今回は、脂肪酸についてです。
脂質・中性脂肪・コレステロール・不飽和脂肪酸・飽和脂肪酸・トランス脂肪酸
なんとなく分かっていても、その違いを説明するとなるとなかなか難しいこれらの違いが分かりやすく解説されています。
トランス脂肪酸については、日本人のトランス脂肪酸の平均的な摂取量は1%未満と諸外国に比べて低いということで、日本では規制の対象になっていませんが、あくまで「平均的な日本人」となっている点に注意が必要です。
さらに、ヨーロッパでは、トランス脂肪酸の摂取量が多いほど、子どもの喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎の発症率が高いことが報告されているとのこと。
やはり、トランス脂肪酸は摂らないようにしたほうが良さそうです。
一方、オリーブオイルや魚に含まれる油に関しては今のところ悪い報告はなく、健康に良いとする強いエビデンスも備えています。
床ポカポカが高血圧、糖尿病リスクを減らす
さらに、室温が低い住宅では、骨折やねんざなどが増える傾向も見られたそうです。
室内の寒暖差による高血圧というのは、比較的よく知られていますが、室内の寒さはそれ以外にもリスクがありそうです。
まだまだ寒い日が続きます。
室内(特に床!)を暖かくしてお過ごしください。
参考記事『床ポカポカで高血圧の通院減る 室温が健康に影響』毎日新聞2019年1月29日 09時40分(最終更新 1月29日 11時31分)
科学者が語るビタミンCと老化の深い関係 DVD発売開始!
2018年11月に開催された第6回予防医学セミナー『科学者が語るビタミンCと老化の深い関係』がDVDになりました。老化制御(アンチエイジング)を専門に長年研究を続け、ビタミンC研究の第一人者として知られる石神先生が登壇。知られざるビタミンCの話を科学者の視点から語っています。
科学者が語るビタミンCと老化の深い関係 紹介動画
Disc 1 : 52min
加齢・老化とは?
ビタミンとは?
ビタミンCの発見
ビタミンCの働き
ビタミンCと老化
Disc 2 : 59min
皮膚とビタミンC
ビタミンCの不足
COPD患者の血中ビタミンC濃度
がんとビタミンC
ビタミンCは大量に消費される
ビタミンCの摂取方法
質疑応答
インフルエンザの空気感染リスク
国立感染症研究所は、全国に約五千の定点医療機関から報告される患者数の集計を行っていますが、13日までの1週間に報告されたインフルエンザ患者は前週の3倍近くにまで増加したと発表しています。
患者数の急増にともない、インフルエンザ感染は「注意」レベルから「警報」レベルに引き上げられました。
インフルエンザは飛沫感染(くしゃみや咳による感染)や接触感染(ウイルスが付着したものを触った手指から感染)によって感染すると考えられていました。
しかし、最近の研究では、インフルエンザ患者の吐く息にもウイルスの存在が確認され、患者がくしゃみや咳をしていなくてもその呼気によって感染する空気感染が起こり得るとされています。
こまめな換気
手洗いやうがいは予防に効果がないと言われたりもしますが、少なくとも接触感染を防ぐ効果はありそうです。
そして何よりも体の免疫力を上げること。
ビタミンCや緑黄色野菜をたっぷり摂り、しっかい休養をしましょう。
それでも感染したかな?と思ったら、自分のためにも周りを感染させないためにも、できるだけ自宅で静養して人との接触を避けたほうがいいかもしれません。
発達障害を克服する デトックス栄養療法
私のささやかな新年の目標は、「緑黄色野菜と魚の摂る量を、今までの倍にする」というものです。
You are what you eat. あなたはあなたが食べたものでできている。
「忙しくて…」を言い訳せず、ゆるゆると取り組んでいこうと思っています。
皆さまも何か一つ、健康のための取り組みを一年の計に加えられてはいかがでしょう。
さて、今回は、書籍のご紹介です。
発達障害を克服する デトックス栄養療法
著者の大森隆史先生は、2018年8月から毛髪ミネラル検査プレミアムのアドバイスドクターとして活躍されています。
大森先生は、体内に蓄積した有害重金属を排泄し必須ビタミン・ミネラルを補給するデトックス栄養療法で、長年、発達障害の治療に取り組み、成果を上げてきました。
1000名以上の子どもたちと向き合い、そのご家族と二人三脚で治療にあたってきた大森先生が提唱する治療法が分かりやすく解説されています。
有害金属やリーキーガット、牛乳、小麦などが体に与える影響についても解説されているので、発達障害のご家族を持つ方ばかりでなく、食べ物と体の関係についてもっと知りたいという方にもお勧めです。