分子栄養学アドバイザー養成講座のご紹介|PFASと重金属をテーマに特別講義を行います

今回は、栄養学を実践レベルで学びたい方に向けた講座のご紹介と、特別講義のお知らせです。

■ 分子栄養学アドバイザー養成講座とは

分子栄養学アドバイザー養成講座は、食事や生活習慣、そして個体差を踏まえた健康アプローチを学べる実践型の講座です。

単なる知識ではなく、

  • 血液データの読み解き
  • 栄養状態の評価
  • 不調の背景にある原因の分析

といった、現場で活用できるスキルを体系的に学ぶことができます。

■ 今回の特別講義テーマ

PFASと重金属 ― 見えない環境リスクをどう読み解くか

今回、本講座にて

当社代表がゲスト講師として登壇いたします。

テーマは暮らしの中の化学物質-PFASと重金属について-

近年問題視されているPFAS(有機フッ素化合物)や、鉛・水銀・カドミウムといった有害金属は、私たちの健康に少なからず影響を与える可能性があります。

しかしこれらは日常生活の中で気づきにくいといった特徴があります。

本講義では、PFASとや重金属についてわかりやすく解説します。

■ なぜ「環境×栄養」が重要なのか

これからの栄養学では

「何を食べるか」だけでなく「何に曝露しているか」

が非常に重要になります。

特に

  • 土壌
  • 食品
  • 生活環境

といった外部要因は、ミネラルバランスや代謝に大きな影響を与えます。

こうした視点を持つことで、より本質的な体調改善アプローチが可能になります。

■ このような方におすすめ

  • 栄養指導の精度を上げたい方
  • ミネラルや有害金属に関心のある方
  • 環境要因を含めた健康アプローチを学びたい方
  • 実務で使える知識を身につけたい方

■ 最後に

分子栄養学は、単なる栄養学ではなく個体差と環境要因を読み解く「実践の学問」です。

今回の講義は、その中でも特に重要な

「環境リスクと身体の関係」

を理解する貴重な機会となります。

ご興味のある方は、ぜひ詳細をご覧ください。

https://www.bunshieiyou-advisor.org/

※外部講師のため、別サイトに移動します。

公式LINEリニューアルいたしました!

有害金属の簡易曝露チェックとミネラルクイズ(初級、中級、上級)を実装いたしました。

ミネラルや有害金属について知ってもらいたいと思ったらやっぱりクイズかなと。

楽しみながら知識をたかめていただけたら嬉しいです。

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お友達追加特典やミネラルクイズの全問正解特典などをご用意しております。

ぜひこちらから追加してください。

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よくあるお問い合わせ

ミネラル検査でよくあるお問合せをこちらにまとめました。

Q,髪の量はどのくらい必要ですか?

A,約0.1gの毛髪が必要です。根元付近から採取し、長さ約3cmにカットしてください。
本数の目安は約80本程度で、量としてはつまようじ3本分ほどになります。

実際の量は下記写真程度ですが、髪の太さによっては重量が軽くなる場合がありますので、少し多めに採取していただくことをおすすめします。

なお、500円玉の直径は約2.6cmのため、毛髪は500円玉より少し長い程度を目安にしてください。

Q. どの部分の髪を採取すればよいですか?

A. 後頭部の根元付近から採取をお勧めしています。

後頭部の髪をクリップなどで留め、内側(下の層)の髪から採取するとほとんど目立ちません。

ご自身で採取するのが難しい場合は、美容室でカットをお願いされる方もいらっしゃいます。

美容師の方へお渡しいただける説明資料をご用意しておりますので、必要に応じてご利用ください。

https://www.lbv.jp/info/haircut_for_salon.pdf

なお、複数の部位から採取した毛髪をまとめて提出していただいても問題ありません。

Q. 髪が短いのですが検査できますか?

A. 検査可能です。

Q. 子どもでも検査できますか?

A. はい、お子様でも検査可能です。毛髪があれば、年齢に関係なく検査を行うことができます。

Q. 犬や猫でも検査できますか?

A. 愛犬・猫専用の被毛ミネラル検査をご用意しています。

こちらからお申込みいただけます。

https://www.lbv.jp/lbv-ec/category/item/pet

Q. 髪がない場合、陰毛や腋毛でも検査できますか?

A. 検査は可能ですが、参考値としてのご案内となります。

本検査の基準値は頭髪をもとに設定されているため、陰毛や腋毛などの体毛で検査を行った場合、結果は参考値としてお考えください。
可能な場合は、頭髪での採取をおすすめしております。

Q,髪と爪の検査がありますが、何が違うのですか?

A,反映される期間が異なると考えられています。

一般的に、

  • 毛髪:直近3〜4か月程度の平均的な状態
  • :およそ半年前頃の、約2週間程度の状態

を反映していると考えられています。

Q,カラーリングなどは影響ありますか?

A,元素によっては影響を受ける場合があります。短い期間で定期的にカラーリングをされている方は、次回のカラーリングを行う直前に採取していただくことをおすすめします。

Q,前回は紙版で検査を受けましたが、WEB版で受けた場合、前回値は表示されますか。

A,はい、表示されます。WEB版でも、過去の検査結果をご確認いただくことができます。

Q,検査結果はどのくらいで出ますか?

A,検体をポストに投函していただいてから、約3週間ほどで結果をご確認いただけます。

Q,WEB版と紙版で検査の精度はかわりませんか?

A,検査の精度に違いはありません。WEB版・紙版ともに、同じ方法で分析を行っています。

Q,紙版との違いはなんですか?

A,WEB版では、以下のような特徴があります。

  • 質問票の入力をWEBで行える
  • 検査結果をデータで閲覧できる
  • レーダーチャート表示
  • ミネラルスコア表示

など、結果をより分かりやすく確認できる機能があります。

Q,検査結果について、より詳しいアドバイスを受けることはできますか?

A,はい、追加オプションとして専門家によるアドバイスをご利用いただけます。

平野先生(ルネスクリニック) 紙のアドバイス 7,150円

池田先生(アイデスクリニック) 紙のアドバイス 7,150円

佐藤彩香先生(管理栄養士) オンラインでの栄養カウンセリング 8,800円

ら・べるびぃ研究員によるオンラインカウンセリング 5,500円

Q,検査結果で有害金属が高かったのはなぜですか?

A,日常生活の中で、知らず知らずのうちに摂取している可能性が考えられます。

例えば、鉛やカドミウムは、一度体内に取り込まれると排出されにくいため、過去の摂取が徐々に反映されている可能性も考えられます。ヒ素や水銀は、比較的直近の摂取状況を反映している可能性があります。

デトックスには「サウナ」より「運動」?汗から有害金属を効率よく出す方法

「デトックス(解毒)」という言葉をよく耳にしますよね。
体に溜まった有害金属を排出する目的で、サウナで汗を流している方も多いのではないでしょうか。

しかし、近年の研究では「汗のかき方によって、有害金属の排出量に差が出る可能性がある」ことが報告されています。

今回は、台湾の研究チームが発表した論文をもとに、汗と有害金属排出の関係について紹介します。

1. 汗は「天然のデトックス装置」

私たちは日々の生活(食事、水、空気など)を通じて、微量の有害金属(鉛、水銀、ヒ素など)を体内に取り込んでいます。これらは通常、尿や便などを通じて排出されますが、汗も排出経路のひとつです。

研究によると、ニッケル、鉛、クロムなど一部の金属は、尿よりも汗の中に高濃度で含まれる場合があることが報告されています。
つまり、汗をかくことは有害金属の排出に一定の役割を果たしている可能性があります。

2. 実験:サウナ vs ランニング

研究チームは、健康な男女12名を対象に、次の2つの条件で汗を採取し、成分を比較しました。

  • 動的発汗:トレッドミルでのランニング
  • 受動的発汗:サウナボックス内で座って発汗

どちらも20分間汗をかいた後、汗に含まれる以下5種類の金属濃度を測定しました。

  • ニッケル (Ni)
  • 鉛 (Pb)
  • 銅 (Cu)
  • ヒ素 (As)
  • 水銀 (Hg)

3. 結果:運動による汗の方が高濃度

分析の結果、次の4つの金属については、サウナよりも運動時の汗の方が有意に濃度が高いことが確認されました。

  • ニッケル (Ni)
  • 鉛 (Pb)
  • 銅 (Cu)
  • ヒ素 (As)

一方で、

  • 水銀 (Hg)

については、運動とサウナの間で明確な差は見られませんでした。

4. なぜ運動の方が排出されやすいのか?

研究では、次のような理由が考えられるとされています。

血流の変化
運動すると心拍数が上がり、体温も上昇します。これにより血液循環が活発になり、体内の物質が汗腺へ運ばれやすくなる可能性があります。

代謝の活性化
筋肉を動かすことでエネルギー代謝が高まり、組織に存在する金属の移動や排出が促進される可能性があります。

一方、サウナのような外部からの加熱は、主に皮膚表面の温度を上昇させるため、体内深部の循環への影響は運動ほど大きくない可能性が指摘されています。

5. 効果的に汗をかくためのポイント

この研究から言えるのは、単に体を温めるだけでなく、体を動かして汗をかくことも重要かもしれないという点です。

例えば、

  • 週に数回、軽く息が上がる程度の有酸素運動(ジョギングや早歩き)
  • 運動後にサウナを利用する

といった組み合わせも、発汗を促す一つの方法と言えるでしょう。

まとめ

「デトックス=サウナ」というイメージは強いですが、研究によれば運動による発汗の方が、一部の有害金属の濃度が高い汗が出る可能性が示されています。

もちろん、この研究は少人数の実験であり、汗だけで体内の有害金属が大きく減るかどうかは今後の研究が必要です。

それでも、健康のためには「体を動かして汗をかく習慣」を取り入れることが、さまざまな面でメリットがあると言えるでしょう。

出典: Kuan WH, et al. Excretion of Ni, Pb, Cu, As, and Hg in Sweat under Two Sweating Conditions. Int J Environ Res Public Health. 2022

当社が実施している毛髪ミネラル検査のデータでも、運動習慣のある群は、運動習慣のない群と比較して鉛濃度の平均値がやや高い傾向が確認されています。

ら・べるびぃ予防医学研究所
「知ることは、すべてのはじまり」
ミネラル分析の専門機関として、毛髪・血液・飲食物など様々な検体を分析しています。
2000年の創業以来、皆さまの健康に役立つ検査や情報を提供しています。
ら・べるびぃ予防医学研究所のミネラル検査へ

NHK「ヒューマニエンス」に取材していただきました

排出 〜美しく出す 生命の機能美〜

このたび、NHK BSヒューマニエンス 40億年のたくらみ
「排出 〜美しく出す 生命の機能美〜」にて、「排出」の一つとして「髪の毛」が紹介され、当社を取材していただきました。

初回放送は2026年3月7日(土)午後10:30〜(NHK BS)です。

取材には不慣れで大変緊張いたしましたが、どのような放送になるのか、今からとても楽しみにしております。

毛髪は「排出」の器官のひとつ

毛髪ミネラル検査は、もともと水銀分析の研究の中で、検体としての有用性が評価されてきました。

毛髪は、

  • 有害金属の濃度が比較的高く検出されやすい
  • 数か月単位の情報を保持する
  • 採取が非侵襲的である

という特徴があります。

現在のところ、

  • 毛乳頭 → 毛幹へは移行する
  • 毛幹 → 毛乳頭(血管側)へ戻る機構は確認されていない

とされており、毛髪に取り込まれることは、実質的に体外への排出を意味します。

歴史を語る検体としての毛髪

毛髪は長期間情報を保持します。

そのため歴史的にも価値があり、

  • ナポレオンのヒ素曝露説
  • ベートーベン の鉛曝露説

などは、遺髪や遺骨の分析結果をもとに議論されてきました。毛髪は「その時代の体内環境」を記録する、いわばタイムカプセルのような存在です。

毛髪は環境中でも分解されにくい

毛髪はケラチンという硫黄を多く含むタンパク質でできています。
この構造は非常に強固で、

  • 土壌中でも特殊な微生物が存在しない限り分解されにくい
  • 水に溶けにくい難溶性タンパク質

という特徴があります。

水銀は硫黄と強く結合する性質があるため、いったん毛髪に取り込まれると、容易には再放出されません。

環境省資料『不思議な水銀の話』でも紹介されているように、毛髪や体毛は環境中でも分解されにくく、水銀の再循環を抑える一時的な貯留(シンク)として働く可能性が示唆されています。さらに、体毛は食用に適さない、仮に摂取しても消化されにくいという性質から、水銀の生物濃縮経路になりにくいと考えられています。

毛髪や体毛は環境中でも分解されにくく、水銀の再放出を妨げていると考えられる。体毛は食用に適さず、また、食べても消化されずに残され、水銀の生物濃縮につながらないため、結果的にヒトや生物を水銀ばく露から守っていることになる。

不思議な水銀の話より抜粋

https://www.env.go.jp/chemi/tmms/husigi/hg_husigi_23.pdf

その意味で、毛は単なる「老廃物」ではなく、結果的に生物を水銀曝露から守る仕組みの一端を担っているとも言えるでしょう。

ぜひご覧いただけましたら幸いです。

毛髪ミネラル検査はこちらから

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