい、食生活のアドバイスをしてもらおう!

という新しいプロジェクトが進行中です。

まずは私の食生活を分析してもらったのですが、目からうろこのアドバイスをたくさんいただきました。

これは絶対にいいプロジェクトになる!

たくさんの方の健康をサポートする、いい企画になる!

と、強く強く確信しました。

私を感動させてくれた管理栄養士は、佐藤彩香さん。

佐藤さんは、東京オリンピックの競泳強化選手やプロスポーツ選手をはじめ、ダイエットや体質改善指導など、一万人を超える人たちと関わってきた方です。

どんなプロジェクトになるかは、また後日お知らせします。

管理栄養士 佐藤彩香さん

経歴
企業や保育園で栄養カウンセリング、献立作成、栄養計算、店舗運営を経験し、その後独立。
実践型の栄養サポートを行い、プロアスリート~スポーツキッズはもちろんダイエット希望や体質改善希望の方など累計一万人を超える人々と関わる。
現在はアスリート栄養サポート、専門学校非常勤講師、セミナー講師、レシピ開発なども行いながら、「あなたのかかりつけ栄養士」として活動。

所属学会
日本栄養士学会
日本スポーツ栄養学会

メディア歴
テレビ朝日「スーパーJチャンネル」
トライアスロン雑誌「lumina」
ヨガジャーナル

講演歴
東京家政短期大学部 栄養科
中央大学水泳部 
東京ヴェルディ ジュニアユース
武蔵野大学 アメリカンフットボール
京都大学 ラクロス部
水戸ホーリーホック サッカー
HONDA 女子ソフトボール
など

・佐藤彩香オフィシャルサイト
・インスタグラム
・X(旧ツイッター)

そんな佐藤さんに、レシピを3つ、紹介していただきました。

〜秋の香り〜鮭とさつまいものソテー

血糖値のコントロールは、生活習慣病の予防や、精神的な不安定を回避、アンチエイジングなど様々なメリットがあります。食事の1番最初に副菜や汁物から食べることで、野菜や海藻やキノコ類に多く含まれる食物繊維をとれるので、血糖値のコントロールがしやすいのですが、毎日副菜や汁物を用意するのも大変かと思います。そんな時は主菜となるもので食物繊維がしっかりとれるおかずがおすすめです。秋に旬のキノコ類のエリンギやさつまいもは食物繊維が豊富です。甘味を出す際の砂糖も、上白糖ではなく、甜菜糖を使用して、血糖値を緩やかに上がる味付けにしております。
また、鮭はたんぱく質やビタミンD、カルシウムなどの栄養だけなく、アスタキサンチンなどの抗酸化栄養もとれます。アスタキサンチンは、血糖値のコントロールやインスリン抵抗性の改善に効果があると言われており、おすすめです。

材料(2人分)

鮭の切り身2切
さつまいも100g
エリンギ4本
小麦粉少々
塩胡椒少々
酒大さじ1
甜菜糖大さじ1
みりん大さじ2
醤油大さじ2
バター20g

作り方

①さつまいもは5−8ミリほどの厚さの半月切りし、水にさらしてアクを抜きをする。
②水気を切って耐熱容器に移し、600Wの電子レンジで2分ほど加熱しておく
③エリンギは食べやすいサイズに切る
④鮭は1切れを3等分して、水気を切り、塩胡椒と小麦粉をまぶしておく
⑤フライパンに10gのバターをひいて、4を焼く。両面に焦げ目がついたら、酒を入れて蓋をして蒸し焼きにする
⑥5を別の皿に移しておく
⑦同じフライパンに10gのバターをひいて、さつまいもとエリンギを炒める
⑧7に6を入れて合わせ、◯の調味料を入れて、水分を飛ばすように絡めながら炒め完成

かぼちゃとナッツのサラダ

かぼちゃやくるみに含まれているビタミンEは、抗酸化作用を持ちます。体内で酸化が強まると細胞や組織に悪影響を及ぼし、免疫力が低下するので、抗酸化に長けているビタミンEを積極的に取れるサラダは、この時期にとてもおすすめです。
またかぼちゃ、くるみ、レーズンには、食物繊維が豊富で、腸内環境を整えてくれます。味付けにヨーグルト を使用しており、ビフィズス菌をとれるのが嬉しいメニューです。

材料(4人分)

かぼちゃ1/8個(150-200g)
くるみ15g
レーズン15g
☆プレーンヨーグルト大さじ2
☆きび砂糖小さじ2
塩胡椒適量

作り方

①かぼちゃを一口サイズにカットして耐熱容器に入れて、500wで4-5分加熱し、火を通す、その後ボウル でにうつしてマッシュしておく(熱いうちの方がマッシュしやすいです)
②くるみを包丁で粗めに刻む
③☆と1、2、レーズンを入れ合わせて、最後に塩胡椒で味を整え、完成(冷蔵庫で冷やすとより美味し いです)

切り干し大根のパリパリサラダ

食欲の秋。ついつい食べすぎてしまう方向けに食べ応えのあるサラダで栄養をとっていきましょう!切り干し大根のパリパリ食感はつい癖になるようなサラダで、満足度が高いです。また食物繊維の含有量も高いので、よく噛んで食べることで、過食を抑えることもできます。塩麹で味付けをすることで、発酵食品も一緒にとれるのは腸内環境のアプローチもできて非常に嬉しいポイントがたくさんです!

材料(4人分)

ツナ(水煮)50g
切り干し大根(乾燥)50g
にんじん70g(半分)
ほうれん草100g(1袋の半分)
☆塩麹大さじ1
☆顆粒だし小さじ1/2
☆ごま油大さじ1/2
☆いりごま大さじ1/2

作り方

①切り干し大根は水で戻し、2、3回水で洗って、水気を絞る
②にんじんは皮をむいて千切りにして沸騰したお湯で1分ほど茹でて、水気を絞る
③ほうれん草を根元がついたままよく洗い、沸騰したお湯でほうれん草を1分ほど茹でます。
④3が茹で上がったら冷水に取り、3−4センチほどに切り、水気を絞る
⑤1、2、4と水気を切ったツナと☆の調味料を合わせて完成

予医手帳にログインすると、このレシピの栄養成分が見られます。

美容師のハサミは、やっぱりすごかった!

こんにちは。

ら・べるびぃ予防医学研究所です。

相も変わらず不定期更新のブログです。

今日は、ら・べるびぃで新しく導入した電子顕微鏡で撮影した髪の話です。

ご協力いただいたのは、毛髪ミネラル検査や関連会社のビタミンCもお取り扱いいただいている美容室Pelodiasの嶋田さんです。
https://pelodias.com/

嶋田さんとは ら・べるびぃのラボにいらっしゃったときに話が盛り上がりました。
嶋田さんは美容師として活躍されているだけでなく、健康に関して造詣が深く、ご自身で試して良かったものをおススメしている健康マニアでもあります。

そこで、ら・べるびぃの電子顕微鏡の導入にあたり、どのような髪の写真が美容師さんたちに求められているのかご意見をいただこうと嶋田さんに声をかけたところ…

あれよあれよと沢山のご意見をいただけました。
本当にありがとうございます。

まず、いただいたのが、

「美容師がプロ美容師用のハサミで切った髪の断面と、普通の文房具のハサミとの差」です。


今日はこれをご紹介します。

プロのハサミでカット

普通のハサミでカット

全然ちがう!

やっぱりプロのハサミはすごい!
スパっ!
まさに「スパっ!」と切れてますよね!

差があるだろうとは思っていましたが、こんなに歴然と差が出るとは思っていませんでした!
プロすごい!

プロのハサミに比べて普通のハサミで切った毛先のボロボロさ…。
これほど毛先がボロボロになってしまうと、ここから髪が裂けそうです。

カットがうまいというだけでなく、髪を傷めないためにもプロに切ってもらうことが大切なんですね。

今までに、こんな写真を撮影しています。

健康な髪
傷んだ髪

撮影をご希望の方は、こちらからお申込み後、キットをお送りいたします。手順に沿って手ぐしで抜けた髪を数本封筒に入れてお送りください。

撮影データは弊社のオンライン無料サービス「予医手帳」を通してご確認いただけます。

撮影申し込みは、ここをクリック

zoom勉強会「お水をもっと知りましょう!」に寄せられた質問

2021年10月12日、zoom勉強会「お水をもっと知りましょう」を開催しました。
大勢の方にご参加いただき感謝いたします。ありがとうございました。

今回は事前に質問を募集し、勉強会の中で回答しました。
このブログでは、事前にいただいたご質問と、当日いただいたご質問をご紹介します。

(ブログ掲載にあたり、一部内容を加筆修正しています)

また、水ハンドブックでは、下記の質問に該当する内容や、勉強会では話しきれなかった水についての基礎知識を掲載しています。ぜひ、ご利用ください。


Q: 水の1日摂取目安料として、よく毎日2リットルは飲まないといけないと言われますが、個体差を考えた場合、量については個々で様々ではないかと思っています。その際に考慮すべき内容や量の提案の仕方についてあれば教えてください。

➡ 水の必要量の算定方法として出納法と水の代謝回転速度を測定する方法があります。これらの方法を用いた結果によると、水の必要量は生活活動レベルが低い集団で 2.3〜2.5 L/日程度、生活活動レベルが高い集団で 3.3〜3.5 L/日程度と推定されています。しかし、その必要量を性・年齢・身体活動レベル別に算定するための根拠は、いまだに十分には整っていません。
そのため、厚生労働省では、多くのレベルを網羅しているであろう「飲み水から1日1.2Lを」を必要量や推奨量としてではなく、目安量としています。
出典:https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586571.pdf

なお、欧州心臓病学会の年次会議(ESC Congress 2021)では、1日2Lの水が心不全リスクを低下させると発表がありました。
(※すでに心不全を発症している方は、逆に水分を制限しなければいけない場合があります。)
https://nazology.net/archives/95306

Q:水の種類の個々にあった選び方について知りたい。

➡ 体に良い悪いについての判断はできないのですが、料理の種類によって向いている水はあるようです。

一般的に、硬水に多く含まれるミネラル成分は、肉の旨味を閉じ込め灰汁をよく出すため、肉を煮込むカレーやシチューなどに、一方、軟水では出汁の繊細なうまみを引き出すため日本料理に適しているといいます。

また、尿路結石の方や、その予防には、結石の形成を抑えてくれるマグネシウムやカルシウムが豊富に含まれている硬水が適しているといわれています。

https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0022/G0000634/0021
https://medicalnote.jp/contents/160324-014-FS

Q:ウォーターサーバーを選ぶ際の、良し悪しの見極め方について

➡ 装置のメンテナンス、フィルター交換など定期的にやってもらえるか。水の品質や変化がないかなどがチェック項目にあげられます。
また、上置きボトルタイプは停電でも水を使えますが、内部貯蔵タイプはポンプに電気を使用するものが多いので、停電時には使用はできません(機械により内部貯蔵水を電気なしで使用できるのタイプもあります)。
フィルターの種類などは、個人の目的と好みで問題ないと思います。

Q:浄水器でおすすめがありましたら、教えて下さい

➡ 浄水器の定義は、家庭用品品質表示法に基づき「飲用に供する水を得るためのものであって、水道水から残留塩素を除去する機能を有するものに限る」とされています。
つまり、どの浄水器でも水道水の残留塩素を除去することはできるので、それ以外の能力については、利用する水の状態や個人の目的に応じて選んでください。
なお、浄水器に義務づけられている品質表示のうち、浄水能力の内容は下記のとおりです。
遊離残留塩素
濁り(水中浮遊微粒子等の濁りを発生させる物質)
揮発性有機化合物(トリハロメタンなど)
農薬
かび臭
重金属(溶解性鉛)

Q:水を煮沸した場合のトリハロメタンについて

➡ 水道水の消毒用塩素と水中のわずかな有機物が反応してできるトリハロメタンは、発がん性の可能性がある物質として1970年代に問題になりました。
トリハロメタンとは、クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルムの4種類とその合計量である総トリハロメタンを指します。
水道法による水質基準では、生涯にわたり連続して摂取しても健康に影響が生じない水準をもって、基準値が設定されています。

クロロホルムは、トリハロメタンのなかで最も存在比率が高く発がん性の可能性が指摘されていますが、摂取されると体内の酵素によって代謝され、ホスゲンを経て二酸化炭素となり呼気中に排出されます。

水道水に含まれるクロロホルムの量はごくわずかであり、さらに、代謝・排泄がとても速いので体内に蓄積されることはないと考えられています。


それでもトリハロメタンが気になる場合は、水道水を10分以上程度沸騰させ続けトリハロメタンを揮発させることにより除去することができます。
また、浄水器によって除去することも可能です。

Q:お風呂などの塩素対策

➡ 浴槽に0.5gのビタミンC粉末を入れると浴槽内の塩素はすべて中和されます。
なお、一番風呂に入った人により塩素は中和されるので、二番目以降に入るということでもいいかもしれません。

Q:プールやー温泉水などの銅への対策

➡ プールに殺菌のために入れる銅や温泉に含まれる銅は、飲用ではないのでそれほど神経質になる必要はないかと思います。
銅の経皮吸収率については資料が見つけられませんでしたが、気になる場合は、銅と拮抗する亜鉛を十分に摂取していると銅の吸収が抑えられます。

Q:ミネラルだけでは測れない「水」の力にはどんなことがあると思われますか?

➡ 水に含まれるミネラルは、水のごく一部です。
水の役割としては、血液やリンパ液として栄養素や老廃物の運搬と排出、汗や呼気から水を蒸発させることによる体温調整、生命維持にかかせない電解質が溶け込む体液の素となるなど、「水」そのものの役割がたくさんあります。

Q:水素水というのは、某メーカーの家庭用置き型浄水器でも、ちゃんと出来るものなのでしょうか。その水と一般的な浄水器の水どちらが本当は体にいいのでしょうか。

➡ 通常の水素水は電気分解で生成されます。水素溶存計測器か試薬のメチレンブルー(マグネシウム生成は不可)で水素が溶存しているかがわかります。
1気圧で0.3ppmから1.6ppmの範囲で水素が計測できます。水素は非常に小さいので、ペットボトルでは通り抜けてしまいます。保存はアルミ容器が最も水素が抜けにくいとされています。

Q:自宅の水道水は、浄水器無しでも飲めるのか?

➡ 水道水は、浄水場を出た時点では非常にきれいで日本が世界に誇る品質のものです。
しかし、その水を運ぶ水道管は問題が多いので、まずは一度検査をすることをお勧めします。
浄水場の品質が保持されていれば、水道水をそのまま飲むことはまったく体に問題ありません。

Q:水の過剰摂取の弊害があれば教えてください。

➡ 水はほとんどの人で十分に補給されていないという統計があります。
そこで厚生労働省では「健康のために水を飲もう!」という運動を行っています。
しかし、一度に大量の水分(約1.5L以上)を摂取すると、血液中のナトリウム濃度が低下し「低ナトリウム血症」という状態になることがあります。
低ナトリウム血症は、めまいや頭痛、下痢、多尿などの症状が現れ、悪化すると死に至る場合もあります。


水中毒を予防するためには、水分を補給するときに塩分などの電解質を一緒に摂りましょう。
近年では熱中症予防がさまざまなところで推進され、水分を補給するときには電解質のミネラルを一緒に摂取する大切さも広く知られるようになってきました。


なお、スポーツドリンクは日常の水分・電解質補給には十分ですが、熱中症や、発熱や下痢、嘔吐などが原因による脱水状態、高齢者の水分補給、大量の発汗などには電解質濃度が高い経口補水液での水分補給が望ましいといわれています。

Q:ペットボトルの水の選び方について教えてください。

➡ ペットボトルの水=市販のミネラルウォーターは、品質表示のガイドラインにより4つの品名に分類されています。

・ナチュラルウォーター
ナチュラルウォーターは、特定の水源から採水された地下水を原水とし、沈殿、ろ過、加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わないもの。
特定の水源とは、水質・水量において安定した地下水の供給が可能な単独水源のことをいいます。
・ナチュラルミネラルウォーター
ナチュラルミネラルウォーターは、ナチュラルウォーターのうち、地中のミネラル成分が溶け込んでいるもの。
・ミネラルウォーター
ミネラルウォーターは、ナチュラルミネラルウォーターを原水として、品質を安定させる目的などのために人工的なミネラルの調整、ばっ気(空気を水に混入させること)、複数の水源から採水したナチュラルミネラルウォーターの混合等が行われたもの。
・ボトルドウォーター
ボトルドウォーターは、上記の3種類以外で飲むことができる水の総称です。東京都の水道をペットボトルに入れて販売している「東京水」は、中身は水道水ですがボトルドウォーターとして取り扱われます。

ちなみに、ら・べるびぃ予防医学研究所で水道水と市販のミネラルウォーターを検査したところ、水に含まれるミネラルの量は水道水の方が多いという結果が出ています。

したがって、一概にこれがいいということはなく、個人の目的やお好みで選んでください。

Q:炭酸水は体に良いのか?

 炭酸水を飲んだ場合の効果について下記のようなことがいわれているようです。

・血流が良くなり、血圧が下がる(ダイエット効果もある)

炭酸水を飲むと血液に炭酸が入り血中二酸化炭素濃度が高まる。すると酸欠になった状態を回復しようと体は血流を増やし、血管を拡張させる。結果的にエネルギー消費が増え=痩せて、血圧が下がる、という論理のようです。
➡ 論文を探してみましたが、そのような論文は見つけられませんでした。
ネットでは、この効果があちこちで取り上げられていましたが、その出処となる研究について出典を明記してある記事も見つけられませんでした。
したがって、この効果については広く語られていますが、明確なエビデンスがないため分かりません。

・疲労回復

炭酸水素イオンが、疲労物質である乳酸の水素イオンを取り込み、結果的に乳酸を減少させる、という論理のようです。

➡ かつては、乳酸は疲労物質として知られていましたが、今ではそれは間違っていることが分かっています。
つまり、そもそもの前提が違うのでこの効果については懐疑的です。

・整腸効果

➡ 炭酸ガスが腸を刺激し蠕動運動を促進するといわれています。
また、海外ではお腹を壊したときに炭酸の入った飲み物でケアする国も多くあるようです。

・炭酸水は骨や歯を溶かす
➡ 骨や歯を形成するカルシウムは酸に溶けやすい性質がありますが、飲みことで炭酸水が骨に直接触れることはなく、歯については、唾液で酸が中和されるためほどんど影響はないと考えれています。

https://www.healthline.com/nutrition/carbonated-water-good-or-bad#bone-health

まとめると、炭酸水は、水分補給のほかに、シュワっとはじける爽やかな飲み口が楽しめ、整腸効果も期待できる飲料といえそうです。(ここでの炭酸水は無糖のものを想定しています)

Q:エプソムソルトは風呂釜を傷めるのか?

➡ こちらについては、風呂釜のメーカーなどにお問い合わせいただくほうが確実な回答を得られると思いますので回答を控えます。

Q:水質検査では、その水のミネラル状況もわかりますでしょうか?除去できた有害物質がわかる感じの検査なのでしょうか?

➡ 水質検査を、ら・べるびぃ予防医学研究所のおうち水ミネラル検査×2(ダブル)とすると、
おうち水ミネラル検査×2(ダブル)では、2種類の水を測定します。
したがって、検査結果を比較することで除去された物質が推定できます。


おうち水ミネラル検査×2(ダブル)では、2種類の水が検査できます。

例えば水道水と浄水器、ミネラルウォーターと井戸水など、お好きな水を2種類を検査することで普段使っている水にどの程度ミネラルや有害金属が入っているのかを比較することができます。

毎日、何気なく飲んでいる水。
同じ水でも含まれているミネラルには差があること、知ってますか?
水道水には市販のミネラルウォーターに劣らないミネラルが含まれています。

一方、鉛やカドミウム、ヒ素などの有害金属は、水を沸騰させても、氷らせても、含まれている量は減りません。
毎日使う水に何が含まれているのか、検査してみませんか?

もっとも身近な水について44ページにまとめた水ハンドブックをプレゼントしています。


2021年10月1日、関東に接近した台風16号の影響で、東京も大雨となりました。

そのときの雨を集めて測定してみました。

道路の端で雨水を集めました。

ビーカーを会社の窓際に置き窓を開けて雨水を集めていたのですが、吹き込んだ雨で建物の中がびしょ濡れになってしまい怒られてしまいました。

そこで、風で飛ばされないように賞味期限の切れた備蓄用のビスコを重しにし、道路の端に置いて雨水を集めました。

あっという間にこれくらい溜まったので測定します。

2回測定し、それぞれpHは6.08と6.03でした。ほぼ同じです。

水道水のpHの平均値は7.4なので、やや酸性です。

硬度は1.0。超軟水です。

水は、地上に落ち、岩盤や土壌のミネラルを取り込むので、雨水がカルシウム、マグネシウムをほとんど含まない超軟水なのは納得です。

参考に、上部で記載した水道水と市販のミネラルウォーターの硬度表をもう一度載せておきます。

ミネラル検査の推奨栄養素が食事摂取基準2020年度版にバージョンアップ!!

知ることから始まる健康生活

厚生労働省が策定した「日本人の食事摂取基準」が2020年に変わりました。

食事摂取基準は国民の健康の保持・増進、生活習慣病の予防のための、エネルギーおよび栄養素の摂取量の基準を示すものです。簡単にいうと日本人が、健康や成長のために、何をどれだけ食べればいいのかを示しています。

その内容を毛髪・爪ミネラル検査数値から導き出した推奨栄養素に反映させました。

日本人は、塩分をとりすぎている?

2020年1月14日に公表された「2018年国民健康・栄養調査結果」によると、日本人の食塩摂取量の平均は、男性11g、女性9.3gです。 10年間でみると減少しているものの、今回設定された目標値と大きくかけ離れています。 世界保健機関(WHO)では、すべての成人の減塩目標を5gとしており、欧米のいくつかの国では、高血圧の方だけでなくすべての人に6g未満を推奨しています。

塩蔵食品を毎日のように食べている人は、食べていない人にくらべて胃がんのリスクが高くなることが研究で明らかになっています。 塩分(ナトリウム)は体に必要不可欠な栄養素ですが、取りすぎには注意しましょう。

 

gooニュースより抜粋

 

2020年12月15日のオンライン座談会に寄せられた質問にお答えします。

「毛髪ミネラル検査についてお話します」も3回目を数えました。

初めて毛髪ミネラル検査を受けた方、これから受けようとしている方向けにお話しています。

ご出席者の中には博学な方もいらっしゃり、次回はもう少しマニアックな内容でお願いしますとのご要望もありました。

マニアックな座談会も別途開催できればと思っていますので、そちらもお楽しみに!

それでは、12月15日のオンライン座談会「毛髪ミネラル検査についてお話します」に寄せられたご質問にお答えします。

〇Q&A

(ブログ掲載にあたり、一部内容を加筆修正しています)

・ミネラルの数値が高値の方などは病院で検査してもらった方がいいですか?

➡検査結果表のグラフが高値注意を振り切ってしまうような高値の場合は、キレーション療法などを実施している病院やクリニックの受診をお勧めします。

グラフの範囲内で高値の場合は、まず食生活をはじめ生活習慣、生活環境を見直し、解毒(デトックス)を促す栄養素を十分に補給します。
その際、必須ミネラルも有害金属と同時に排泄されてしまうので、いつもより必須ミネラルの摂取にも気を配ってください。

6か月後に再検査し、デトックスの効果を確認してください。

・爪の白い部分が小さいということは、ミネラル不足と関係ありますか?

➡爪の白い部分は「爪半月」と呼ばれています。

爪は、爪母で作られたばかりのときは水分を多く含み不透明で白くなっています。
つまり、爪の赤ちゃんのような状態です。
これが爪半月の部分です。

それが指先に押し出されるに従い、水分が少なくなり透明になってきます。

爪半月が大きいということは、爪が伸びるのが早いということになります。
このスピードは、指に流れる血液量に影響を受け、多いと成長が早くなり、少ないと遅くなります。

一般的にこのスピードはほとんどの場合、遺伝により決まっているそうです。
ちなみに代謝速度に比例するので、加齢とともに爪半月も小さくなっていきます。

爪半月と健康についての医学的根拠はありません。以前まで爪半月が見えていたのに急に見えなくなった、などの場合は何らかの代謝が抑制されている可能性があります。そこにミネラルがかかわっている可能性はあるかと思いますが、詳しいことは不明です。

・亜鉛の取りすぎで銅不足になるということですが、銅鍋の使用などによる銅の取りすぎでは、逆に亜鉛不足になりますか。

➡銅鍋でどれほど銅が漏出するかは不明ですが、銅が大量に漏出していた場合は可能性としてあり得ると思います。

・どのくらいの間隔で検査すればいいですか?

➡毛髪ミネラル検査に限らず、検査は継続して受けると、より今の状態を把握できます。

今の検査結果が上昇傾向中の中の一点なのか、それとも下降傾向なのかを把握することが大切です。
検査結果に基づき生活を改善すると、約3ヶ月間は検査結果の有害金属値が上昇する傾向になります(個人差があります)。
これは、体内に溜まっていた有害金属が排泄されるようになったためです。

そこで、生活改善の結果を早く知りたいという方は3か月、デトックスされて有害金属値が下がった結果を期待するのでしたら6か月を目安に再検査をお勧めします。
特に生活状況に変化がない場合は、ご自分のカラダの現状を認識しておくために1年に1度の検査をお勧めします。

・リチウムの検査値がが異常に高かった友人がいたのですが、考えられる原因は何ですか?
➡薬または汚染された水や土壌の影響があるかと思われます。

メールでもご質問を受け付けています。

お気軽にご連絡ください。

 

2020年12月8日のオンライン座談会に寄せられた質問にお答えします。

12月8日のオンライン座談会「毛髪ミネラル検査についてお話します」に寄せられたご質問にお答えします。

前回、ホワイトボードの字が見づらいというご指摘をいただき、今回から黒板を使用しています。
黒板の方が光が反射しないため字が読みやすくなったようです。

それでは、Q&Aです!

〇いただいたご質問

(ブログ掲載にあたり、一部内容を加筆修正しています)

・検査に使う髪は、どのくらいの量が必要ですか?どのあたりの髪をとればいいですか?

➡なるべく根元から3cmを切ってください。
根元から3cmが、およそ現在から3ヶ月間の毛髪になり、検査結果も直近の3か月を反映したものとなります。

量は0.1g必要です。 持った時の感触だとつまようじ3本分程度、本数でいうと5,60本になります。
検体袋に目安の枠線が記載されています。そちらも参考にしてください。

採取する場所ですが、後頭部の髪をめくったあたりが外的影響も少なく、切った跡が目立たないのでおススメしています。

・毛髪ミネラル検査は、定期的に受けたほうがいいのですか?

➡1回だけの検査では、十分とは言えません。
なぜなら、その検査値が以前より上昇傾向にあるのか?それとも下降傾向なのかを見ることが大切だからです。

検査結果に基づき生活を改善すると、約3ヶ月間は検査結果の有害金属値が上昇する傾向になります(個人差があります)。
これは、体内に溜まっていた有害金属が排泄されるようになったためです。
そこで、生活改善の結果を早く知りたいという方は3か月、デトックスされて有害金属値が下がった結果を期待するのでしたら6か月を目安に再検査をお勧めします。
特に生活状況に変化がない場合は、ご自分のカラダの現状を認識しておくために1年に1度の検査をお勧めします。

・毛髪ミネラル検査の基準値ってどうやって決めているのですか?見直すことはあるのですか?

➡日本人4000人分のサンプルを用い統計データをとり、標準偏差という分布から基準値を決めています。
どこの検査会社でも基準値はこの方法で作られています。

基準値は、2年に一度、改訂すべきか社内で見直します。今年は検査のリニューアルもあり基準値を変更いたしました。

・ナトリウムが要注意で高値ですが血圧は高くないです。どちらかというと低血圧です。排出しているということですか?

➡ナトリウムの場合、塩分の摂りすぎよりもストレスが要因で検査数値が変化する傾向があります。
ストレスが大きいと体内でナトリウムを保持しようとします。
その結果として毛髪中のナトリウムが高くなることは考えられます。

 

・毛髪ミネラル検査と血液検査の分かることは違いますか?

➡血液中のミネラルは即時的な情報を得るため、毛髪は長期的(約3か月間の平均値)な情報を得るため検査です。

血液検査は電解質以外のミネラルは通常測定しません。
血液中の電解質の濃度は生命維持の重要な役割があるため、常に一定の濃度を保つような機能があります。
この恒常性(ホメオスタシス)と言われる機能があるため、血液中の電解質(ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム)の値は一定です。逆に言えば、これが一定ではない場合は治療が必要な状態なので、血液検査で電解質を測定しているのです。

・カドミウムが振り切る勢いで、マンガンとバナジウムが要注意ですが、自己分析でサプリで解毒は危ないでしょうか?亜鉛値は普通です。カドミウムは高値注意で高いです。

➡亜鉛とカドミウムがどちらも高値の場合、カドミウムを排泄している可能性があります。亜鉛が標準値だということだと、カドミウムを含む何かを日常的に摂取しているまたは、亜鉛が足りていない可能性があります。

・「糖尿病」の非常識」という本の中で、クロムなどのミネラルの不足により糖尿病が発症するので、クロムの摂取によって糖尿病は治るということが述べられていますが、どう思われますか?

➡アメリカの医学雑誌で糖尿病患者では足の爪のクロム値が低かったという報告がありました。
また、クロム摂取により耐糖能が改善したとの報告もあります。
そのためクロム欠乏に起因するのであれば、クロムの摂取により改善することが考えられますが、まだ明らかにはなっていません。今後の研究が待たれるところです。

次回も同じテーマ「毛髪ミネラル検査についてお話します」で開催します。

事前のご質問も受け付けていますのでお気軽にメールでお送りください。

オンライン座談会に寄せられたご質問にお答えします。

昨日、オンライン座談会「毛髪ミネラル検査についてお話します」を開催しました。
初心に帰り、毛髪ミネラル検査とは?なぜ毛髪なのか?ミネラルとは?有害金属とは?など、基本的な話をさせていただきました。

開催しておきながら不勉強で手際の良くない部分も多く申し訳ないのですが、感染拡大防止と、どこからでもご参加いただける手軽さがいいなと思っております。

今回は、26名様の方にご参加いただきました。
といっても、ちらっと画面を確認した時の人数なので、あっているか自信がありません。。

zoomって人数を記録できるのでしょうか??

それでは、昨日の座談会を振り返ります!

〇本日の反省点

・ホワイトボードの文字が見にくいというご指摘をいただきました。

➡ご指摘ありがとうございます。どうやら白色が光を反射し文字が見えにくくなるようなので、黒板シートを購入しました。次回はくっきりした文字をご覧いただけるようになるかと思います。字が汚いのは、、、ご容赦ください!

・質問コーナーがかなり駆け足となってしまいました。

➡話す内容をまとめて、質問コーナーをしっかりと設けたいと思います。

〇いただいたご質問

(文章にするため、少し加筆をしております)

・ら・べるびぃ予防医学研究所のミネラル検査の基準値は国際的な基準値とは違うようですが?

➡毛髪中元素の国際的な基準値はありません。
ただし、水銀に関してはWHO(世界保健機構)と国立水俣病センターが毛髪中の水銀濃度による健康被害の指標を作成しています。

つまり、毛髪中の元素の基準値は、世界各国の各検査会社がサンプルを集めて作成したものです。
海外と日本では食生活、生活習慣が異なるので、日本人で制定した基準値と海外の検査会社の基準値とは異なります。
ら・べるびぃ予防医学研究所の基準値は、日本人のデータを集めて作成された日本人の基準値となります。

・坊主スタイルで毛髪を送ることができない方はどうすればいいですか?

➡短い場合でも量があれば測定できるので、バリカンなどで採取した髪の毛を数回分ためてください。

➡体毛で測定できませんか?
測定は可能ですが、基準値は毛髪によるものです。
体毛は伸びる速度や代謝されるミネラルが毛髪とは差異がある場合があります。
したがって、体毛での検査はあくまで参考値となります。

または、半年ほど前のデータとなりますが、爪ミネラル検査で行う方法もご検討ください。

・キレート点滴などによる効果
➡尿中誘発試験ではEDTA点滴は有害金属の排出が確認されています。ただし、有害金属以外のミネラルも排出が高まると考えられますので、必須ミネラルの補充が必要です。

・カルシウムとリンが高値でした。
➡カルシウムはパラドックスミネラルと言われています。
ホルモンバランスや腎機能の低下などによってカルシウムの体外への排出が過剰に起きたり、食品からのカルシウム摂取が足りなかったりして血液中のカルシウム濃度が低くなると、体は骨を溶かして血液にカルシウムを供給します。
これを「骨吸収」といいます。
そのため、体内で必要なカルシウムは不足しているのに、血中濃度や毛髪中の濃度が高くなる場合があります。
これが、パラドックスミネラルと言われる所以です。

リンについては必須ミネラルであり、肉などさまざまな食品に含まれているため不足については気にされる必要はありません。
過剰については、リン酸塩が多く使われている加工食品やスナック菓子などをよく食べる方は、リンがカルシウムの吸収を阻害する懸念がありますので摂取を控えましょう。

・お米を洗う方法?聞き取れなかったのでもう一度教えてください。
➡こちらをご覧ください。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0048969720368728

手順こちらに記載されています。
https://nazology.net/archives/72787

1.新鮮な水を鍋で沸騰させる(お米1カップにつき水4杯)
2.沸騰したお湯にお米を入れて5分間湯がく
3.お湯を捨て、米の水気を切る(このときにヒ素が除去される)
4.新鮮な水を通常の分量入れ直す
5.弱火〜中火で炊飯し、お米が新鮮な水を吸収するまで炊き上げる

但しこの方法は弊社で試したわけではございません。
近々、実験を行い、結果をブログ等でご報告したいと思います。

・ヒ素はどんな調理器具に含まれるのでしょうか?
➡調理器具にヒ素が含まれているというのは聞いたことがありません。

・米のヒ素についてですが、身体から排出する食材や栄養素はあるのですか?ヒ素は汗や便で出て行くのですか?
➡ヒ素は生体内での半減期は1週間から2週間ほどと他の有害金属に比べ短いです。
毛髪ミネラル検査においてはカルシウムやマグネシウムと反比例する傾向があるため、カルシウムやマグネシウムをしっかり摂ることが結果的にヒ素の排出を促すと考えられます。

・日常的に予防できることとして、避けるべき調理器具はどのようなものですか?
➡古くなったアルミの鍋などで酸・アルカリの強いものを熱すると溶出がしやすくなると考えられます。

・外でのバーベキューや落とし蓋がわりにアルミホイルを使うことはどうでしょう?
➡アルミニウムの溶出が考えられます。頻繁な使用はお勧めしません。

・アルミニウムでお魚を焼くのも、アルミ摂取になってしまいますか?
➡アルミニウムの溶出が考えられます。
熱の温度が高いほど、また調理時間が長いほど食材のアルミニウム値が上昇します。

・ホッカイロからの皮膚吸収などはどうですか?
➡申し訳ございませんが、わかりません。

・酵素ジュースの話のところで、たんぱく質は熱を加えると変質するとの事ですが、過熱した魚(煮魚や焼き魚)ではたんぱく質が摂れないということでしょうか?
➡タンパク質は摂取できます。
タンパク質は問題ありませんが、加熱するとほとんどの酵素は、酵素として代謝を促す働きが失活します。
市販されている酵素ジュースは清涼飲料水のため、衛生上、熱処理を行わなければならないため、酵素の働きが失活していると考えられます。
ただし、酵素ジュースは作る際に多くの野菜や果物から作るため、酵素以外の栄養素を補給するための栄養ドリンクとして摂る分には良いかと思います。
「酵素が働いて~」や「体内の酵素を増やす~」などという広告のうたい文句は正しくありません。

・ナトリウムとカリウムが異常に多かったのですが、それぞれは逆相関の量的関係にありそうなのに、不思議です。どうしてなのか、、、なにか悪いことはありますか
➡異常に高い場合はストレス反応が過剰である可能性が考えられます。

・リチウムが高かったのですがどんな対策をとればいいでしょうか?
➡リチウムの汚染源を突き止めることが対策となるかと考えます。普段飲まれている飲料水や食べ物、お薬などをご確認ください。
水が疑わしければ、水の検査を行うことも可能です。

次回のオンライン座談会も奮ってご参加ください。

事前のご質問も受け付けていますのでお気軽にメールでお送りください。