髪の毛10本から6つのミネラルを分析する【からだミネラル検査ジュポン】をリリースしました

いつも、ら・べるびぃ予防医学研究所をご利用いただき、ありがとうございます。

このたび、髪の毛10本から6つのミネラルを分析する新しい検査、「からだミネラル検査ジュポン」をリリースいたしました。

分析するのは、

  • カリウム
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • 鉄
  • 銅
  • 亜鉛

の6つのミネラルです。

「もっと少ない髪の毛で検査できたら」

これまで、当研究所の毛髪ミネラル検査では、髪の毛を100本程度ご用意いただいていました。

29~34項目のミネラルや有害金属をまとめて分析できるというメリットがある一方で、

「髪の毛を100本も取るのはちょっと……」

と、検査をためらわれる方もいらっしゃったと思います。

私たちは、もっと気軽に自分の身体に興味を持ってもらえる検査ができないかと考えてきました。

その一つの答えが、髪の毛10本でした。

10本なら、長い髪の方だけでなく、短い髪の方でもご用意いただきやすくなります。

「ちょっと自分のミネラルを見てみたい」

そんな気持ちからでも、検査を始めていただけるように。

できるだけハードルを下げ、まずは自分の身体を知るきっかけになってほしい。

そんな思いから生まれた検査です。

なぜ「ジュポン」なのか

商品名を考えるとき、私たちらしい名前にしたいと考えました。

当研究所の「ら・べるびぃ(la bellevie)」は、フランス語の「la belle vie」から名付けています。

「よりよい人生」という意味です。

自分の身体について知ること。

自分の身体に興味を持つこと。

それは、よりよく生きていくための一つのきっかけになると、私たちは考えています。

そこで今回、どこかフランス語のような響きがあり、なおかつ、この検査の特徴を一言で表せる名前はないかと考えました。

そして生まれたのが、「ジュポン」です。

10本。

髪の毛10本から検査することを、その名前に込めました。

「ジュポン」という名前を聞いたときに、

「あ、10本なんだ」

と覚えていただけたら嬉しいです。

たくさん調べる検査と、気軽に始める検査

今回の「からだミネラル検査ジュポン」は、従来の検査に取って代わるものではありません。

従来の「からだミネラル検査」は、29~34項目を対象としており、ミネラルだけでなく有害金属まで幅広く分析します。

一方、ジュポンは6つのミネラルに絞ることで、髪の毛10本で検査できるようにしました。

検査ジュポン従来のからだミネラル検査
測定項目6項目29~34項目
髪の毛10本約100本

「まずは基本的なミネラルを見てみたい」という方にはジュポン。

「ミネラルだけでなく、有害金属まで幅広く調べたい」という方には、従来のからだミネラル検査。

目的に合わせて選んでいただければと思います。

なお、ジュポンと従来の検査では分析法が異なるため、それぞれの検査結果の数値を直接比較することはできません。

自分の身体に興味を持つ、そのきっかけに

私たちは、検査をすることそのものが目的ではないと考えています。

検査をきっかけに、

「自分の身体ってどうなっているんだろう?」

と、少しでも自分自身に興味を持っていただくこと。

そして、食事や生活習慣を振り返ったり、これからのよりよい人生について考えたりするきっかけになること。

それが、私たちが検査を提供する意味の一つだと思っています。

髪の毛10本。

これまでより、少しだけ気軽に。

「知る」よりも、まず「興味を持つ」。

その最初の一歩として、「からだミネラル検査ジュポン」をご利用いただけたら嬉しく思います。

からだミネラル検査ジュポンのお申込み

発売記念クーポンコード:10pon

※からだミネラル検査ジュポンのみのクーポンです。

2026年10月31日まで 1,000円OFF

こちらからお申込みいただけます。

からだミネラル検査ジュポンHP

そしてからだミネラル検査プラスにもクーポンをご用意しました。

からだミネラル検査ジュポン発売記念便乗クーポン:100pon

2026年10月31日まで 15%OFF

こちらからお申込みいただけます。

からだミネラル検査プラスのお申込みはこちら

これからも、皆さまがご自身の身体に興味を持ち、よりよい人生を考えるきっかけとなる検査をお届けしてまいります。

刺身のミネラルを測ってみた、第2弾。マグロのセレンに注目してみました

前回、「刺身のミネラルを測ってみた」という記事を書きました。

今回はその第2弾です。

前回の記事はこちらです。

今回、私たちが注目したのは――

日本の魂、マグロです。

大好きです。

マグロ。

お寿司でも、お刺身でも、ついつい選んでしまいます。

そんな身近なマグロですが、ミネラル分析をしてみると、ちょっと面白い結果が出ました。

今回分析したのは4種類

今回分析したのは、

  • キハダマグロ
  • ビンナガマグロ
  • ブリ
  • サーモン

の4種類です。

それぞれのお刺身を試料として、ミネラルを分析しました。

ただし、今回の分析は1個体ずつを代表するデータではなく、あくまで「今回測定した1切れの刺身」の結果です。

魚は個体差もありますし、部位や産地、季節などによっても成分は変わる可能性があります。

そのため、

「この魚は必ずこの数値!」

というものではありません。

あくまで、

「今回測ってみたら、こんな結果だった」

という、ひとつの参考データとして楽しんでください。

マグロに飛び抜けていたミネラル

今回の結果を見ていて、特に目を引いたミネラルがありました。

それが……

セレンです。

セレン。

知る人ぞ知る。

セレンです。

セレンは、体内の抗酸化に関わる酵素などの構成成分として働く必須微量元素です。

そして、もう一つ。

魚を語るときにセレンが注目される理由があります。

それが、

水銀との関係です。

セレンと水銀の関係についてはさまざまな研究が行われており、セレンが水銀による影響を軽減する可能性についても研究されています。

もちろん、

「セレンが多いから水銀は大丈夫!」

と単純に言える話ではありません。

ここは大事なところです。

水銀には水銀の話があります。

では、今回のセレンの結果を見てみましょう。

今回測定したセレンの値

100gあたりに換算すると、今回の結果は次のようになりました。

魚セレン
キハダマグロ155 μg
ビンナガマグロ139 μg
ブリ48 μg
サーモン49 μg

今回の測定では、

キハダマグロ:155 μg

ビンナガマグロ:139 μg

だったのに対して、

ブリ:48 μg

サーモン:49 μg

でした。

マグロ2種類は、ブリやサーモンと比べて、

およそ2~3倍。

かなり差がありました。

わお。

なぜマグロはセレンが多い?

ここが気になるところです。

「なぜマグロではセレンがこんなに多かったんだろう?」

魚の種類によって、含まれるミネラルには違いがあります。

魚は種類によって、食べるものも、生息する場所も、成長速度も違います。

そのため、魚の体内に含まれる元素の量も一律ではありません。

今回の結果だけでは、なぜマグロのセレンが高かったのか、その理由までは分かりません。

ただ、

「マグロではセレンがかなり高かった」

ということ自体は、今回の分析で確認できました。

こういうところが、実際に測ってみる面白さですね。

「マグロは水銀が多い」と「セレンが多い」

マグロというと、どうしても気になるのが水銀です。

実際、マグロなどの大型魚を語るときには、水銀について触れられることが多くあります。

一方で、魚と水銀の話を調べていると、

「マグロは水銀を蓄積するのに、なぜ平気で生きていられるのか?」

という疑問から、セレンとの関係に注目した研究もあります。

中には、

「マグロはセレンが多いから、水銀の影響を受けにくいのでは?」

という話を見かけることもあります。

なかなか興味深い話ですよね。

ただし、ここは慎重に。

セレンが多い=水銀の影響を受けない

という単純な話ではありません。

セレンと水銀の関係については研究が続いている分野でもあります。

面白いですね。

気になる水銀については……

今回のテーマは、あくまでセレンです。

水銀についても、もちろん測定しています。

そして、こちらもなかなか興味深い結果になりました。

ただ、水銀について書き始めると長くなってしまいますので……

水銀については、また別の記事で。

マグロのセレンと水銀。

この2つを一緒に見てみると、魚のミネラルについて、また違った景色が見えてきます。

「食べる」だけではなく「測ってみる」

今回、実際に刺身を測ってみて改めて感じたのは、同じ「魚」でも、含まれているミネラルは結構違うんだな、ということです。

普段何気なく食べている刺身。

「おいしい」で終わるのももちろんいい。

でも、

「この魚には、どんなミネラルが入っているんだろう?」

と少し興味を持ってみる。

それだけでも、いつもの食事がちょっと面白くなるかもしれません。

私たちはミネラルを分析する会社ですから、これからも気になった食べ物を、

実際に測ってみたいと思います。

次は何を測りましょうか。

刺身のミネラル、第3弾もお楽しみに。

「毎日のごはん」は大丈夫? キャットフードから重金属が検出されたというニュース

「毎日のごはん」は大丈夫? キャットフードから重金属が検出されたというニュース。

「毎日食べるキャットフードに、重金属が含まれている?」 そんな気になるニュースが報じられました。

CNN.co.jpの記事によると、アメリカの非営利団体「クリーンラベル・プロジェクト」が市販のキャットフード100商品を調査。鉛が99%、カドミウムが96%、ヒ素が94%の商品から検出されたほか、水銀や農薬、プラスチック由来の化学物質なども検出されたそうです。

ただし、ここで大切なのは、「検出された=直ちに猫ちゃんが病気になる」という意味ではないということ。今回の調査は各商品の1ロットを検査したものであり、猫ちゃんへの健康被害を直接証明するものではありません。

そもそも、重金属はなぜ心配?

鉛・水銀・ヒ素・カドミウムなどは自然環境中(土壌や水中など)にも存在する元素ですが、その量や長期間の摂取によっては、体に負担をかけることがあります。米国FDA(食品医薬品局)なども、これらを注意すべき元素として挙げています。

主な元素の特徴としては、以下のような点が挙げられます。

  • 鉛:神経系など、さまざまな臓器に影響を与える可能性があります。
  • 水銀:神経系をはじめ、腎臓などにも負担をかけることがあります。
  • ヒ素:種類によって毒性が異なりますが、特に無機ヒ素の長期的な摂取リスクが議論されます。
  • カドミウム:腎臓や骨への影響が知られています。

猫ちゃんは人間と違い、「今日はこのごはん、明日は別のごはん」と自由に食生活を大きく変えるわけではありません。お気に入りのフードを毎日、何年も食べ続けることも珍しくありません。 だからこそ、毎日の食事にどのようなものが含まれているのか、基礎知識を持っておくことは大切なのです。

飼い主さんができること

では、今回のニュースを見て、今食べているフードをすぐに捨てるべきなのでしょうか? 決してそんなことはありません。まずは落ち着いて、「食事やケアを見直す良いきっかけ」にしてみましょう。

① 原材料やローテーションをチェックする

普段どんな原材料のフードを食べているのか、あらためて確認してみましょう。 例えば、特定の魚系や肉系のフードに偏りすぎていないか見直し、複数の種類を組み合わせるなどして、食事内容に変化を持たせるのも一つの方法です。

 ※なお、病気などで獣医師から指定されている「療法食」については、自己判断で変更せず、必ずかかりつけの先生に相談ください。

② 愛猫のコンディションに気を配る

食欲がない、吐く、下痢をする、体重が減る、元気がない……。 日頃から愛猫の様子をよく観察し、こうした変化が続いている場合は、「フードのせいかな?」などと自己判断せず、早めに動物病院で相談しましょう。

③ 体内のバランスや環境を意識してみる

毎日のフードだけでなく、おやつや飲むお水など、口にするもの全体を見直してみるのも大切です。

また、体の中に余分なものが溜まっていないかなど、日頃から愛猫全体の健康状態に気を配ってあげましょう。

「高いフードなら安心」とも限りません

今回のニュースから私たちが考えたいのは、「高価格だから絶対安心」「自然派・無添加だから絶対安全」とは限らないということです。

価格やイメージだけに頼るのではなく、愛猫の食べ方や日々の体調に目を向けることが大切です。

もちろん、今回のニュースだけを見て「市販のキャットフードはすべて危険!」と必要以上に恐れる必要はありません。

大切なのは、怖がることではなく「知ること」。

愛猫が毎日食べているごはんだからこそ、原材料や日々のコンディションにちょっと気を配ってみる。それだけでも、愛猫の健やかな毎日を守るための確かな一歩になります。

今日のごはんをきっかけに、愛猫の食生活や健康管理をもう一度見直してみませんか?

参考情報:

キャットフードから重金属、99%で鉛検出 農薬やプラスチック関係の化学物質も 米調査(1/2) – CNN.co.jp

愛猫、愛犬の健康が気になる方は、こちらへ

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ペットフード金属分析(ドライフードに限ります) | ら・べるびぃ予防医学研究所 Online Shop

刺身のミネラルを測ってみた|第1回 ブリの血合いは鉄がすごかった

ミネラル分析を仕事にしていると、普段食べているものにどんなミネラルが含まれているのか、どうしても気になります。

「魚には、どんなミネラルがどのくらい含まれているんだろう?」

そんな素朴な疑問から、今回は刺身を実際に購入して、ミネラル分析をしてみることにしました。

会社の近くのマルエツで刺身を購入

購入したのは、会社の近くのマルエツ様。

「刺身の盛り合わせがあるかな」と思っていたのですが、今回は見当たらなかったので、単品で購入することにしました。

今回購入したのは、

  • サーモン
  • ブリ
  • キハダマグロ
  • ビンナガマグロ

です。

せっかくなので、ブリについては少し工夫しました。

ブリの刺身を見ると、赤い部分と、それ以外の白っぽい部分がはっきり分かれています。

この赤い部分、いわゆる血合いです。

そこで、

「血合いと、それ以外ではミネラルの量はどのくらい違うんだろう?」

と思い、ブリについては血合いの部分と、血合いではない白い部分を分けて分析することにしました。

※ブリは分類上、赤身魚です。今回の記事では便宜上、血合いではない部分を「白い部分」と表現しています。

そして、購入した刺身はもちろん……

おいしくいただきました。

食べるだけでは終わらないのが、ミネラル分析屋です。

いざ、ICP-MSで分析

ICP-MSは、非常に微量な元素まで測定できる分析装置です。

髪の毛を中心に普段からさまざまな試料を分析していますが、今回は「刺身」。

身近な食品を自分たちで測るというのは、なかなかワクワクします。

まずは前処理で酸の海にゆっくりと沈めて。。。

時間をかけて溶けていただきました。

そしてICP-MSでの分析(こちらはイメージ画像です)

ブリの血合いと白い部分で、鉄が20倍違った

そして、結果を見てみると……

かなりはっきりした違いが出ました。

鉄です。

今回分析したブリでは、血合いの部分と血合いではない白い部分で、鉄の量に大きな差がありました。

100gあたりに換算すると、

部位鉄
血合い4.1 mg/100g
白い部分0.21 mg/100g

なんと、

約20倍です。

血合いのほうが、圧倒的に鉄が多い結果になりました。

刺身を見ていると、赤い部分と白っぽい部分があることは分かります。

でも、実際に元素分析をしてみると、

「こんなに違うんだ」

と驚かされます。

あの赤い血合いの部分には、鉄がかなり集まっていたんですね。

なぜ血合いには鉄が多いのか?

そもそも、魚の血合いは何なのでしょうか。

血合いは、魚が泳ぎ続けるために重要な筋肉です。

魚の中でも特に、長時間泳ぎ続けるような魚では、酸素を利用するための仕組みが発達しています。

その中で重要なのが、ミオグロビンです。

ミオグロビンは筋肉中に存在する、鉄を含むタンパク質。

筋肉に酸素を供給・保持する役割を担っています。

血合いが赤黒く見えるのも、このような色素タンパク質が多く含まれていることが関係しています。

今回の鉄の分析結果を見ると、

「なるほど、だから血合いは赤いんだな」

と、目で見ていたものと元素分析の結果がつながってきます。

食品を元素という視点から見てみると、普段何気なく食べているものにも、いろいろな発見があります。

食品成分表では、ブリの鉄は1.3mg/100g

ちなみに、文部科学省の食品成分データベースでは、ブリ(生)の鉄は100gあたり1.3mgとされています。

今回の分析では、

  • 血合い:4.1mg
  • 白い部分:0.21mg

でした。

この差を見ると、

「食品成分表の1.3mgは、血合いの多い部分と少ない部分を含めた代表的な値なのかな?」

とも考えられます。

仮に血合いの割合が2割を仮定すると100g中1mgとなり、だいぶ食品成分表と近くなります。

ただし、食品成分表の値と今回の実測値は、必ずしも同じ個体・同じ部位・同じ試料条件ではありません。

そのため、今回の結果だけから「食品成分表はこういう内訳で作られている」と断定することはできません。

食品成分表は、私たちが食品の栄養成分を知るうえで非常に重要な基礎データです。

一方で、今回のように実際に購入した食品を自分たちで測ってみると、代表値だけでは見えてこない部分にも気づくことがあります。

刺身から見えてくるミネラル

今回の分析は、まだ始まったばかりです。

サーモン、ブリ、キハダマグロ、ビンナガマグロ。

それぞれの魚について、さまざまな元素を測定しています。

今回のブリの血合いと白い部分の鉄のように、

「同じ魚なのに、こんなに違うの?」

と思うようなデータもありました。

次回以降、ほかの魚についても少しずつご紹介していきたいと思います。

魚を食べるとき、いつもなら「赤身かな」「脂がのってるかな」と見ますが、

これからは少しだけ、

「この部分には、どんなミネラルが入っているんだろう?」

という目線で刺身を見てみるのも面白いかもしれません。


やりたいを、いつまでも。

ミネラル検査をきっかけに。

ら・べるびぃ予防医学研究所

ご要望の多いセット販売を追加しました

このたび、皆さまからご要望を多くいただいていた「からだミネラル検査」のセット商品を追加しました。

「家族で一緒に検査したい」
「普段飲んでいる水やお米も調べてみたい」
「多頭飼いなので、まとめて検査したい」
「ペットのごはんも一緒に確認したい」

そんなご希望に合わせて、より便利にご利用いただけるセットをご用意しました。

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■ からだミネラル検査(人)セット
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● お子様追加セット
通常の「からだミネラル検査」に、17歳以下のお子様を最大4名様まで追加して、お得に検査を受けていただけます。
ご家族でミネラルバランスを見てみたい方におすすめです。

● 摂取源チェックセット
「からだミネラル検査」1件につき、+5,500円で普段口にしている水・お米・プロテイン粉末などの分析を追加できます。
「体の結果」だけでなく、普段摂っているものも一緒に見てみたいという方に。

▼セット内容・詳細はこちら
https://www.lbv.jp/lbv-ec/?p=3107

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ からだミネラル検査(犬・猫)セット
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

● 多頭割引

こちらもご要望の多かった多頭割引を追加しました!

2件で15%OFF、
3件で20%OFF、
4件以上なら30%OFF。

大切なご家族だからこそ、複数のワンちゃん・ネコちゃんをまとめて検査したい方に。

● ペットフード分析セット

「からだミネラル検査」1件につき、+5,500円で
普段食べているペットフードの有害金属分析を追加できます。

「このごはんを毎日食べているけど大丈夫?」
そんなときに、フードそのものを分析して確認できます。

● 飼い主様セット

犬・猫の「からだミネラル検査」と一緒に、飼い主様のからだミネラル検査もお得に追加できるセットをご用意しました。

ペットだけでなく、
飼い主様自身のミネラルバランスも一緒にチェックしたい方に。

▼セット内容・詳細はこちら
https://www.lbv.jp/lbv-ec/?p=3576

からだミネラル検査は、どんな人に向いているのか

「からだミネラル検査って、どんな人が受けるといいんだろう?」

そんなことを、最近よく考えています。

もちろん、会社としては、できるだけ多くの方に受けていただけたら嬉しいです。

でも、からだミネラル検査は、生活するうえで絶対に必要な検査ではありません。

だからこそ、こうした必須ではない検査を受ける意味って、なんだろうと考えます。

私は、検査を受けて終わりではなく、検査をきっかけに自分のことを知り、その先の行動につなげたい方に向いている検査なのではないかと思っています。

検査を受けるだけで満足する。安心する。

それも、もちろん一つの使い方だと思います。

でも、検査を受けようと思う方には、

「今の自分ってどうなんだろう?」

「このままでいいのかな?」

「何か、今の自分を変えるきっかけが欲しい」

そんな思いが、少なからずあるのではないでしょうか。

そして、そのきっかけは、必ずしも健康だけが目的ではないと思うんです。

たとえば、

もっと走りたい。

もっと仕事をしたい。

好きなことを長く続けたい。

趣味を思い切り楽しみたい。

今よりもう少し、自分のパフォーマンスを上げたい。

そういうやりたいことがあって、その邪魔をしているものを少しずつ減らしていく。

そのための一つの手段として、検査があるのではないかと思っています。

「走りたいけど、なんとなく体調がすぐれない」

「編み物をしたいけど、以前より手先が思うように動かない」

「もっと頑張りたいのに、どうも調子が上がらない」

そんなとき、自分の状態を知ることが、何かを考えるきっかけになるかもしれません。

もちろん、検査をしたからといって、すべての原因が分かるわけではありません。

結果を見たからといって、すぐに何かを変えなければいけないわけでもありません。

でも、自分の状態を知る。

そして、「じゃあ、少し食生活を見直してみようかな」「睡眠をもう少し大切にしてみようかな」と考えてみる。

そんな小さな行動につながるのであれば、検査をする意味はあるのだと思います。

健康のために走っているわけではない

私自身、走っています。

でも、正直に言うと、健康のために走っているわけではありません。

走りたいから走っています。

昨日より速い自分になりたいから、走っています。

もっと走れるようになりたいから、走っています。

健康は、そのために必要な土台なのかもしれません。

でも、私にとって健康は目的というより、やりたいことをやるための手段なんです。

だから、からだミネラル検査についても、同じように考えています。

「健康になりましょう」

「生活習慣を見直しましょう」

と、やっきになって言いたいわけではありません。

ただ、

「自分のやりたいことを、これからも思い切りやるために、自分の状態を知っておく」

そのための一つの道具として、からだミネラル検査を使ってもらえたらいいなと思っています。

検査結果は、答えそのものではありません。

でも、何かを考えるための材料にはなります。

今の自分を知る。

そして、これからどうしたいのかを考える。

その先に、昨日より少しだけ調子のいい自分や、昨日より少しだけパフォーマンスの高い自分がいるのかもしれません。

知ることは、すべてのはじまり。

そんなふうに、この検査を使っていただけたら嬉しいです。

「ら・べるびぃ」という名前は、フランス語に由来しています。

そこには、
「よりよい生活」
「よりよい人生」
という想いを込めています。

自分の身体のことを知ること。
今の自分を知ること。

そして、知ったことをこれからの生活に生かしていくこと。

私たちは、検査を通して「知ること」が、
一人ひとりのよりよい生活、よりよい人生につながっていけばと考えています。

からだミネラル検査の詳細はこちら

エルゴチオネイン -記憶力・注意力、抗酸化、アスリートにも注目される成分-

「最近、人の名前がすぐに出てこない」

「集中力が続かなくなった気がする」

「運動後のコンディションが気になる」

そんな方に、近年注目されている成分があります。

それがエルゴチオネインです。

エルゴチオネインは、キノコ類などに含まれる天然の含硫アミノ酸の一種。人間の体内では合成できないため、食事などから摂取する必要があります。

そして現在、エルゴチオネインは、「抗酸化」、「脳の健康」「記憶力・学習能力」「注意力」「運動・コンディショニング」といった幅広いテーマで研究が進められています。

今回は、エルゴチオネインがなぜ注目されているのか、中高年とアスリート、それぞれの視点から見ていきましょう。

エルゴチオネインが注目される理由

エルゴチオネインの大きな特徴のひとつが、体内に取り込むための専用の輸送体「OCTN1」が存在することです。

人間はエルゴチオネインを自分で作ることができません。

それにもかかわらず、私たちの体にはエルゴチオネインを取り込む仕組みが備わっています。

エルゴチオネインはOCTN1を介して体内に取り込まれ、特に酸化ストレスの影響を受けやすい組織などに存在することが研究されています。

その中でも注目されているのが脳です。

エルゴチオネインには抗酸化作用や抗炎症作用などが報告されており、脳を含むさまざまな組織を酸化ストレスから守る働きが研究されています。

「抗酸化」がなぜ大切なの?

私たちの体では、呼吸をしてエネルギーを作る過程などで、活性酸素を含む酸化ストレスが発生します。

活性酸素は、決して「悪いもの」だけではありません。

免疫など、体にとって必要な役割もあります。

しかし、酸化ストレスが過剰になれば、細胞や生体分子にダメージを与える可能性があります。

そこで重要になるのが、体内に備わっている抗酸化システムです。

エルゴチオネインは、この酸化ストレスに対抗する抗酸化成分のひとつとして研究されています。

2025年のシステマティックレビューでは、エルゴチオネインと認知機能・加齢関連の神経疾患について19件の研究を検討し、抗酸化作用、抗炎症作用、神経保護などが認知機能との関係で議論されています。

つまりエルゴチオネインは、酸化ストレスから体を守る仕組みを考えるという視点で注目されている成分なのです。

中高年が気になる「記憶力」とエルゴチオネイン

年齢を重ねると、

「人の名前が思い出せない」

「何をしようとしていたか忘れてしまう」

「以前より物覚えが悪くなった気がする」

など、記憶力について気になる場面が増えてきます。

もちろん、こうした変化には年齢、睡眠、運動、ストレス、生活習慣など、さまざまな要因が関係します。

その中で現在研究されているのが、エルゴチオネインと認知機能の関係です。

エルゴチオネインは脳に取り込まれることが知られており、抗酸化・抗炎症作用や神経保護などを通じて、脳の健康に関係する可能性が研究されています。

ヒトを対象にした研究でも「記憶・学習」が検討されている

エルゴチオネインについて興味深いのが、動物実験だけではなく、ヒトを対象とした研究も行われていることです。

2024年に発表された二重盲検・ランダム化・プラセボ対照試験では、60歳以上で軽度認知障害のある19人を対象に、エルゴチオネインの摂取が1年間調べられました。

その結果、エルゴチオネインを摂取したグループでは、学習・記憶に関する検査の成績が改善し、神経損傷の指標として研究されているニューロフィラメント軽鎖(NfL)の血中濃度も安定していました。

これは非常に興味深い結果です。

ただし、参加者は19人と少なく、対象も軽度認知障害のある高齢者です。

そのため、「エルゴチオネインを摂れば記憶力が向上する」と一般化することはできません。

現時点では、「エルゴチオネインと記憶・学習能力の関係について、ヒトでも研究が進んでいる」

と捉えるのが適切でしょう。

「記憶力」だけではない。注意力にも注目

私たちの認知機能は、記憶だけで成り立っているわけではありません。

何かを見る。

↓

注意を向ける。

↓

情報を処理する。

↓

記憶する。

↓

必要なときに思い出す。

このように、さまざまな能力が組み合わさっています。

特に中高年になると、記憶力だけでなく、「集中できる」「注意を持続できる」という能力も日常生活では重要です。

そして、日本ではすでに、エルゴチオネインを機能性関与成分とする機能性表示食品が届け出られています。

エルゴチオネインについて、中高年の方の記憶力及び注意力を維持する機能を表示する届出もあります。

これは、エルゴチオネインが「記憶力・注意力」という観点でも研究されてきたことを示す、ひとつの例といえるでしょう。

ただし、機能性表示食品は、事業者が科学的根拠などを消費者庁に届け出る制度であり、国が個別の商品について効果を審査・認定する特定保健用食品(トクホ)とは制度が異なります。

では、アスリートには?

エルゴチオネインは、運動との関係についても研究されています。

運動すると、筋肉は大量のエネルギーを使います。

特に長時間の運動や高強度のトレーニングでは酸素消費量が増え、それに伴って酸化ストレスや炎症反応も生じます。

しかし、酸化ストレス=悪というわけではありません。

運動による適度なストレスは、身体がトレーニングに適応していくためにも重要です。

そのためアスリートにとって大切なのは、酸化ストレスを全部なくすことではなく、運動による負荷と、身体の抗酸化・回復システムのバランスと考えることができます。

エルゴチオネインと運動パフォーマンス

エルゴチオネインについては、運動パフォーマンスや筋肉の回復との関係も研究されています。

2022年の動物実験では、エルゴチオネインを摂取したマウスで、疲労困憊までの走行時間が延長し、運動後の酸化ダメージや炎症関連の指標が低下しました。

ただし、これはマウスを使った研究です。

人間のアスリートにそのまま当てはめることはできません。

2025年のレビューでも、エルゴチオネインは運動による酸化ストレスや回復をサポートする可能性が検討されていますが、運動能力を高める効果については、まだ十分な証拠がないとされています。

つまり、エルゴチオネインを摂れば速く走れるという段階ではありません。

しかし、運動によって生じる酸化ストレスや身体のコンディショニングという観点では、今後の研究が期待される成分です。

アスリートは「筋肉」だけを使っているわけではない

ここが、エルゴチオネインとスポーツを考えるうえで面白いポイントです。

アスリートは、筋肉だけで競技しているわけではありません。

見る。判断する。集中する。反応する。そして、身体を動かす。

特に球技や格闘技、モータースポーツなどでは、瞬間的な判断や注意力がパフォーマンスに大きく関わります。

さらに、ランニングのような持久系競技でも、長時間の運動中に集中力を維持することは重要です。

つまり、アスリートにとって「脳」も重要なコンディショニング対象と考えることができます。

2026年のレビューでは、エルゴチオネインと運動について、酸化ストレス、ミトコンドリア機能、神経保護、認知機能などの観点から今後の研究が検討されています。

一方で、現時点ではエルゴチオネインと運動を組み合わせた場合の認知機能への効果を直接調べた研究はまだありません。

ここは、今後の研究に期待したいところです。

中高年とアスリートに共通する「コンディショニング」

ここまで読むと、中高年の記憶力とアスリートの運動は、まったく違う話に見えるかもしれません。

しかし、共通するキーワードがあります。

それが、「コンディショニング」です。

年齢を重ねれば、脳を含めた身体のコンディションを維持することが大切になります。

一方、アスリートはトレーニングによって身体に負荷をかけ、その後の回復やコンディションを整えていく必要があります。

その両方に関係するのが、酸化ストレスと、それに対する身体の防御システムです。

エルゴチオネインは、抗酸化・抗炎症、脳の健康、認知機能、そして運動との関係など、さまざまな角度から研究されている成分です。

エルゴチオネインは「魔法の成分」ではない

エルゴチオネインには、非常に興味深い研究があります。

しかし、

「飲めば記憶力が上がる」

「飲めば集中力がアップする」

「飲めば運動能力が上がる」

と単純に考えることはできません。

現在の研究から分かっていることと、まだ分かっていないことを分けて考えることが大切です。

現時点で注目されているのは、

  • 抗酸化・細胞保護との関係
  • 脳への取り込み
  • 記憶・学習との関係
  • 注意力との関係
  • 加齢に伴う認知機能との関係
  • 運動による酸化ストレスとの関係
  • 運動後の回復との関係

などです。

そして日本では、エルゴチオネインを機能性関与成分とした機能性表示食品も届け出られています。

だからこそエルゴチオネインは、何かを劇的に変える成分ではなく、毎日のコンディションを考えるときに知っておきたい成分として注目してみる価値があるのではないでしょうか。

食事、睡眠、運動を基本にしながら、必要に応じて栄養を補う。

その選択肢のひとつとして、エルゴチオネインを取り入れてみる。

これからさらに研究が進むことが期待される成分です。

参考文献

Yau YF, et al. Investigating the efficacy of ergothioneine to delay cognitive decline in mild cognitively impaired subjects: A pilot study. Journal of Alzheimer’s Disease. 2024.

The role of Ergothioneine in cognition and age-related neurodegenerative disease: a systematic review. Inflammopharmacology. 2025.

Fovet T, et al. Ergothioneine Improves Aerobic Performance Without Any Negative Effect on Early Muscle Recovery Signaling in Response to Acute Exercise. 2022.

Anserine, Balenine, and Ergothioneine: Impact of Histidine-Containing Compounds on Exercise Performance. 2025.

Wazny VK, et al.Ergothioneine and exercise: A match made in cognitive heaven? Ageing Research Reviews. 2026.

消費者庁「機能性表示食品について」

玄米のヒ素、リベンジ実験!

以前、当研究所で「玄米をゆでこぼすと、ヒ素はどのくらい減るのか?」という実験を行いました。

……ところが、後から大きな事実が判明。

なんと、「玄米」だと思って実験していたお米が、実は「3分づき米」だったのです。

これは悔しい……。

ということで今回は、改めて本物の玄米を使ってリベンジ実験を行いました。

果たして、玄米をゆでることで、どのくらいヒ素が溶出するのでしょうか?

今回の実験方法

玄米約1.0gに超純水15mLを加え、加熱しながら、ゆで汁に溶け出すヒ素の量を調べました。

実験の手順は以下のとおりです。

  1. 約1.0gの玄米を15mLのPP容器に入れ、超純水15mLを添加
  2. 30分かけて昇温し、95℃に到達後、0分・5分・10分・15分の時点でゆで汁をそれぞれ3mL採取
  3. 採取したゆで汁に高純度硝酸を添加し、酸性条件に調整
  4. 3,000rpmで10分間遠心分離
  5. 上澄み液をICP-MSで測定

そして、ゆで汁に含まれるヒ素濃度を測定しました。

加熱時間が長くなるほど、ヒ素の溶出量が増加

測定結果はこちらです。

加熱時間(95℃に達してから)ヒ素濃度(Ave)㎍/L
0分後5.5
5分後6.7
10分後9.0
15分後11.1

ご覧のとおり、加熱時間が長くなるにつれて、ゆで汁中のヒ素濃度が上昇しました。

特に95℃で加熱してから15分後には、ヒ素濃度が11.1まで上昇しています。

つまり、玄米を加熱することで、玄米に含まれていたヒ素の一部がゆで汁へ移行していることが確認できました。

では、玄米からどのくらいヒ素が出ていった?

さらに、ゆで汁を採取するたびに残存する液量とヒ素量を計算し、玄米から溶出したと考えられるヒ素量を算出しました。

今回の計算では、玄米に含まれていたヒ素は平均165ng/gでした。

その結果……

加熱時間(95℃に達してから)溶出したと考えられる割合
0分後約50%
5分後約59%
10分後約71%
15分後約79%

なんと、95℃で15分間加熱した時点で、計算上は玄米に含まれるヒ素の約8割がゆで汁側へ移行したという結果になりました。

これはすごい……!

もちろん、ここでいう「約8割」は、今回の実験条件と測定値から算出した理論上の値です。

実際の調理では、水の量や玄米の状態、加熱条件などによって結果は変わると考えられます。

また、今回の実験は「玄米を食べるとヒ素の8割を除去できる」ということを直接示すものではなく、玄米を加熱することで、ヒ素がゆで汁へ移行すること、その移行量を今回の条件で推定したものです。

「白米でやったら?」という疑問

ここまで読んで、

「じゃあ、白米でも同じ実験をやったら?」

と思われる方もいるかもしれません。

もちろん、白米でもヒ素の溶出を調べることはできますが、15分やってしまったら炊けてしまいます。。。

そのため、今回のような実験は、炊飯に時間のかかる玄米だからこそ観察しやすい実験ともいえます。

今度こそ「玄米」でリベンジ達成!

前回は「玄米の実験」のつもりが、まさかの3分づき米。

今回はきちんと玄米を確認して、改めて実験を行いました。

そして結果は、玄米からヒ素がしっかりとゆで汁へ溶出することを確認。

さらに、今回の条件では、15分間の加熱によって計算上、約79%(約8割)のヒ素がゆで汁側へ移行したという結果になりました。

今度こそ……

玄米でリベンジ、達成です!

あー、よかった。

こうした実験を通して、普段何気なく食べている食品に「どんな成分が含まれているのか」「調理によって成分がどう変化するのか」を、実際の測定データから見ていくのも面白いですね。

今後も、身近な食品や水などに含まれるミネラル・元素について、実際に分析しながらご紹介していきたいと思います。

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古い和本に残された「毛髪」が、江戸の食生活を語る――毛髪ミネラル検査から見えてくる、身体と暮らしの記録

「髪の毛から、過去の身体の状態がわかる」

毛髪は、血液のように「その瞬間」の状態を見る検体とは異なり、伸ばしていく過程でミネラルなどの情報を取り込みながら、一定期間の傾向を残していく特徴があります。弊社の毛髪ミネラル検査でも、毛髪に含まれるミネラルや有害金属を測定し、数か月単位の栄養状態や曝露の傾向を把握することに役立てています。

そんな「毛髪に残された過去の情報」が、なんと江戸時代から明治時代の人々の暮らしを知る手がかりにもなっていた――。

2026年8月、龍谷大学などの研究グループが、古い和本の表紙に漉き込まれていた毛髪を分析し、当時の都市庶民の食生活や生活環境を復元した研究を発表しました。国際学術誌『Scientific Reports』に掲載された、非常に興味深い論文です。

「古い本」が、なぜ毛髪を保存していたのか?

今回注目されたのは、江戸時代から明治時代にかけて作られた「和本」です。

当時の和本の表紙には、古紙などを原料とした再生厚紙が使われていました。そして、その紙を作る工程で、人の毛髪が偶然混ざり込んでいたのです。

研究グループは、龍谷大学大宮図書館の蔵書を中心に約7万冊の古い和本を調査。そのうち約400部から毛髪試料を収集し、元素分析や安定同位体分析を行いました。

さらに和本には、出版地や年代を示す「刊記」が残っているものがあります。

  • 「いつ・どこで作られた本なのか」が特定できる
  • その本に残された毛髪を調べることで「その時代、その地域で暮らしていた人々の食や環境」を推定できる

まさに、毛髪を内包した「暮らしのタイムカプセル」といえます。

江戸の庶民は「質素な食事」? ミネラルから見えた意外な事実

研究から見えてきたのは、江戸から明治にかけての都市庶民の食生活です。

同位体分析からは、食生活が米などのC3植物と海産魚を中心としており、時代が進むにつれて米への依存や海産魚の利用が増えていったことが示されました。

「米と魚が中心の質素な食生活だったのでは?」と思われがちですが、毛髪中の元素を調べてみると意外な結果が出ました。

歴史時代の毛髪からは、現代の都市住民と比較して、カルシウム(Ca)、鉄(Fe)、銅(Cu)、カリウム(K)、マンガン(Mn)など、複数の元素濃度が高い傾向が確認されたのです。

「食材の種類が多い=必ずしもミネラルが豊富」とは限らない。この事実は、現代の私たちにとっても深い示唆を与えてくれます。精白度の低い米や海産物、当時の調理法や加工・保存方法などが、ミネラルの供給や利用可能性に関係していたと考えられます。

「食べたもの」だけでなく「暮らしの痕跡」まで読み解く

今回の研究が特に面白いのは、毛髪から読み取れるのが単純な「栄養状態」にとどまらない点です。

例えば、歴史時代の毛髪では塩素(Cl)や鉛(Pb)も高く検出されました。

  • 塩素:冷蔵庫がなかった時代、塩蔵による食品保存が一般的だった背景を反映
  • 鉛:当時使われていた「白粉(おしろい)」など、日常生活での曝露が要因として推察

毛髪を残された元素から分析することで、「何を食べたか」だけでなく、食品の保存法や調理器具、生活用品に至るまで、当時の「暮らしそのもの」に迫ることができるのです。

論文では、このように本の中に保存された生体情報を分析する学問的アプローチを「libraromics(ライブラロミクス)」と紹介しています。本そのものが生物学的なアーカイブになり得るという、実に刺激的な概念です。

過去と現代をつなぐ「毛髪の記録性」

毛髪は1か月に約1cmという安定したペースで伸び、その過程で成分を取り込んでいきます。そのため、血液検査とは異なり、一定期間にわたる傾向(履歴)を見やすいという特徴があります。

もちろん、何百年も前の毛髪から歴史を紐解く学術研究と、現在の健康管理を目的とした毛髪ミネラル検査は、アプローチも目的も異なります。

しかし共通しているのは、「毛髪には、過去の暮らしに関する情報が静かに記録されている」という事実です。

毛髪は、身体内部の出来事を完璧に写し出す魔法の媒体ではありません。元素濃度は食事量だけに比例するわけではなく、代謝や外部曝露など多様な要因が絡み合います。だからこそ、毛髪のデータだけでなく、食文化や歴史的背景と組み合わせて解釈することが重要になります。

これは、現代の毛髪ミネラル検査にもまったく同じことが言えます。数値だけに囚われるのではなく、日々の食事内容や生活環境と照らし合わせながら活用することにこそ、本当の価値があります。

「今の自分」を知るために、過去の積み重ねを振りかえる

今回の研究は、「昔の食事の方が健康的だった」と単純に結論づけるものではありません(鉛の曝露や塩分の高さなど、注意すべき点もあります)。

重要なのは、「私たちの毎日の積み重ねが、毛髪という身近な組織にひとつの『履歴』として残っていく」という視点です。

食べたもの、生活環境、日々の習慣。それらが自分の身体にどう影響しているのか。

毛髪ミネラル検査は病気を診断するものではありませんが、数か月単位の体の傾向を映し出し、自身の食生活や生活環境を客観的に見直すきっかけになります。

何百年前の和本に閉じ込められた一本の毛髪が、当時の人々の生き生きとした暮らしを教えてくれたように。あなたの髪もまた、今日までのあなたの生活を静かに記録しています。

「過去の自分」を振り返り、これからの健康をつくるための小さなタイムカプセルとして、一度ご自身の毛髪ミネラルバランスに目を向けてみてはいかがでしょうか。

参考文献

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塗るマグネシウムクリーム 3本使い切ってみた

「ミネラル、足りていますか?」

そう聞かれて、すぐに答えられる人はどれくらいいるでしょうか。

そもそも私は、「ミネラル不足」という言葉を見るたびに、少し不思議な気持ちになります。

ミネラルって、全部ひとまとめで考えていいの?

という疑問です。

ミネラルにはいろいろな種類があります。

普段の食事で比較的摂れているものもあれば、摂りすぎに注意したいものもある。そして、食生活によっては不足しやすいものもあります。

だから「ミネラルが足りない」ではなく、

「何のミネラルが足りないの?」

と考えることが大切だと思っています。

私が注目しているのがマグネシウム

マグネシウムは、体内で300種類以上の酵素反応に関わる重要なミネラルです。

エネルギー産生にも関わりますし、筋肉や神経の正常な働きにも関係しています。

特に私の場合、ランニングをします。走る。汗をかく。そして、脚が疲れる。

そんな生活をしていると、マグネシウムなどのミネラルが気になってきます。

そこで試してみたのが、「塗るマグネシウムクリーム」です。

本当に「塗る」だけ?

今回使ったのは、塩化マグネシウムを20%配合したクリーム。

最初に使ったときの感想は、

おお……クリームだ、でした。当たり前です(笑)。

普段、あまりクリームを使わないので、塗った直後の

「ぬるぬるする!」

という感覚が気になりましたが、使っているうちに慣れてきました。

そして、私が使ったのは1本ではありません。

3本です。

せっかくなので、しばらく使い続けてみることにしました。

ランニング後に使ってみた

私の場合、使うタイミングは主にランニング後。

走った後って、脚に独特の疲労感があります。

そして、何度も走っていると、

「今日はちょっと脚が張っているな」

とか、

「このままいくと攣りそうだな」

という感覚が分かるようになってきます。

そんなときに、マグネシウムクリームを塗ってみました。

すると……

なんとなく、落ち着く。

これが正直な感想でした。

疲労感がスーッと抜けていくような感じ。

「お、これはいいかも」

と思いました。

ただし、ここは大事なので言っておきます。

これは、あくまで私自身の「感覚」です。

マグネシウムクリームを塗ったら筋肉の疲労が取れる、と科学的に確認したわけではありません。

「効いた!」と断言するつもりもありません。

だからこそ、3本使い切ってみました。

そして、血液も調べてみた

せっかく、ら・べるびぃ予防医学研究所です。

「塗ったら本当にマグネシウムが増えるの?」

これは一度、調べてみたくなります。

そこで、塗る前と、使った後で、血液中のマグネシウムを分析してみました。

結果は……あまり変わりませんでした。

「え? じゃあダメじゃん」

と思った方。

ちょっと待ってください。

血液中のマグネシウムは、そんな簡単には動かない

医学博士にこの結果を確認してみました。

すると、

「血液中のマグネシウムは恒常性が保たれているから、そう簡単に変化しない。むしろ、何かを塗っただけで血液中の濃度が大きく変わったら、それはそれで怖い」

という話でした。

なるほど。考えてみれば、身体は血液中のミネラル濃度を一定に保とうとします。

実際、体内にあるマグネシウムのうち、血清中に存在するのは1%未満。血清Mgはかなり厳密に調節されています。

つまり、

「血液中のマグネシウムが変わらなかった=マグネシウムクリームに意味がない」

とは、単純には言えません。

そもそも血液中のマグネシウムだけでは、体内のマグネシウム状態をすべて評価することもできません。

じゃあ、3本使ってどうだった?

ここからは、完全に私個人の感想です。

私の場合は、

「攣りそうだな」

と感じたときに塗る。

これが一番しっくりきました。

そして、塗った後に、

「なんとなく落ち着く」

という感覚がある。

だから、3本使い切った今の私なら、

「ランニングやスポーツをする人が、セルフケアのひとつとして使ってみるのはアリ」

だと思っています。

ただし、ここは繰り返します。

今回は、あくまで私自身の体感です。

マグネシウムが筋肉の働きに関係することはよく知られていますが、マグネシウム補給による「こむら返り予防」そのものについては、研究結果が一貫しているわけではありません。特に運動に伴う筋痙攣については、十分な臨床試験がありません。

だから私は、

「これを塗れば攣らない!」

とは言いません。

でも、

「攣りそうになる前の、自分なりのケアとして使ってみる」

というのは、面白い使い方だと思います。

今回、3本使い切ってみて改めて思ったのは、個人的には、かなり気に入りました。

ランニングやスポーツをされる方。

脚のケアを大切にしている方。

マグネシウムを毎日の生活に取り入れてみたい方。

気になる方は、ぜひ一度チェックしてみてください。

塗るマグネシウムクリーム NuRuMg – ヌルマグ-

※本記事は、筆者個人の使用感・体験を紹介するものであり、製品の効果を保証するものではありません。