がん検診伸び悩み

小林麻央さんが亡くなられて日本中が悲嘆に暮れている。

今こそがん撲滅に奮起すべきだと思う。

まず禁煙運動の輪を拡げよう。そしてがん検診。欧米に比べ日本人の検診率は低調だが、最大の理由が多忙だそうだ。それから女性の場合は恥ずかしさも一因。
だが、命には代えられない。両方に都合が良いのが郵送検診です。
手遅れになるまえに!

 

がん検診伸び悩み 16年、50%超は男性肺がんのみ
日本経済新聞 2017/6/28

written by 筒井豊春

間質性肺炎

中学以来の親しい先輩が急逝との訃報に茫然自失。

奥さんに話を聞くと間質性肺炎を発症して2週間で旅立たれた由。67歳になられたばかりで来月の初孫の顔も見ずに逝かれた。

間質性肺炎の予防接種は、西田敏行さんがTVで広告していますが私も昨年受けたばかり。どうも先輩は失念していたようだ。慚愧に堪えない。

肺炎は日本人の死因第3位。50代以上の男性で喫煙者に多い。発症して数日から数年で死亡と致死率も高い。予防接種はマストです。

たかが風邪と軽く見てはいけない。「風邪は万病の元」、毎日ビタミンCを摂ろう

合掌。

「間質性肺炎とは」Medical Note

written by 筒井豊春

インタビューシリーズ: お話聞かせてください! vol.1

ら・べるびぃ予防医学研究のミネラル検査を活用している先生のインタビューシリーズが始まります。タイトルは「お話聞かせてください!」。

記念すべき第1弾は「クリケ歯科クリニック」の栗家洋先生にお話をうかがってきました。

クリケ歯科クリニック

栗家先生は、横浜市戸塚区で32年間、歯科医として活躍されています。

「地域の歯医者さん」というだけではなく、患者さんたちの栄養指導にも積極的に取り組まれ、口から始まり全身の健康のために治療を行っています。

某有名女子プロゴルファーなど、トップアスリートも栄養指導や咬み合わせの調整などに訪れているそうです。

当日は、奥様と一緒ににこやかに出迎えていただきました。


・なぜ歯科クリニックで栄養指導をしようと考えられたのですか?

クリニックを開業した当時はまだまだ歯科医師は少なく、学校で習ったことを普通にやっていました。初めの10年はそれで良かったのです。

その後、歯科医の数が急増し、歯科医院も増えました。 ゆるやかな増え方ではなく、急激に増えたのです。 この近所にも歯科医院が増え、患者さんが減っていく、さあ、クリニックの方向性をどうにかしなくては、と悩み、その結果、予防で行こうと決めたのです。

・なるほど…付加価値を模索されたのですね。

予防については、勉強会やセミナーに数多く参加するなど、いろいろな形で勉強しました。

そのころ参加したセミナーで、アメリカの歯科医は内科の下を狙っているという話も刺激になっていました。歯科だけにとどまらず、もう一歩踏み込んだことができるのではないかと思ったのです。

そんなときにセミナーで知り合った先生から、毛髪ミネラル検査を紹介してもらいました。

毛髪検査くらいならやってみようかなと軽い気持ちでしたし、患者さんに痛みがない非浸潤性の検査だというところにも惹かれたのです。

ただ、当時はミネラルをはじめ栄養素のことはよく分かっていなかったので、そこから猛勉強しました。こうして歯科と内科の間の「栄養」という分野に活路を見いだしていったのです。

・歯が痛くて来る患者さんに、栄養指導をされるのですか?

そうです。
体は食べたもので出来ていますから、基本は食事と言うことになるからです。

患者さんによっては、めんどうくさいな、虫歯だけ治してくれよという方もいらっしゃいます。

でも、うちはこういう歯医者でやっていこうと決めたので、ぶれることはありませんでした。

・対処療法も大事ですが、根本療法を積極的に行われているのですね。

私は先日、先生から教えていただいた「ジョコビッチの生まれ変わる食事」という本を読み、とても感化されて食生活を改めました。
本通りの完璧なグルテンフリーはしていないのですが、大量に野菜を摂り、肉や炭水化物を減らしました。そうしたら、疲れにくくなったんです!

そうでしょうね!わかりますよ。

オリンピック並みの選手の指導をしている運動生理学の先生がいらっしゃって、その方はご本人も箱根駅伝に出場したアスリートです。

昔は、運動、肉、プロテインという生活をしていたそうですが、体が悲鳴を上げ、その後勉強した結果、今や完全なベジタリアンですよ。
今は、まったく疲れなくなったとおっしゃっていました。

選手たちにも肉よりも野菜で指導したところ、筋肉の付き方が違うそうです。

うちは患者さんを「健康にする」「病気を治す」ということが目的ですから、そうしてアスリートの方が結果を出してくれれば一般の方へ、いい実例として紹介できて一石二鳥なのです。

・なるほど、たしかに私も以前からグルテンフリーという考え方は知っていましたが、実際に行動するところまで動かしたのはジョコビッチでした。

でも、まだ一般的には、体を動かしたら肉をモリモリ食べて元気!というイメージがありますよね。

そうですね、スポーツ選手が「負けが込んでるからスタミナをつけるために焼肉を食べに行こう」などと言ったりしますが実は大間違い。むしろサラダバーに行きなさい!と(笑)

・イメージが変わりますね。(笑)

うちの55歳の女性の患者さんの話をしましょう。
その方が来院されたときにグルテンフリーの話をしたのです。
それから1か月くらいして予約の電話をもらったとき、「先生に話があるから」とおっしゃる。なんだろうなと思っているとその方が来院し、「先生の話は絶対に嘘だと思った」と言うのです。
だから嘘を暴こうと、食事をグルテンフリーにしてみたのだと。
そうしたら3日で体が変わってきた。まさかと思ってさらに1か月続けたらずっと悩まされていたひどい更年期障害が消えた、と興奮しながら報告してくれました。
嘘を暴くために始めたらウソのように元気になったと言うのです。それから2~3か月後に来院されたときには、今更もう小麦製品を食べようとは思わないと言って、完全にグルテンを絶っていました。

どうしたら病気にならない体を作れるかというと、やはり基本は食事と言うことになります。

でも、食事を変えるということは人生を変えるということ。そのためには強い覚悟が必要です。

「一つの内閣を変えるより、家庭の味を変えるほうが難しい」という人もいます。

だから、家庭で料理を作っている人にきちんと理解してもらうことがとても大切になります。

・その難しいことを実践してもらうためには、どんな話をされるのですか?

それがなかなか難しいのです。
その方のようにすぐに効果が実感できれば続きますが、誰もが劇的に変わるかというとそうでもない。
そうなるとやはり継続してもらうことは難しくなってしまいます。
そういう意味では、ダイエット目的の方がやりやすい。
入り口がダイエットであれば、最終的には食生活を改善して健康な体を作るというふうに持っていきやすくなりますから。

・県外からも栗家先生の栄養指導を受けに来る方もいらっしゃると聞きました。

はい、遠くからいらっしゃる方もいます。やはりアスリートの方の口コミも大きいと思います。

アスリートの方達は体に対する自覚が違いますから、栄養指導にも真剣に取り組まれるので効果が出やすいですね。

・ら・べるびぃ予防医学研究の毛髪ミネラル検査をご活用いただいていますが、どういうタイミングで使っているのですか?

患者さんに見せる道具として、栄養療法のきっかけとして使っています。

患者さんから食生活を聞き、その食事が体を悪くしていると話しただけではなかなか皆さん納得しません。

毛髪ミネラル検査は、実際に体に有害金属が溜まっていることが数値として見えるので、結果を説明することで患者さんが納得しやすくなります。

そこからが始まりです。
体にたまった悪いものを、食事とサプリメントでいかに排泄していくかを指導していくわけですね。

ミネラルは奥が深い。

ほんとうは、こういう検査を保険制度で使えるようにすべきだと思います。
国がこれだけ医療費を使っておきながら、病気になる人の数は変わっていません。

病気になってから治療するということに限界があるのですから、それなら病気にならないような体を作ること、それが一番大事なことだと思うのです。

間違った食生活で体内ミネラルが崩れる、それで病気になった、じゃあ薬を飲んで治しましょう。

これが現状です。

でも、薬は、効果はあるけれど副作用が避けられない。
それがないのが食事、なのです。

・お話は分かるのですが、ジョコビッチの本に載っていたレシピを実践するのはかなりハードルが高そうです。

確かにあの通りは無理ですよね(笑)
グルテンフリーを始めるなら、まずはパンや麺類を止めることから始めるといいです。
いきなり全部やろうと無理をしても、続かなくては意味がありませんから。

 

先日、毛髪ミネラル検査をした75歳の女性はヒ素がすごく高かったのです。

食生活をうかがうと、発酵玄米を主食として食べていました。ご主人も同じような結果になっていました。

健康のために玄米を食べる人が多いのですが、玄米はカドミウムとヒ素に汚染されている場合が多く、無害にして食べるための手間暇が大変と言うこともあって、最近ではもうおすすめしていません。

油を変える、グルテンをやめるなど、やることは山ほどあります。

ほんとうはこういうことを医師がするといいと思いますが、たいていの医師は栄養指導を栄養師に任せてしまっている。

病院や大学の先生達は勉強熱心なので、こちらに方向を向けてくれれば強い力になると思いますが、そうはいっても色々なしがらみが多く、思うように動けないということもあるようです。

それでも最近では、ようやく意識の高い医師が分子栄養学(栄養素で病気を予防する、または病気を治療するという発想に基づく学問)を勉強し始めています。

本当にそうした動きが全国に広まっていくよう願っています。


インタビューは大いに盛り上がり、グルテンフリー以外にも、オメガ6と3、EPA、DHA、カゼインフリーなど様々なことをお話ししていただきました。

 

長時間、熱のこもった貴重なお話ありがとうございました。


クリケ歯科クリニック

所在地: 神奈川県横浜市戸塚区矢部町1205
phone: 045-871-7711

 

なぜ、日本人ばかりが「がん」で死ぬのか

米国は90年代以降、がん死亡者数はピークから2割程低下している。一方、日本は毎年罹患率と死亡率の記録更新中です。

研究 欧米ではどんどん減っているのに なぜ、日本人ばかりが「がん」で死ぬのか(週刊現代2014年10月14日)

急増する補完代替療法の臨床試験(朝日新聞2016年11月1日

再び異常事件発生。間欠性爆発性障害か?

再び異常事件発生。中学生の殺人未遂事件。

幸い5歳の女児は重傷だが命に別状はなかった。本当に良かった。中学生は面識がない女児を咄嗟の行動で2階に持ち上げそのまま投げ落とした。通報で駆け付けた警官はその辺にたむろしていた少年を逮捕。

典型的な「間欠性爆発性障害」(IMD)の可能性を疑う。「栄養素のチカラ」(p146 第8章行動障害とADHD)。

小さい頃から目を背けたくなるような動物虐待を平気で行う児童は要警戒。

何度でも言います。「事件が起こってからでは遅い」のです。両親、親戚、近所の大人たち、友人、教師など奇怪な虐待行動する子どもがいたら老婆心で両親に教えて上げて下さい。重大な傷害事件の前兆です。子どもたちとその家族を一生不幸にしないために!!

5歳女児を2階から投げ落とす…容疑の中3逮捕