夏休みスペシャル企画 親子セット

夏休みスペシャル企画 毛髪ミネラル検査 親子セット

もうすぐ夏休み。

夏といえば、海、プール、スイカ、花火、虫取り、キャンプなどなど、親子で楽しめるイベントがたくさんありますね。

今年はコロナ以来中止になっていたいろいろなイベントが再開されることが多いようです。最近の感染拡大で影響がでないことを祈ります。

私には1歳の娘がいるので、夏休みを一緒に楽しみたいと思います。

子どもは宝です。

夏休みの思い出をたくさん作ってあげたいと、親は時間もお金も労力もかけてがんばります。

でも、子どもはほんとうにお金がかかる!

ですので、子どもの検査をもっと受けやすくできないか、と強く強く思っていました。

そこで!

夏休みスペシャル企画第2弾として!

毛髪ミネラル検査【親子セット】

2022年8月31日までの期間限定です。

親と一緒に受ける17歳以下の子どもの毛髪ミネラル検査が

【半額】

になります。

大事なことなので、もう一度言います。

17歳以下の子どもの毛髪ミネラル検査が

【半額】

になります。

例:

17歳以下の子どもが1人の場合
親11,000円 + 子5,500円 = 16,500円

17歳以下の子どもが2人の場合
親11,000円 + 子5,500円 + 子5500円 = 22,000円

ぜひ、夏休みは親子で一緒に毛髪ミネラル検査を受けませんか。

※条件・注意事項
半額対象のこどもは0歳~17歳までとなります。(17歳も対象です)
返信用封筒は1枚だけ入っています。親と子どもの質問票、検体を返信用封筒にまとめて入れて投函してください。
検査キットの有効期限は2年間となります。

ら・べるびぃ予防医学研究所

お申込みはこちらから。
https://www.lbv.jp/lbv-ec/?p=1087

zoom勉強会「お水をもっと知りましょう!」に寄せられた質問

2021年10月12日、zoom勉強会「お水をもっと知りましょう」を開催しました。
大勢の方にご参加いただき感謝いたします。ありがとうございました。

今回は事前に質問を募集し、勉強会の中で回答しました。
このブログでは、事前にいただいたご質問と、当日いただいたご質問をご紹介します。

(ブログ掲載にあたり、一部内容を加筆修正しています)

また、水ハンドブックでは、下記の質問に該当する内容や、勉強会では話しきれなかった水についての基礎知識を掲載しています。ぜひ、ご利用ください。


Q: 水の1日摂取目安料として、よく毎日2リットルは飲まないといけないと言われますが、個体差を考えた場合、量については個々で様々ではないかと思っています。その際に考慮すべき内容や量の提案の仕方についてあれば教えてください。

➡ 水の必要量の算定方法として出納法と水の代謝回転速度を測定する方法があります。これらの方法を用いた結果によると、水の必要量は生活活動レベルが低い集団で 2.3〜2.5 L/日程度、生活活動レベルが高い集団で 3.3〜3.5 L/日程度と推定されています。しかし、その必要量を性・年齢・身体活動レベル別に算定するための根拠は、いまだに十分には整っていません。
そのため、厚生労働省では、多くのレベルを網羅しているであろう「飲み水から1日1.2Lを」を必要量や推奨量としてではなく、目安量としています。
出典:https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586571.pdf

なお、欧州心臓病学会の年次会議(ESC Congress 2021)では、1日2Lの水が心不全リスクを低下させると発表がありました。
(※すでに心不全を発症している方は、逆に水分を制限しなければいけない場合があります。)
https://nazology.net/archives/95306

Q:水の種類の個々にあった選び方について知りたい。

➡ 体に良い悪いについての判断はできないのですが、料理の種類によって向いている水はあるようです。

一般的に、硬水に多く含まれるミネラル成分は、肉の旨味を閉じ込め灰汁をよく出すため、肉を煮込むカレーやシチューなどに、一方、軟水では出汁の繊細なうまみを引き出すため日本料理に適しているといいます。

また、尿路結石の方や、その予防には、結石の形成を抑えてくれるマグネシウムやカルシウムが豊富に含まれている硬水が適しているといわれています。

https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0022/G0000634/0021
https://medicalnote.jp/contents/160324-014-FS

Q:ウォーターサーバーを選ぶ際の、良し悪しの見極め方について

➡ 装置のメンテナンス、フィルター交換など定期的にやってもらえるか。水の品質や変化がないかなどがチェック項目にあげられます。
また、上置きボトルタイプは停電でも水を使えますが、内部貯蔵タイプはポンプに電気を使用するものが多いので、停電時には使用はできません(機械により内部貯蔵水を電気なしで使用できるのタイプもあります)。
フィルターの種類などは、個人の目的と好みで問題ないと思います。

Q:浄水器でおすすめがありましたら、教えて下さい

➡ 浄水器の定義は、家庭用品品質表示法に基づき「飲用に供する水を得るためのものであって、水道水から残留塩素を除去する機能を有するものに限る」とされています。
つまり、どの浄水器でも水道水の残留塩素を除去することはできるので、それ以外の能力については、利用する水の状態や個人の目的に応じて選んでください。
なお、浄水器に義務づけられている品質表示のうち、浄水能力の内容は下記のとおりです。
遊離残留塩素
濁り(水中浮遊微粒子等の濁りを発生させる物質)
揮発性有機化合物(トリハロメタンなど)
農薬
かび臭
重金属(溶解性鉛)

Q:水を煮沸した場合のトリハロメタンについて

➡ 水道水の消毒用塩素と水中のわずかな有機物が反応してできるトリハロメタンは、発がん性の可能性がある物質として1970年代に問題になりました。
トリハロメタンとは、クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルムの4種類とその合計量である総トリハロメタンを指します。
水道法による水質基準では、生涯にわたり連続して摂取しても健康に影響が生じない水準をもって、基準値が設定されています。

クロロホルムは、トリハロメタンのなかで最も存在比率が高く発がん性の可能性が指摘されていますが、摂取されると体内の酵素によって代謝され、ホスゲンを経て二酸化炭素となり呼気中に排出されます。

水道水に含まれるクロロホルムの量はごくわずかであり、さらに、代謝・排泄がとても速いので体内に蓄積されることはないと考えられています。


それでもトリハロメタンが気になる場合は、水道水を10分以上程度沸騰させ続けトリハロメタンを揮発させることにより除去することができます。
また、浄水器によって除去することも可能です。

Q:お風呂などの塩素対策

➡ 浴槽に0.5gのビタミンC粉末を入れると浴槽内の塩素はすべて中和されます。
なお、一番風呂に入った人により塩素は中和されるので、二番目以降に入るということでもいいかもしれません。

Q:プールやー温泉水などの銅への対策

➡ プールに殺菌のために入れる銅や温泉に含まれる銅は、飲用ではないのでそれほど神経質になる必要はないかと思います。
銅の経皮吸収率については資料が見つけられませんでしたが、気になる場合は、銅と拮抗する亜鉛を十分に摂取していると銅の吸収が抑えられます。

Q:ミネラルだけでは測れない「水」の力にはどんなことがあると思われますか?

➡ 水に含まれるミネラルは、水のごく一部です。
水の役割としては、血液やリンパ液として栄養素や老廃物の運搬と排出、汗や呼気から水を蒸発させることによる体温調整、生命維持にかかせない電解質が溶け込む体液の素となるなど、「水」そのものの役割がたくさんあります。

Q:水素水というのは、某メーカーの家庭用置き型浄水器でも、ちゃんと出来るものなのでしょうか。その水と一般的な浄水器の水どちらが本当は体にいいのでしょうか。

➡ 通常の水素水は電気分解で生成されます。水素溶存計測器か試薬のメチレンブルー(マグネシウム生成は不可)で水素が溶存しているかがわかります。
1気圧で0.3ppmから1.6ppmの範囲で水素が計測できます。水素は非常に小さいので、ペットボトルでは通り抜けてしまいます。保存はアルミ容器が最も水素が抜けにくいとされています。

Q:自宅の水道水は、浄水器無しでも飲めるのか?

➡ 水道水は、浄水場を出た時点では非常にきれいで日本が世界に誇る品質のものです。
しかし、その水を運ぶ水道管は問題が多いので、まずは一度検査をすることをお勧めします。
浄水場の品質が保持されていれば、水道水をそのまま飲むことはまったく体に問題ありません。

Q:水の過剰摂取の弊害があれば教えてください。

➡ 水はほとんどの人で十分に補給されていないという統計があります。
そこで厚生労働省では「健康のために水を飲もう!」という運動を行っています。
しかし、一度に大量の水分(約1.5L以上)を摂取すると、血液中のナトリウム濃度が低下し「低ナトリウム血症」という状態になることがあります。
低ナトリウム血症は、めまいや頭痛、下痢、多尿などの症状が現れ、悪化すると死に至る場合もあります。


水中毒を予防するためには、水分を補給するときに塩分などの電解質を一緒に摂りましょう。
近年では熱中症予防がさまざまなところで推進され、水分を補給するときには電解質のミネラルを一緒に摂取する大切さも広く知られるようになってきました。


なお、スポーツドリンクは日常の水分・電解質補給には十分ですが、熱中症や、発熱や下痢、嘔吐などが原因による脱水状態、高齢者の水分補給、大量の発汗などには電解質濃度が高い経口補水液での水分補給が望ましいといわれています。

Q:ペットボトルの水の選び方について教えてください。

➡ ペットボトルの水=市販のミネラルウォーターは、品質表示のガイドラインにより4つの品名に分類されています。

ナチュラルウォーター
ナチュラルウォーターは、特定の水源から採水された地下水を原水とし、沈殿、ろ過、加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わないもの。
特定の水源とは、水質・水量において安定した地下水の供給が可能な単独水源のことをいいます。
ナチュラルミネラルウォーター
ナチュラルミネラルウォーターは、ナチュラルウォーターのうち、地中のミネラル成分が溶け込んでいるもの。
ミネラルウォーター
ミネラルウォーターは、ナチュラルミネラルウォーターを原水として、品質を安定させる目的などのために人工的なミネラルの調整、ばっ気(空気を水に混入させること)、複数の水源から採水したナチュラルミネラルウォーターの混合等が行われたもの。
ボトルドウォーター
ボトルドウォーターは、上記の3種類以外で飲むことができる水の総称です。東京都の水道をペットボトルに入れて販売している「東京水」は、中身は水道水ですがボトルドウォーターとして取り扱われます。

ちなみに、ら・べるびぃ予防医学研究所で水道水と市販のミネラルウォーターを検査したところ、水に含まれるミネラルの量は水道水の方が多いという結果が出ています。

したがって、一概にこれがいいということはなく、個人の目的やお好みで選んでください。

Q:炭酸水は体に良いのか?

 炭酸水を飲んだ場合の効果について下記のようなことがいわれているようです。

・血流が良くなり、血圧が下がる(ダイエット効果もある)

炭酸水を飲むと血液に炭酸が入り血中二酸化炭素濃度が高まる。すると酸欠になった状態を回復しようと体は血流を増やし、血管を拡張させる。結果的にエネルギー消費が増え=痩せて、血圧が下がる、という論理のようです。
➡ 論文を探してみましたが、そのような論文は見つけられませんでした。
ネットでは、この効果があちこちで取り上げられていましたが、その出処となる研究について出典を明記してある記事も見つけられませんでした。
したがって、この効果については広く語られていますが、明確なエビデンスがないため分かりません。

・疲労回復

炭酸水素イオンが、疲労物質である乳酸の水素イオンを取り込み、結果的に乳酸を減少させる、という論理のようです。

➡ かつては、乳酸は疲労物質として知られていましたが、今ではそれは間違っていることが分かっています。
つまり、そもそもの前提が違うのでこの効果については懐疑的です。

・整腸効果

➡ 炭酸ガスが腸を刺激し蠕動運動を促進するといわれています。
また、海外ではお腹を壊したときに炭酸の入った飲み物でケアする国も多くあるようです。

・炭酸水は骨や歯を溶かす
➡ 骨や歯を形成するカルシウムは酸に溶けやすい性質がありますが、飲みことで炭酸水が骨に直接触れることはなく、歯については、唾液で酸が中和されるためほどんど影響はないと考えれています。

https://www.healthline.com/nutrition/carbonated-water-good-or-bad#bone-health

まとめると、炭酸水は、水分補給のほかに、シュワっとはじける爽やかな飲み口が楽しめ、整腸効果も期待できる飲料といえそうです。(ここでの炭酸水は無糖のものを想定しています)

Q:エプソムソルトは風呂釜を傷めるのか?

➡ こちらについては、風呂釜のメーカーなどにお問い合わせいただくほうが確実な回答を得られると思いますので回答を控えます。

Q:水質検査では、その水のミネラル状況もわかりますでしょうか?除去できた有害物質がわかる感じの検査なのでしょうか?

➡ 水質検査を、ら・べるびぃ予防医学研究所のおうち水ミネラル検査×2(ダブル)とすると、
おうち水ミネラル検査×2(ダブル)では、2種類の水を測定します。
したがって、検査結果を比較することで除去された物質が推定できます。


おうち水ミネラル検査×2(ダブル)では、2種類の水が検査できます。

例えば水道水と浄水器、ミネラルウォーターと井戸水など、お好きな水を2種類を検査することで普段使っている水にどの程度ミネラルや有害金属が入っているのかを比較することができます。

毎日、何気なく飲んでいる水。
同じ水でも含まれているミネラルには差があること、知ってますか?
水道水には市販のミネラルウォーターに劣らないミネラルが含まれています。

一方、鉛やカドミウム、ヒ素などの有害金属は、水を沸騰させても、氷らせても、含まれている量は減りません。
毎日使う水に何が含まれているのか、検査してみませんか?

もっとも身近な水について44ページにまとめた水ハンドブックをプレゼントしています。


2021年10月1日、関東に接近した台風16号の影響で、東京も大雨となりました。

そのときの雨を集めて測定してみました。

道路の端で雨水を集めました。

ビーカーを会社の窓際に置き窓を開けて雨水を集めていたのですが、吹き込んだ雨で建物の中がびしょ濡れになってしまい怒られてしまいました。

そこで、風で飛ばされないように賞味期限の切れた備蓄用のビスコを重しにし、道路の端に置いて雨水を集めました。

あっという間にこれくらい溜まったので測定します。

2回測定し、それぞれpHは6.08と6.03でした。ほぼ同じです。

水道水のpHの平均値は7.4なので、やや酸性です。

硬度は1.0。超軟水です。

水は、地上に落ち、岩盤や土壌のミネラルを取り込むので、雨水がカルシウム、マグネシウムをほとんど含まない超軟水なのは納得です。

参考に、上部で記載した水道水と市販のミネラルウォーターの硬度表をもう一度載せておきます。

ミネラル検査の推奨栄養素が食事摂取基準2020年度版にバージョンアップ!!

知ることから始まる健康生活

厚生労働省が策定した「日本人の食事摂取基準」が2020年に変わりました。

食事摂取基準は国民の健康の保持・増進、生活習慣病の予防のための、エネルギーおよび栄養素の摂取量の基準を示すものです。簡単にいうと日本人が、健康や成長のために、何をどれだけ食べればいいのかを示しています

その内容を毛髪・爪ミネラル検査数値から導き出した推奨栄養素に反映させました。

日本人は、塩分をとりすぎている?

2020年1月14日に公表された「2018年国民健康・栄養調査結果」によると、日本人の食塩摂取量の平均は、男性11g、女性9.3gです。 10年間でみると減少しているものの、今回設定された目標値と大きくかけ離れています。 世界保健機関(WHO)では、すべての成人の減塩目標を5gとしており、欧米のいくつかの国では、高血圧の方だけでなくすべての人に6g未満を推奨しています。

塩蔵食品を毎日のように食べている人は、食べていない人にくらべて胃がんのリスクが高くなることが研究で明らかになっています。 塩分(ナトリウム)は体に必要不可欠な栄養素ですが、取りすぎには注意しましょう。

 

gooニュースより抜粋

 

創業20周年記念事業 第3弾 爪ミネラル検査29元素

20周年事業の第3弾として「爪ミネラル検査29元素」のご案内です。

従来の爪ミネラル検査との変更はこちらです。

・測定元素数の変更(22→29)

・前々回までの検査データの反映

・あなただけの推奨栄養素の追加

・WEBで検査完了後、すぐに確認可能(オンラインサービス予医手帳への登録が必要です。)

予医手帳の詳細はこちら

ぜひこちらから爪ミネラル検査29元素の詳細をご確認ください。

リリース記念の期間限定キャンペーンを行っております。

 

こちらもら・べるびぃアフィリエイトの対象ですので、検査を受けてよかったらぜひお友達にご紹介ください。

ら・べるびぃアフィリエイトとは?

ら・べるびぃ予防医学研究所

 

カルシウム

「カルシウムの値は十分なのに、アドバイスに〝カルシウムを摂りましょう〟と書かれてあるのはなぜ?」

毛髪ミネラル検査を受けた方からこんなお問い合わせをいただきました。
そこで、今日はカルシウムのお話しです。

 

概 要

カルシウムは体内に最も多く存在するミネラルです。その量は、全体重の1.8%、つまり体重が60Kgの人では1080gものカルシウムが存在します。

体内のカルシウムの内、99%が骨と歯の成分となり、0.9%は筋肉や神経組織などの細胞内外の体液に、残りの0.1%は血液中にあります。

カルシウムはリン(P)と結合し、ハイドロキシアパタイトという固くて丈夫な結晶となり、骨や歯を構成します。

血液や体液中にあるカルシウムは、電子を2個失ったカルシウムイオン(Ca2+)の状態になっています。
このカルシウムイオンは、体内の神経伝達に役立っています。

日本人の場合、カルシウムの摂取量は男女ともに目標を下回っており、厚労省の平成26年国民健康・栄養調査によると、1日当たりの推奨量が680mgのところ、実際には490mg程度しか摂取されていません。

全般的に不足しがちな微量栄養素の中でも最も不足が懸念される栄養素の一つです。

カルシウムの必要量は年代や性別によって違いますが、骨にカルシウムを急速に蓄積する幼児期・思春期と、妊娠中の女性はカルシウムを多く必要とする時期です。

閉経後の女性は特に注意!
女性は、いわゆる更年期である閉経前後5年間に女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が急激に減少します。古い骨を溶かし新しい骨をつくるバランスのとれた骨代謝にはエストロゲンが深く関係しているため、女性は更年期以降、骨粗しょう症になるリスクが高まります。

カルシウムを積極的に摂ることで骨密度の低下を抑えることができます。

 

働 き
①骨や歯を構成する

食物から摂取したカルシウムは、小腸で吸収されます。
小腸では、“エンテロサイト”という細胞がビタミンDと協力してカルシウムを吸収します。さらに、ビタミンDは、吸収したカルシウムを効率よく骨や歯にする手助けをしています。

つまり、カルシウムは、ビタミンDと一緒に摂らなければいけません。

さらに、骨の形成にはビタミンD以外に、ビタミンC・マグネシウム・ビタミンK、さらに微量ですが丈夫な骨の形成には銅・マンガン・亜鉛・鉄なども関わっています。

イラスト骨

②情報伝達(カルシウムイオンの働き)

神経系
カルシウムは血中や体液中ではカルシウムイオンとなり記憶形成や感覚伝達など脳のあらゆる神経系の情報伝達に関与しています。

ニューロンの興奮によって神経終末から放出される神経伝達物質がその受容体と結合すると、細胞質内のカルシウムイオン濃度が上昇します。

この細胞内カルシウムイオン濃度の上昇が神経系における情報伝達のトリガーとなるのです。

シナプス

筋肉を収縮させる
カルシウムイオンは筋肉でも同様の働きをします。

神経細胞の中を伝わってきた電気信号が到達すると、筋小胞体という袋の中に貯蔵されているカルシウムイオンが放出されます。

放出されたカルシウムイオンは筋肉の収縮を抑制しているタンパク質と結合して抑制を解除します。

すると、筋肉を動かす時のエネルギー源となるATP(アデノシン三リン酸)が作用して筋肉が収縮します。

イラスト筋肉

 

 

 

 

 

 

 

 

③その他にも…
その他にもカルシウムイオンは、下記の働きなど、体内の様々な働きを担っています。

・出血時に血液を凝固させる
・ホルモンの分泌を助ける
・消化酵素など多数の酵素分泌を助ける
・細胞分裂・分化を促す

カルシウムイオンが機能するためにはマグネシウムが不可欠です。そのため、カルシウムとマグネシウムはバランスよく(Ca:Mg=2:1~1:1)摂ることが重要です。

 

カルシウムが足りないと…

・骨や歯が弱くなる
骨粗しょう症など
・精神的な障害
情緒不安定、認知障害、うつ症状など
・筋肉系の障害
筋肉のけいれんや痛み、心不全など
・血管系の障害
高血圧、動脈硬化など

血中のカルシウムはカルシウムイオンとして一定の濃度に保たれています。

血中のカルシウムが不足すると、副甲状腺ホルモンが働き、骨に貯蔵しているカルシウムが血中に溶けだします(脱灰と呼ばれる状態です)。

カルシウム不足が慢性化すると副甲状腺ホルモンの分泌が盛んになり、骨からのカルシウム流出が増加します。

その結果、骨のカルシウムは失われていくのに、細胞や血中のカルシウム濃度だけが高くなり、高血圧を誘発し(カルシウムには血圧をあげる作用がある)、余分な血中のカルシウムが血管に沈着し動脈硬化を引き起こし、反対に骨はスカスカになって骨粗しょう症と呼ばれる状態に陥ります。

イラスト_折れた骨

 

 

 

 

 

 

 

このように、体内のカルシウムが不足しているにもかかわらず、ミネラル検査や血液検査では高値にでることがあるため、カルシウムは『パラドックスミネラル』とも呼ばれています。

冒頭でご紹介した受検者さまもこの状態でした。

ミネラル検査では、カルシウムとマグネシウムが両方とも高値の場合、脱灰の可能性を疑います。

 

過剰摂取

食事からの摂取だけで過剰に摂ることは、まずありえません。
しかし、サプリメント等で過剰に摂取すると高血圧・動脈硬化・腎臓障害・泌尿器系の結石などの他、鉄やマグネシウム・亜鉛などの吸収をさまたげることがあります。

 

サプリメントでの補給について

食事だけではカルシウムを十分に補給できない場合は、サプリメントも活用しましょう。

その場合、摂取基準量を守るほかに、いくつか注意点があります。

・カルシウムは食間に摂る。
カルシウムは鉄と一緒に摂ると、鉄の吸収を妨げます。
カルシウムをサプリメントで摂る場合は、食後すぐはさけ、食事と食事の間にとるようしましょう。

・ リンの摂りすぎに気を付ける。
リンは摂りすぎても足りなくてもカルシウムの吸収を妨げます。
リンとカルシウムの割合は1:1を超えないようにと言われますが、加工食品に多く含まれるリンは現代人では摂りすぎの傾向にあり、足りない方はほとんどいません。

加工食品を控え、リンの摂りすぎに気をつけましょう。

・ビタミンCを十分に摂る。
 丈夫な骨を作るためには、カルシウムだけではなく、コラーゲンも欠かせません。骨はコラーゲンで作られた組織の上にカルシウムがくっついて作られるのです。

ビタミンCを十分に摂り丈夫なコラーゲンを生成すると、しなやかで弾力性のある丈夫な骨が作られます。

ビタミンCは摂りすぎると尿に排出されるため、過剰摂取の心配がないビタミンです。
十分に摂りましょう。

fruit_lemon