2026年2月19日 カルシウムを掘り下げましょう

カルシウムといえば、骨を丈夫にするミネラル、神経伝達や筋肉の収縮に欠かせない成分
そのようなイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。

しかし実際のカルシウムは、それだけにとどまりません。
血中での厳密な濃度調節、ホルモンとの精緻な連携、細胞内シグナルとしての役割など、私たちの体内では「使われ方」が極めて重要なミネラルです。

本セミナーでは、臨床検査技師としての実務経験と、医学博士としての生理学的視点の両面から、カルシウムを単なる「骨の材料」としてではなく、生命活動を制御する情報因子としてのカルシウムにまで踏み込み、わかりやすく解説します。

・なぜ血中カルシウムは厳密に一定に保たれているのか
・カルシウムが不足・過剰になると、体の中では何が起きているのか
・検査データからは何が読み取れ、何が読み取れないのか
・サプリメントや食事との向き合い方をどう考えるべきか

こうした疑問を、生理学と臨床検査の視点から整理し、
「知っているつもりだったカルシウム」が、まったく違って見えてくる時間をお届けします。

カルシウムを本当に理解したい方
医療・栄養・健康指導に関わる方はもちろん、
ご自身やご家族の健康を根拠をもって考えたい方にもおすすめの内容です。

カルシウムを、もう一段深く。
ぜひこの機会に、生理学から見たカルシウムの世界をご一緒に掘り下げてみませんか。

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開催日:2026年2月19日(木)12時~13時

演題:「カルシウムを掘り下げましょう」

講師:ら・べるびぃ予防医学研究所 臨床検査技師/医学博士 矢野正生

費用:無料

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亜鉛と鉄がとれて、さらに虫歯予防に

噛む噛む20回

とうとう届きました。

噛む噛む20回

出会いは、ふとしたご縁から

ひょんなことから、毛髪ミネラル検査を取り扱っていただいているパートナー様よりご連絡をいただき、(歩いて伺える距離ということもあり)お邪魔してみると、そこには気になるアイテムがいくつもありました。
エルゴチオネイン、塗るマグネシウム……。

そんな中で、
「こんなタブレットがあるんですけど」
とご提案いただいたのが、サイクロデキストラン配合のタブレットでした。

サイクロデキストランとは?

サイクロデキストランとは、虫歯予防に役立つとされている成分です。
よく知られているキシリトールは「それ自体が虫歯にならない糖に似た成分」ですが、サイクロデキストランは、歯垢の原因となるバイオフィルムの形成を抑える働きが報告されている、糖に似た成分です。

「健康は歯から」とよく言われますよね。
その話を聞いた瞬間、「それは面白いですね」と、思わず前のめりになってしまいました。

なぜなら

うちには4歳と2歳の子どもがいて、歯磨きにはとっっっても苦戦しているからです。

「入れたい成分、ありますか?」

さらに驚いたのは、
「このタブレットに、入れたい成分ありますか?」
という一言。

……なんだそれ。
入れられるんですか。

であれば、当社はミネラル検査の会社です。
入れたいものは、もう決まっていました。

子ども向けに、亜鉛と鉄を同量・微量で

「子ども向けに、亜鉛と鉄を同量、微量に入れたタブレットがいいです」

そんな一言から、この商品づくりは始まりました。
ちょうど夏頃のことです。

毛髪ミネラル検査のデータを見ると、なぜか子どもの亜鉛の数値は低い傾向があります。
0歳では高いものの、1歳〜9歳頃までは、他の年代と比べると明らかに低い水準にあります。

グラフ:各年代の男性毛髪中亜鉛の平均値 単位:μg/g

成長に使われていて毛髪まで回らない、という理由もあるでしょう。
加えて、好き嫌いの影響も大きいと感じています。

実際、日本小児科学会の学会誌や小児科領域の報告では、子どもの亜鉛不足や潜在的な欠乏が問題となるケースがあることが指摘されています。

厚生労働省では鉄やカルシウムを中心に不足が問題視されていますが、「亜鉛も同様に不足している可能性が高い」と考えています。

子どもは、正直です

ただし、子どもはとても正直です。
嫌なものは、口にしません。

正直なところ、大人であれば、多少は我慢をして苦手なものを食べたり、それが難しければサプリメントで補う、という選択肢もあります。

しかし子どもはそうはいきません。
また一般的な亜鉛サプリメントは、1日あたり10mg以上とお子様にとっては含有量が多いものが主流です。

当社では、お子様に安心して食べてもらえることを何より大切にしたいと考え、あえて1粒あたり亜鉛と鉄を2mgという、調整しやすく、日常使いしやすい設計にしました。

子どもにとっての亜鉛の役割

亜鉛は、子どもの成長において欠かすことのできないミネラルのひとつです。
体内ではさまざまな酵素の働きを支えており、成長・発達の土台となる栄養素といわれています。

たとえば亜鉛は、

  • 身長や体重などの成長
  • 味覚の形成
  • 皮膚や粘膜の健康維持
  • 免疫機能の維持
  • 食欲の調整

などに関わっています。

特に子どもの場合、体をつくるスピードが速いため、亜鉛は成長のために優先的に使われやすいと考えられています。

また、亜鉛は体内に大量に蓄えておくことができないミネラルです。
そのため、日々の食事から少しずつ補っていくことが大切とされています。

一方で、子どもは味や食感にとても敏感で、苦手な食品を無理に食べることが難しい時期でもあります。
偏食が続くと、知らず知らずのうちに亜鉛の摂取量が不足気味になることも少なくありません。

だからこそ、「無理なく」「毎日の生活の中で」「安心できる量を」取り入れられる工夫が大切だと考えています。

おいしく、楽しく、罪悪感なく

完成までの過程では、出来上がった試作品を実際に味見させていただき、子どもにも食べてもらいました。

最初は
「うーん、もういらない」
という正直な反応もあり、そこから何度か味の調整を重ねていただきました。

そして最終調整の段階では、
「もう一個!もう一個!!」
という声に変わり、私も思わず顔がほころびました。

子どもの率直な反応を大切にしながら、おいしく続けられることにとことんこだわって完成したのが、噛む噛む20回です。

噛む噛む20回に込めた想い

好きなものだけを食べてくれたら親は楽ですが、やはり気になるのは栄養のこと。

そこで、

  • おいしく食べられて
  • 栄養も補給できて
  • さらに虫歯予防にもなる

そんなアイテムがあったら、罪悪感なく子どもに渡せるのではないか。そう思いました。

「ごはん食べてからね」と言えば、ごはんもしっかり食べてくれるかもしれない。
そんな二重の想いも込めています。

噛む噛む20回の特徴

噛む噛む20回は、ヨーグルト風味のタブレットです。

1粒あたり

  • 亜鉛:2mg
  • 鉄:2mg
  • カルシウム:50mg
  • マグネシウム:25mg
  • サイクロデキストラン:10mg

微量設計のため、過剰摂取にはなりません

「もう一個!」と2粒食べても、
亜鉛4mg、鉄4mg。
日常使いとして安心できる量です。

こどもの亜鉛の推奨量

年代男の子 推奨量 mg女の子 推奨量 mg
1~2歳3.53.0
3~5歳4.03.5
6~7歳5.04.5
8~9歳5.55.5

こどもの鉄の推奨量

年代男の子 推奨量 mg女の子 推奨量 mg
1~2歳4.04.0
3~5歳5.05.0
6~7歳6.06.0
8~9歳7.58.0
  • 内容量:60粒
  • 価格:2,980円(税抜)
  • 目安:
     ・1日1粒 → 約2か月分
     ・1日2粒 → 約1か月分

「噛む」という行為は、歯だけでなく、顎や脳の発達にもつながります。
噛む噛む20回が、子どもたちの健やかな成長を、さりげなく支える存在になれば嬉しいです。

こちらから噛む噛む20回の商品ページをご覧いただけます。

また当社が運営するサブスク「いつも予医ファミリー」でもお得に「噛む噛む20回」をお試しできます。

ちなみに、トップの写真は会社でスマホ撮影したものを、AIで画像生成してみました。
ものの15秒ほどで、この仕上がり。
本当にすごい時代ですね。

実際に撮影した写真はこちらです。

ら・べるびぃ予防医学研究所
「知ることは、すべてのはじまり」
ミネラル分析の専門機関として、毛髪・血液・飲食物など様々な検体を分析しています。
2000年の創業以来、皆さまの健康に役立つ検査や情報を提供しています。
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海水と血液は「同じミネラルバランス」なのか?

― 科学的に検証してみました ―

インターネットやSNSで
「海水と人間の血液は同じミネラルバランス」
という表現を見かけたことはありませんか?

実はこの考えには歴史的な背景があり、かつてフランスの生理学者 ルネ・カントンが
「生命の起源は海であり、体液はその名残である」
と唱えたことが大きく影響しています。

このロマンあふれる思想が広く知られるようになり、「海水=血液」といった表現だけが独り歩きしてしまったのです。

しかし、実際のミネラル濃度を比べるとどうでしょうか?

でも海水を測るのは…正直難しい!

当社のICP-MSは、微量元素を高精度に測定する装置です。

そのため、海水のように 塩分濃度(約3.5%)が極めて高い試料は苦手です。

海水をそのまま測定すると装置に大きな負担となるため、大幅な希釈が必要になります。

しかし、希釈しすぎると今度は微量元素が検出限界を下回り、正確な比較ができなくなる
という問題があります。

そこで今回は、実際に海水を測定するのではなく、

  • 血液:一般的な基準値
  • 海水:標準海水の公表データ

を用いて、主要ミネラル(電解質)を比較することにしました。

単位はわかりやすく mg/L(1Lあたりのミリグラム量)に統一しています。

濃度で比較すると…別物

まず海水の原液そのものは、圧倒的に濃度が高く、血液と同じになることはあり得ません。

表:海水と血液のミネラル濃度

ミネラル海水(mg/L)血液(mg/L)比率
ナトリウム10,8003,2003.4
塩素19,3003,7005.2
カリウム4001562.6
カルシウム410964.3
マグネシウム1,3002259

特にマグネシウムは血液と比べると59倍も海水の方が濃度が高いことがわかりました。

また、仮に海水の塩分濃度を血液と同じ程度に薄めた場合のifの試算も行いました。

表:海水(希釈)と血液のミネラル濃度

ミネラル海水(mg/L)血液(mg/L)比率
ナトリウム2,8003,2000.9
塩素5,0003,7001.4
カリウム1021560.7
カルシウム106961.1
マグネシウム3442216

海水と血液には共通して多くの元素が含まれていますが、ミネラルの質量比で比較すると明確な違いが見られます。とくに海水では マグネシウム濃度が突出して高いため、「ミネラル濃度が同じ」とは到底いえません。

塩分濃度を揃えた場合、比較対象となるのは カリウム・カルシウム・マグネシウム ですが、この3つでも差がはっきり現れます。

  • カルシウムは海水と血液で比率が比較的近い
  • カリウムは 血液のほうが約1.5倍高い
  • マグネシウムは 海水が血液の約16倍と極端に多い

つまり、同じ元素が含まれているという点では共通点があるものの、その質量比は大きく異なるため、「海水=血液と同じミネラル組成」という説は科学的には成立しません。

結論

  • 海水と血液のミネラル濃度は同じではない
  • 塩分濃度を揃えても一致しない(特にマグネシウム)

「海水=血液」という表現は、19〜20世紀に提唱された進化論的なロマンが広まった結果であり、科学的な事実とは言えません。

当社では今後も、こうしたよく語られる健康情報を科学的視点から検証した情報を発信してまいります。

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子どもの鉄不足が将来の免疫力に影響?インフルエンザへの抵抗力を弱める可能性

今回は「鉄」と「免疫力」のお話です。

鉄といえば、貧血予防に大切な栄養素として知られていますが、実は免疫システムにも深く関わっていることをご存知ですか?

幼少期の鉄不足が将来に影響する

コロンビア大学の研究チームが興味深い発見をしました。幼少期に食事から十分な鉄が摂取できないと、その後、鉄レベルが正常に戻っても、肺の免疫細胞がウイルスと闘う力が弱くなってしまう可能性があるというのです。

研究者のトーマス・コナーズ助教授は、「鉄欠乏症は世界中で最も一般的な栄養問題の一つで、特に子どもに多く見られます。長年、ウイルス感染や重症化のリスク増加と関連付けられてきましたが、私たちの研究はその理由の一つに新たな光を当てています」と述べています。

メモリーT細胞の働きが低下する

この研究では、過去に遭遇した病原体への反応を助ける「メモリーT細胞」という免疫細胞に注目しました。

マウスを使った実験で、鉄が不足した状態でインフルエンザに感染すると、見た目は正常なメモリーT細胞ができるものの、その機能に問題があることが分かりました。感染症と闘うために重要なインターフェロンγや腫瘍壊死因子αといったタンパク質を十分に作れなくなってしまうのです。

そして注目すべきは、この機能低下が鉄分レベルを回復させた後も続いてしまうという点です。つまり、鉄欠乏症は目の前の感染症を克服しにくくするだけでなく、将来のウイルスに対する免疫システムの反応にも長期的な影響を及ぼす可能性があるのです。

日本の子どもの10人に1人以上が貧血の可能性

この報告書によると、米国では子どもの約10%が鉄欠乏症に罹患していますが、日本でも同様の状況があります。

一般社団法人ラブテリと聖路加国際大学大学院の共同研究によると、日本人の子どもの12.7%が貧血の可能性があることが明らかになりました。さらに、その割合は1歳半から5歳にかけて増加する傾向が見られたのです。

家庭での対策が十分に進んでいない現状

ラブテリの調査では、食事以外で子どもに鉄を補給している母親は全体の約4割にとどまっていることも分かりました。実施している場合の内容としては、「鉄を強化したお菓子や食品」や「フォローアップミルクの摂取」が多く挙がっています。

また、子どものヘモグロビン値と母親のヘモグロビン値に相関が見られたことから、家庭での食事が子どもの鉄の状態に影響を与えている可能性も示唆されています。

なぜ幼児期の鉄が重要なのか

乳児期と小児期は、免疫システムの成熟を含む急速な成長と発達の時期です。この大切な時期に十分な鉄を摂取することは、将来の健康にとって特に重要です。

特に離乳期に鉄が不足すると、脳や身体の発達に長期にわたり影響を及ぼす可能性があることが明らかになっています。この時期の栄養不足の影響は、その後どんなに栄養状態の改善を行っても挽回できないケースもあるのです。

予防が何より大切

コナーズ助教授は「私たちの研究は、免疫システムの発達と将来の健康にとって、食事からの鉄摂取が重要であることを強調しています。子どもたちがバランスの取れた食事を摂り、小児科医による定期的な検診を受けることが重要です」と語っています。

鉄は、レバー、赤身肉、魚、豆類、緑黄色野菜などに多く含まれています。お子さんのいるご家庭では、日々の食事で意識的にこれらの食材を取り入れることが、将来の健康を守ることにつながります。必要に応じて、鉄分強化食品やフォローアップミルクなどを活用することも一つの方法です。

子どもの健康な成長のために、まずは鉄不足という問題があることを知り、日々の食事を見直すことから始めてみませんか?

Iron-deficient diet prevents lung cells from fighting the flu | EurekAlert!

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000107795.html

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ADHD発症に「お母さんのストレス」と「亜鉛不足」が関与?

国立精神・神経医療研究センター(NCNP)などの研究グループが、ADHD(注意欠如・多動症)の発症メカニズムに、これまでの遺伝的要因に加え、周産期の母親のストレスと胎児の栄養状態(亜鉛レベル)が深く関わっている可能性を示す研究結果を発表しました。

ADHDの症状の始まりが、出生前の「栄養」と「炎症」にあるという新たな知見は、今後の予防・介入アプローチに大きな影響を与えるかもしれません。

 研究のポイント:カギは「ストレス」「亜鉛」「炎症」のつながり

この研究では、出生コホートの長期追跡データと国際的なゲノム解析を統合し、以下の重要な関連性を明らかにしました。

  1. 母親のストレスが胎児の亜鉛低下・炎症上昇
  2. 炎症の上昇が ADHD症状へ
    • 出生時のIL-6の濃度が高いほど、8〜9歳時点でのADHD症状が強いことと関連していました。
  3. 亜鉛とADHDは「遺伝的」にも関連
    • 国際共同データを用いたゲノム解析により、血中亜鉛濃度とADHDは遺伝的に双方向で影響しあうことが示されました。つまり、亜鉛が低くなりやすい体質(遺伝的要因)を持つとADHD症状が強くなり、ADHDになりやすい体質を持つと亜鉛濃度が低下しやすい、という関連性が見つかったのです。

 なぜ「亜鉛」と「炎症」が重要なのか?

  • 亜鉛の役割: 亜鉛は、脳機能の発達や免疫調整に不可欠な微量元素です。亜鉛が不足すると、体内で炎症を促進する物質(IL-6など)が出やすくなります。
  • 周産期のストレスの影響: 母親のストレスやうつ状態が、亜鉛の摂取・吸収不足や胎盤機能の変化を介して、胎児への亜鉛供給に影響を与えている可能性が指摘されていました。

この研究は、周産期のストレス→亜鉛低下→ IL-6上昇→ ADHD症状という、一連の生物学的・遺伝的メカニズムの可能性を初めて統合的に示したものです。

臨床的な意義と今後の展望

この発見は、ADHDの予防と早期介入において、非常に重要な意味を持ちます。

  •  周産期メンタルヘルス支援の重要性
    • 母親のうつ状態などのストレスへの評価と支援が、子どものADHD発症リスクを軽減する可能性があります。
  •  栄養学的アプローチの可能性
    • 亜鉛の補充を含む栄養学的アプローチが、ADHDの発症に対して予防的な役割を果たす可能性があります。特に欧米の産婦人科ガイドラインで亜鉛補充が推奨されている中、日本でも検討が進むかもしれません。
  •  客観的なバイオマーカー
    • 血中亜鉛濃度は、ADHDの早期スクリーニングや介入のターゲットとなる客観的なバイオマーカーの候補となります。

この研究は、これまで個別に捉えられがちだった「周産期のメンタルヘルス」と「子どもの神経発達症」を栄養・炎症・遺伝という視点で結びつける統合的なアプローチの第一歩です。今後は、この結果の追試や他のコホート研究での再現性が確認されることで、母子の健康を守るための包括的な支援体制の構築へと繋がることが期待されます。

参考情報:

「Maternal stress, cord blood zinc and attention deficit hyperactivity disorder」

(npj Mental Health Research, 2025年8月7日掲載)

国立精神・神経医療研究センター

https://www.ncnp.go.jp/topics/detail.php?@uid=8dJzfM16dLmVXEHF

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【検証動画】南部鉄器は鉄分補給になるのか?

ご覧いただきありがとうございます。

以前から何かと南部鉄器についてブログに書きましたが、動画にしました。

南部鉄器で鉄分補給、ということをよく耳にしますので、実際に鉄がそんなに溶出されるのか、ミネラル分析屋として分析してみました。

ぜひご覧くださいませ。

過去の南部鉄器のブログはこちら

南部鉄器と毛髪ミネラル検査の鉄

南部鉄器と「立ち眩み」

先日、イオンに出かけたときのこと。
ふと目に留まったのが「南部鉄器の鉄瓶」でした。

デザインの重厚さや、ずしっと手に伝わる重量感に惹かれ、購入しました。

ワンパンマンチャレンジと体調の変化

2025年の七夕から始めた「ワンパンマンチャレンジ」。
毎日続ける中で、足の関節の痛みや肉離れなど、体のあちこちが悲鳴をあげる場面も多々ありました。ワンパンマンチャレンジについては↓↓

その中でも一番厄介なのが――「立ち眩み」。
座って立ち上がると、かなりの頻度でフラッとするようになったのです。

「これは鉄不足かな?」と思いつつも、食事ではしっかり肉を食べている。
だからこそ、余計に気になっていたところで南部鉄器と出会ったわけです。

毛髪ミネラル検査と鉄

私どもが行っている毛髪ミネラル検査でも、南部鉄器を利用されている方の中には「鉄が高い」結果が出る方が印象的に多いのです。

もちろん、質問票で「南部鉄器を使っていますか?」とお聞きしているわけではないので統計的なデータではありません。
あくまでも印象の範囲です。

一般的に毛髪ミネラル検査では、子どもは鉄が高く、大人になるにつれて鉄は低下し、比較的ブレが少なくなっていきます。
ところが一部の方では、大人であっても子ども以上に鉄が高いケースが見られるのです。

南部鉄器から溶け出す鉄の形態

鉄は体に必要なミネラルですが、「多すぎてもよくない」というのはよく知られています。
それでも、私自身「立ち眩みが少しでも改善するなら」と思い、南部鉄器を試してみることにしました。

ここで面白いのが、南部鉄器から溶け出す鉄の形。
てっきり吸収されにくい「3価鉄(Fe³⁺)」だと思っていたのですが、調べてみると意外にも「2価鉄(Fe²⁺)」が多いとのこと。

実は鉄というのは非常に複雑で、腸から吸収されやすいのは2価鉄。
けれども体内に入ると3価鉄になり、さらにヘモグロビンに取り込まれるときには再び2価鉄になったりするんです。

南部鉄器から溶け出す鉄の量

しかし残念ながら南部鉄器(鉄瓶)から溶け出す鉄は微々たるものだということが分析してみてわかりました。

すべてが2価鉄(Fe²⁺)だったとしても誤差の範囲程度の量しか溶出はしませんでした。

あくまで中性の水をいれた場合において溶け出す鉄の量は微々たるものです。

料理などで利用する鉄なべやフライパンの場合においては1日の摂取量を左右するほど溶出する、という報告もございます。

鉄はもろ刃の剣!?

鉄は不足すると貧血などの不調を招きますが、逆に摂りすぎても良くありません
体内の鉄が過剰になると、余分な鉄は活性酸素を生み出しやすくなります。

活性酸素は本来、細菌やウイルスから体を守るために使われるものですが、過剰に発生すると自分自身の細胞を攻撃してしまいます。
その結果、細胞膜やDNAを傷つけ、細胞の劣化や老化を早める原因となるのです。

毛髪ミネラル検査の結果は?

※根元1cmを採取しています。(通常の毛髪ミネラル検査は3cmです)

水の分析の通りですが、、、変わりませんでした。まぁ当然ですよね。

南部鉄器を使っている、という方が鉄が高かったのは鉄瓶タイプではなく鉄なべタイプで料理するのに使っているのではないかと。

※鉄は酸性下でイオン化しやすいため、南部鉄器の鉄瓶に中性の水を入れても、鉄の溶出量はごくわずかです。したがって、鉄補給の効果はあまり期待できません。

南部鉄器を使ってみて感じた変化

最近、日常に南部鉄器を取り入れてみたところ、思わぬ変化を実感しました。

朝、慌ただしく駆け出すのではなく、余裕をもって起きて南部鉄器をセットして火にかけて飲む、というモーニングルーティンが習慣化し、わゆるプチ丁寧な暮らしが出来ております。正直、私には丁寧な暮らしは縁がないと思っていました。

立ち眩みはどうなったのか、ですが、、、そこはあまり変化はありませんでした。

ランニングのパフォーマンス向上

私はランニングを続けているのですが、南部鉄器を意識的に摂るようになってから、タイムも上がりました。
10kmランのベストタイムは、これまで 49分5秒(1km4分55秒ペース) でした。それが、なんと 41分39秒(1km4分10秒ペース) に短縮できたのです。

ただしこれは南部鉄器というよりも、他の要因も考えられます。

気温が下がってきた、靴を変えた、継続によるパフォーマンスの向上、などこれらも大きく影響していると考えております。

酸素を利用できる体は強いはず

私たちの体は酸素を利用して効率よくエネルギーをつくり出しています。鉄は、その酸素を運ぶ役割に深く関わる栄養素です。

南部鉄器ではあまり残念ながら鉄は溶出量は多くありませんでしたので、次は推奨しておりませんが、鉄のサプリメントを用いて試してみたいと思います。

まとめ

残念ながら南部鉄器では毛髪ミネラル検査や体感では目に見える変化はありませんでした。しかし、丁寧な暮らし、ずしっとくる重厚感についてはとても愛着がわくものです。

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【10月20日は世界骨粗鬆症デー】骨の健康は毎日の習慣から!

10月20日は「世界骨粗鬆症デー(World Osteoporosis Day)」です。
この日は、骨粗鬆症の予防や治療に対する意識を高めることを目的に、世界各地で啓発活動が行われています。

日本では、2015年の推計で40歳以上の約1,590万人が骨粗鬆症に罹患しているとされており、高齢社会における深刻な健康課題の一つとなっています。

骨粗鬆症は、骨の密度が低下してもろくなり、わずかな転倒でも骨折しやすくなる病気です。骨折は要介護となる原因の第3位に挙げられており、「骨の健康」を守ることは、健康寿命を延ばすために欠かせません。

骨粗鬆症と栄養素の深い関係 〜ビタミン・ミネラルの役割〜

骨の健康といえば、まず「カルシウム」を思い浮かべる方が多いかもしれません。もちろん、カルシウムは骨の主成分であり不可欠ですが、骨を強く保つにはそれだけでは不十分です。
さまざまなビタミンやミネラルが相互に作用しながら、骨の形成と維持に重要な役割を果たしています。

1. カルシウムの働きを助ける栄養素

  • ビタミンD:カルシウムの腸からの吸収を促進し、骨への沈着を助けます。日光を浴びることで皮膚でも合成されますが、食事からの摂取も大切です。
  • ビタミンK:骨形成に必要なタンパク質(オステオカルシン)を活性化し、カルシウムを骨に取り込むのをサポートします。
  • リン:カルシウムとともに骨の構成要素として、骨の構造維持に関与しています。

2. 注目される「マグネシウム」と骨密度の関係

マグネシウムは、骨の約60%に存在する重要なミネラルで、骨形成やカルシウムの定着、骨代謝の調整に関与します。
近年の研究では、血中マグネシウム濃度が低い高齢者は、骨密度が低く、転倒による骨折リスクが高まることが報告されています。

参考:Association between Serum Magnesium and Fractures: A Systematic Review and Meta-Analysis of Observational Studies
Nutrients. 2023 Mar 7;15(6):1304.

日本人は慢性的にマグネシウムの摂取量が不足しがちであるといわれており、意識的に摂取することが大切です。

3. 骨代謝に必要な「微量元素」のバランス

カルシウムやマグネシウムに加え、鉄・亜鉛・銅といった微量元素も骨の健康に欠かせません。

  • 亜鉛・銅:骨の形成や分解に関わる酵素の構成成分として機能します。
  • :骨を作る「骨芽細胞」の働きを支え、貧血予防だけでなく骨代謝にも関与しています。

特に閉経後の女性では、これらのミネラルのバランスが乱れると骨密度や骨代謝に影響を及ぼす可能性があると報告されています。

4. 骨を支える「ビタミン群」の役割

  • ビタミンC:コラーゲン合成に不可欠で、骨の土台となるタンパク質の生成に関わります。
  • ビタミンB群(特にB6・B12・葉酸):ホモシステインというアミノ酸の代謝に関与し、骨粗鬆症との関連が近年注目されています。

参考:Exploring the effects of homocysteine metabolism in osteoporosis management in Indian adult females
Int J Mol Epidemiol Genet. 2024 Oct 25;15(4):31–43

骨の健康は、毎日の習慣から

骨は「リモデリング(再構築)」という仕組みによって、常に古い骨が壊され、新しい骨に作り替えられるサイクルを繰り返しています。
この健全なサイクルを維持するためには、日々の生活習慣が重要です。

骨を守る3つの生活習慣

1. 栄養バランスの良い食事

  • カルシウム、マグネシウム、ビタミンD・K、鉄・亜鉛・銅などのミネラルを、多様な食材からバランスよく摂取しましょう。
  • サプリメントに頼りすぎず、「食事から摂る」を基本に心がけることが大切です。

2. 適度な運動

  • 骨は「負荷」がかかることで強くなります。
  • ウォーキングや階段の昇り降り、軽い筋トレなど、日常生活の中で無理なく取り入れましょう。

3. 定期的な骨密度検査

  • 特に閉経後の女性は、骨密度が急激に低下しやすくなります。
  • 自覚症状が出にくいため、40代以降は年に1回の検査を習慣にしましょう。

今日から始める「骨活」

10月20日の「世界骨粗鬆症デー」をきっかけに、ご自身の骨の健康に目を向けてみませんか?

未来の健康な体を支えるのは、日々の小さな積み重ねです。
今日の一歩が、10年後のあなたの体をつくります。

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なぜ、食品成分表示に“ミネラル”はほとんど載っていないのか?

健康や栄養に興味を持って、「野菜を意識しよう」「たんぱく質を取ろう」と思っている方は多いでしょう。でも、ミネラル──カルシウム、鉄、亜鉛、マグネシウムなど──については、「足りてるかな?」とぼんやり感じるものの、食品のパッケージを見ると「ナトリウム(食塩相当量)」くらいしか書いていないことに気づきませんか?

実はそれには「法律」「コスト」「実務上の制限」など、いくつかの理由があります。今回は、その背景をわかりやすく解説します。

1. 義務表示項目として決まっているものが限られている

日本では「食品表示法」により、パッケージに記載しなければならない 栄養成分表示の必須項目 が定められています。具体的には次の5つ:

  • 熱量
  • たんぱく質
  • 脂質
  • 炭水化物
  • 食塩相当量

つまり、この5つだけは 必ず表示しなければいけない のです。
食塩相当量を出すために、実際にはナトリウム量を測定して換算しますから、ナトリウム(=塩分)については必ずラベルに載る、というわけです。

一方で、カルシウム・鉄・マグネシウム・亜鉛などその他のミネラルは、「義務」ではなく 任意表示 に位置づけられています。

2. 任意表示であるゆえの「表示しない選択」

義務ではない以上、企業はコスト・手間・リスクを見て、「表示しない」選択を取ることが多くなります。具体的には:

  • ミネラルを定量分析するには専門の検査が必要
  • 測定値には誤差やばらつきがあるため、信頼性を確保する必要あり
  • 表示すると標準値との差や変動がクレームのリスクになる
  • 消費者がミネラルの数値を見ても理解しにくい可能性

こうした理由から、特にアピールしたい成分がない商品では、ナトリウム(食塩相当量)のみという表示が主流になっているのです。

3. 強調したい成分だけを “見せる” 場合が多い

では、どういうときにカルシウムや鉄などが表示されるか? それは 栄養訴求・売りの材料になる場合栄養機能食品 の場合です。たとえば:

  • 「カルシウム入り」「鉄分強化」などとパッケージで訴えたい飲料や乳製品
  • 栄養機能表示(保健機能食品)の認可を得て、一定量以上のミネラルを含む製品
  • サプリメントや機能性食品

これらでは消費者に「これはいい」「差別化できる」というメリットがあるため、追加表示をする価値があります。

4. ミネラル表示が少ないことの注意点・読み解き方

表示されていないからその食品にミネラルがない、というわけではありません。ただ、表示されていない分、次の点を意識しておくといいでしょう。

  • 食品成分表(国や自治体、大学などが公表しているデータベース)を使う
  • 多様な食材を組み合わせて、ミネラルをバランスよく摂る
  • 強化表示された商品を「補助的に使う」程度に留める

5. まとめ ~表示の裏側を知って、賢く読む力を持とう

食品パッケージを見て、「ナトリウム以外ミネラルが出ていないな」と思ったら、それは制度と実務上の制限のせいです。必ずしも “ない” わけではありません。

だからこそ、パッケージ表示だけに頼るのではなく、食品成分表などを活用する目を持つことが、栄養に敏感な消費者として大切です。

6. 表示だけでは見えない、あなたのミネラル状態

実際、食品のパッケージだけでは、自分がカルシウムや鉄をどのくらい摂れているかは分かりません。

さらに言えば、摂った量=体に吸収された量 ではありません。

  • 吸収率の差
  • 生活習慣やストレス
  • 体質や年齢

こうした要因で、体内にどのくらいのミネラルが蓄えられているかは、人によって大きく変わります。

7. ミネラルを「見える化」するという選択肢

そこで私たちが提供しているのが、ら・べるびぃ予防医学研究所の毛髪ミネラル検査 です。

髪の毛はミネラルを取り込みながら成長するため、体内に取り込まれたミネラルの状態を反映しています。血液や尿の検査では見えにくい、長期的なバランスを確認できるのが大きな特徴です。

「食品ラベルには出てこない、けれど健康に欠かせない栄養素」。
その状態を客観的に知ることは、サプリや食事の工夫よりも前に、とても大事な第一歩なのです。

ら・べるびぃ予防医学研究所
「知ることは、すべてのはじまり」
ミネラル分析の専門機関として、毛髪・血液・飲食物など様々な検体を分析しています。
2000年の創業以来、皆さまの健康に役立つ検査や情報を提供しています。
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成長期の子どもに大切な必須ミネラル「亜鉛」

当社が特に注目している必須ミネラル、それは「亜鉛」です。
必須ミネラルは16種類ありますが、カルシウムや鉄のように不足が懸念され積極的な摂取が推奨されている栄養素とは異なり、亜鉛はまだ十分に意識されていない現状があります。

亜鉛は、私たちの体の中でとてもたくさんの役割を担っています。
なんと 300種類もの酵素 の働きを助け、さらに 「ジンクフィンガープロテイン」という遺伝子のスイッチ役をするタンパク質 が数千種類もあり、その働きにも亜鉛が欠かせません。(亜鉛はジンクといいます)
つまり、亜鉛は体の成長や脳の発達、エネルギーづくりや免疫など、あらゆる場面で支えてくれる “縁の下の力持ち” なのです。

毛髪中の亜鉛は子どもで低い?

当社では毛髪ミネラル検査を行い、年代別の傾向を長年確認しています。
毛髪中の亜鉛濃度は比較的安定しており、成人ではおおよそ 150ppm が平均値です。ところが、1〜7歳の子どもでは平均値が成人の2/3の おおよそ 100ppm なのです。

6年ぶりに改定した亜鉛欠乏症の診療指針 2024

日本臨床栄養学会は、6年ぶりに「亜鉛欠乏症の診療指針」を改定しました。ポイントを分かりやすく整理すると以下の通りです。

1. 診断基準・検査の見直し

  • 従来、アルカリホスファターゼ(ALP)の低値も診断に参考にしていましたが、今回の改定でこの記述は削除されました。
  • 血液検査による亜鉛測定を中心に、よりシンプルに診断できるようになっています。

2. 採血タイミングの明確化

  • 亜鉛治療中は 1〜2か月ごとに採血 して亜鉛の量を調整
  • 銅の測定は 数か月に1回 で調整
  • 治療中のモニタリング方法が具体的に示され、より安全で効果的な治療が可能になりました。

3. 治療に使う亜鉛製剤の整理

  • 保険適用で使えるのは ヒスチジン亜鉛酢酸亜鉛
  • ポラプレジンクも紹介されていますが、保険適応は限定的
  • これにより、医療現場での選択が明確になりました。

4. 小児・内科疾患における意義の更新

  • 亜鉛欠乏が関わる疾患について、最新のエビデンスをもとに内容を大幅に改定
  • 小児科・内科それぞれで「亜鉛補充がどのように役立つか」が整理されています。

5. 亜鉛摂取推奨量の改定

  • 成人男性: 9.0〜9.5mg/日(旧版10mg)
  • 成人女性: 7.0〜8.0mg/日(旧版8mg)
  • 「日本人の食事摂取基準(2025年版)」を反映した最新値になりました。

6. 亜鉛欠乏の頻度・リスク情報の整理

  • 国内における亜鉛欠乏の頻度を記載
  • 亜鉛欠乏がリスクとなる疾患は、メタアナリシスで証明されたもののみを記載
  • 不必要な情報を削ぎ落とし、科学的根拠に基づいた内容に

7. 過剰摂取に関する情報の更新

  • 食事摂取基準に基づいた耐用上限量を記載
  • 血清膵酵素(アミラーゼ・リパーゼ)の上昇は臨床上ほとんど問題がないため、記述を削除(一部本文には残す)

亜鉛不足が子どもに与える影響

日本臨床栄養学会の「亜鉛欠乏症の診療指針 2024」でも、亜鉛は小児の成長・発達にとって重要な栄養素であると明記されています。

  • 亜鉛は小児の成長発達に重要な役割を担う
  • 欠乏すると成長障害や脳の発達遅延につながる可能性がある
  • 重症感染症の頻度や予後にも影響を与えることがある
  • IGF-1(インスリン様成長因子-I)の維持に関与し、骨や身長の成長に不可欠

世界的にも、栄養状態が悪い地域では亜鉛補充によって子どもの成長障害が改善したという報告があります。

お子様の検査が多い

当社では発達障害や自閉症のお子様、あるいは発達が気になると感じている保護者様からのご依頼を多くいただきます。
標準検査ではない毛髪ミネラル検査に費用をかけて受けられる方の多くは、やはり「お子様の成長や発達に関する心配」から行動されているのだと感じています。

毛髪中の亜鉛が低い、という結果は決して珍しくありません。
だからこそ、成長期のお子様にとって必要な栄養素を十分に確保することは、体だけでなく脳の発達にも良い影響をもたらす可能性があります。

まとめ

  • 亜鉛は16種類ある必須ミネラルのひとつ
  • 成長・免疫・遺伝子発現に広く関与している
  • 小児は毛髪中亜鉛濃度が低い傾向
  • 亜鉛不足は成長障害や脳発達への影響が懸念される

成長期の子どもこそ、亜鉛の充足度を意識してあげることが大切です。
不足が心配な方は、血清亜鉛の測定や毛髪ミネラル検査で、まずは現状を知ることから始めてみてください。

ら・べるびぃ予防医学研究所
「知ることは、すべてのはじまり」
ミネラル分析の専門機関として、毛髪・血液・飲食物など様々な検体を分析しています。
2000年の創業以来、皆さまの健康に役立つ検査や情報を提供しています。
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