ついにやりましたーーー!!!
2024年7月から始まった 私と水銀の戦い、1年と2か月かかって、ようやく毛髪中の水銀値が元に戻りました。
「は?何の話?」という方は、過去ブログもぜひどうぞ
水銀負荷試験の経緯はこちら
実験内容をざっくりまとめると
- 12週間、毎日キハダマグロ100g+はんぺん
- 約2週間に一度、毛髪ミネラル検査(爪も)
目的は水銀が毛髪にどれくらいで反映するのか&どのくらいで抜けるのかを確認しました。
ピークは意外と早かった
- 12週間マグロ祭りの結果、10月21日に 4414ppb に到達!
- 摂取前は 1442ppb だったので、約3倍…マグロパワー恐るべし
食べるのやめたらどうなる?
- 2024年10月3日に摂取修了、次の検査ではまだ高めだったけどその次から徐々に下降
- 11ヶ月後、2025年9月4日、ついに 1590ppb まで戻りました!
何も特別なことはしていないのに、この下がった時の達成感…たまらぬものです。
実際の推移

水銀はどのくらいで抜ける?
ここで気になるのが、
「水銀の生物学的半減期って、どのくらいなの?」
という話です。
メチル水銀の生物学的半減期は、研究によってかなり幅があります。
一般的な説明では約70日とされることがあります。
一方で、90~120日程度という値も報告されています。
つまり、何日で半分になると一つの数字で決められるものではありません。
個人差もあります。
もし半減期を120日として計算すると?
ピークだった4,414ppbが、約534ppbとなります。
約1年後には、ピーク時の約12%まで下がる計算です。
ただし、これはあくまで「半減期だけ」で計算した理想的なモデル。
実際には、私たちは生活の中で魚などから少量の水銀を摂取します。
つまり、一度上がった水銀が、そのまま一直線にゼロへ向かうわけではありません。
半減期70日なら、もっと早く下がる?
半減期を70日として計算すると、4,414ppbは1年後には約117ppb。
つまり、ピーク時の約2.7%です。
国立水俣病総合研究センターでは、メチル水銀について「体内に入った水銀は、1年後には約3%になる」という説明をしています。
これは、半減期を約70日として単純計算した場合と、だいたい同じイメージです。
ただし、ここで一つ注意。
私の毛髪中の水銀値は、1年後に117ppbになったわけではありません。
1,590ppbでした。
1年後にはほぼ元の数値に
今回、
1,442ppb → 4,414ppb
まで上がりました。
増えた分は、
4,414 − 1,442 = 2,972ppb
です。
この「増えた分」が、仮に1年後に3%だけ残っているとすると、
2,972 × 3% ≒ 89ppb
となります。
もともとの1,442ppbに足すと、
1,442 + 89 ≒ 1,531ppb
です。
実際の測定値は、1,590ppb。
かなり近い数字になりました。
もちろん、これはあくまで単純化した計算です。
毛髪への取り込み方、魚からの継続的な摂取、個人差など、さまざまな要因があります。
それでも、上がった分が時間とともに減っていき、最終的に元の水準に近づいたという今回の結果は、非常に興味深いものでした。
1年と2か月。長かった…
今回の実験を始めたときは、
「マグロを毎日食べたら、どれくらい水銀が上がるんだろう?」
くらいの気持ちでした。
ところが実際に上がってみると、
「これ、いつ戻るんだ……?」
という話に。
そして、ようやく約1年後に元の水準へ。
改めて感じたのは、水銀は、摂取をやめたからといって、すぐに下がるわけではないということ。
一方で、時間とともに少しずつ減っていくということも、自分自身のデータで確認できました。
まとめ
- 水銀、抜けるのに思ったより時間がかかる
- 食べすぎ注意!でも抜けると嬉しいもんです
- 数値が下がるとなんだか 無駄に達成感 が湧く
これにて水銀負荷試験について本当に完結です。
ご覧いただき本当にありがとうございました。
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