『体温を上げると健康になる』を読んで その1

弊社社長のブログ『日々是健康』で9月16日に『体温と健康』という記事がありました。
内容を読んで興味がわき、本屋を探し、この本に巡り合いました。
本の内容を大まかに紹介します。

体温が1度下がると免疫力が30%低下する、というサブタイトルの本で、逆に体温1度上がると免疫力は5~6倍増すのだそうです。
老化防止も体温を上げることです。

では、体温を恒常的に上げる方法は、
ズバリ!「筋肉を鍛える」事です。筋肉量を増やすことが最大のポイントです。
有酸素運動は、脂肪を燃やし、無酸素運動は、筋肉をつける。でも、そんな無理はできないと思われる方は、
何しろ歩くことなんです。
腰を痛めないようなスクワット(しゃがんで立ち上がる)も効果的です。
ボケ防止には脳トレよりも筋トレのほうが効果があるというのにびっくりです。
筋トレ前にバナナを食べ、後にはチーズを摂ることが理にかなっているそうです。

微熱で風邪かな、と思ったらすぐに風邪薬や解熱剤を飲むのはNG。
せっかく体温を上げて免疫機能を向上させようと思うのに、いたずらに解熱させてしまうと、かえって風邪をこじらせ長引かせるとのこと。
では、どうするか。
まず、衣服で温めます。たとえばパンツを2枚履いて、体を温めることなどがコツだそうです。
ナチュラルキラー細胞が活発になるのも実は、37℃からなんです。

私は、今まで熱を下げれば回復すると間違った認識で生きてきました。熱なんて、菌やウイルスと闘っている証拠、クスリを飲ませずに自然治癒で治そうとするお母さんは立派なものですね。
うなされるほどの熱は別の話ですので、医師の診断に従いましょう。

飲み物でもビックリ。
冷たいものはNGだそうです。
朝起きたら内蔵のウォーミングアップに白湯が最高だそうです。白湯を毎日飲んでからスタートを実行している弊社社員もいます。
これから野菜ジュースも常温で飲むことにしようと思います。

written by 米川

投稿者:

ら・べるびぃ予防医学研究所

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