本気ドックのすすめ

人間ドックを毎年欠かさず30年以上受けてきました。
多忙でもあり週末の日帰りコース中心でした。

10年ほど前から胃や大腸の内視鏡検査も始め、それに一度だけですが PETも受診しました。
ドックの受診日までは節制し、担当医から「大きな問題はないですね」と言われたいための気休め人間ドックでした。
結果的に、年々体重は増え医師からは肥満気味と度々指摘は受けながらも真に受けませんでした。
実は、看護師の姉からは耳ダコのように警告を受けていました。最大体重で計算してみるとBMIは29まで上昇していました。
現在は毎日のカロリー管理と塩分6グラム目標によってBMI24前後で推移しています。

転機は昨年の6月のある土曜日の午後でした。
夕方の 4時過ぎ自宅で寛いでいたら胸の辺りに強い違和感と刺すような痛みを感じ家内に救急車を手配してもらいました。
20分足らずで近くの総合病院に緊急搬送され、5時過ぎから9時までカテーテルで造影剤検査とステント手術を受けました。
幸い良い医師に恵まれ、処置が早く後遺症も残らず2週間後に無事退院できました。

この結果大いに反省し、以下の教訓を得ました。

1.住居は有力救急病院至近かつ消防署至近が望ましい。私の場合、たまたま発作が始まってから手術開始まで小一時間であったことは不幸中の幸いだった。

2.人間ドックで指摘されたことは些細なことでも必ず専門医による精密検査を受ける。

3.健康診断や人間ドックこそ本当のホケンである。脳ドックや心臓ドックなど循環器系の検査や各種がん検診も含め小まめに受診する。

4.生命保険や医療保険やがん保険が無駄ではないもののもっと大事なホケンは病気の早期発見または未病(病気が発症する前の病気)の発見のための出費である。

5.病気の早期発見のため本気ドックにこそできる限り時間と金を使うべきである。

written by 筒井

人生50年から100年へ

昨日、大河ドラマ「軍師 黒田官兵衛」で本能寺の変が放映されました。
「人間50年、下天の内にくらぶれば・・・」の信長最期の「敦盛」の一節を聞いて考えました。
数百年前の日本人の平均寿命は50歳位だったわけです。現在の日本人平均寿命は83歳。
今後の医学の進歩でその平均寿命は100歳に延びる可能性が強いだろう。
寿命が17年延びるのに後何年かかるのか、その結果、社会ではどんな変化が起こるのだろうか、定年は80歳に延長になるのだろうか、等々。

確かに、人体そのものは再生医療の進歩でかなり修復されて寿命が延びることは間違いないと思う。
問題は脳です。
如何に医学が進歩しても脳細胞の修復はそう簡単ではないからです。
脳神経細胞は140億前後と推定されています。
そのピークは20歳前後でそれ以降一日当たり10万個(25万個説もあり)が破壊されるという説があります。
破壊された脳細胞は修復不加能です。
即ち、年間3650万個、10年で3.6億個とすると、80歳までに約20%の25億個が失われる計算になります。

私事で恐縮ですが、60歳を超えてから人の名前、漢字、英単語のスペルなど思い出せないことがしばしばです。
そんな自分にイライラしますが、前述の「脳細胞喪失1日10万個説」に従い、既に約18億個の脳細胞を喪失しているのだと考えて妙に納得しています。

しかし、最近、記憶問題に対処する良い方法を思いつきました。それは、クラウドサービス(EvernoteDropboxSugarSync etc.)を活用しての情報整理をすることです。
大体1GB−2GBまでは無料で使えますので、複数サービスを利用すれば相当な容量まで無料で利用可能です。
今後、加齢とともに記憶問題は必ず起こります。是非とも今からクラウドサービスに慣れておかれることをお勧めしたいと思います。

written by 筒井

病は気から

最近、テレビで健康番組が大流行です。

人々の健康に対する関心が高まっている証です。団塊世代が60代の半ばを過ぎて前期高齢者年齢に差しかかったからでしょうか。元気で長生きは万人の願望です。

ところで、どうして人は病気になるのでしょうか?

昔から「病は気から」と言われます。文字通り病の気で病気です。元の気に戻って元気になる。
即ち、“気”こそ病気の原点だというわけです。
精神的なストレスが高いと病気になりやすく、逆にのんびりとしたスローライフは健康の元ということになります。
精神的なストレスを定量化して科学的に検証することは困難です。
当然ながら疫学的な根拠があるわけではありませんが、私はメンタルな要素が病気の隠れた誘因だと思っています。
実際、国立がん研究センター長の津金昌一郎博士はストレスや睡眠不足が発がん要因ではないか考えられていると言っています。

日本からも調査研究チームを派遣した世界の長寿村のエクアドルのビルカバンバ村が有名です。
日本でも沖縄県が長寿県の定番でしたが、最近は長野県が減塩運動で頭角を現してきています。(減塩は別の機会にテーマにしたいと思います)。
長生きにはストレスのない田舎ライフこそ最適なのです。
しかし、都会人はそう簡単に田舎に住替えはできません。そこで、都会人は各自のストレス解消法を持つことが病気にならない要諦になるはずです。

 

(ご参考)5分でできる職場のストレスチェック
http://kokoro.mhlw.go.jp/check/

 

written by 筒井

 

 

 

 

健康寿命

実は最近知ったのですが、普通使われる平均寿命に対して、健康寿命という概念があります。

世界保健機構(WHO)が2000年に提唱した概念です。

英語ではHealth Life Expectancyと呼ばれています。

やはりその寿命も日本人が最高で、男性71歳、女性73歳が最近の数値です。

つまり、日本人は平均寿命まで男性は9年女性は12年以上も心身に問題や不安を抱えながら生きているのです。

当然ですが、誰しも病弱では人生を謳歌することはできません。ピンピンして最後はコロリが理想です。

更に、毎年国民医療費が1兆円ずつ増えています。老人医療費の急増が原因です。

年金制度を含めた社会保障システムは既に限界に達しています。

近い将来、老人医療費の負担増や若い世代の医療費の個人負担50%はありえない話ではありません。

そこで、両者を考えれば不健康な寿命をできる限り短縮することが最善の解決策となります。

次回以降、無い知恵を絞ってみたいと思います。

written by 筒井

社長に就任しました。

この度、ら・べるびぃ株式会社の社長に就任しました。

創立2000年から足掛け15年、予防医学研究所で毛髪や爪からミネラル検査をやっている会社です。

ミネラル検査を通して、生活環境や生活習慣を見直して健康で長寿な社会を実現したいと心から願っています。
日本だけでなくお隣の中国を初め近隣諸国の人々の健康長寿にも貢献したいと思っています。

そこで、予防医学を標榜する会社の社長になった機会に徒然なるままに医療や健康をテーマにブログとやらを始めることにしました。

しかし、私は医者でも科学者でもありません。初老を迎えたごく普通の会社員です。その目線で情報を発信していきます。

従って多くの間違いや勘違いをすると思います。読者諸兄の忌憚ないご批判やご意見は甘んじてお受けいたします。

written by 筒井

私の毎日の日課

社会人になってからは、毎朝ほぼ一杯コーヒーを飲んで出勤する日々である。
仕事の時も机の上にはコーヒーが欠かせない。

顧みると、私の生活はコーヒー抜きには成り立たないほどの欠かせないものである。

最近は、入手のし易さ、手頃な値段、なによりも風味が自分の口にあうこともあり、近くのコンビニでカウンターコーヒーを買って会社に出勤している。

最近、コーヒーによる人体への良い効果がある文献をちらほら見かけるが、決して大量に飲んでもよいとは限らないとか。
「ほどほど」の付き合いがよいようだ。

written by T.H

参考サイト:
「コーヒーと健康」
http://coffee.ajca.or.jp/webmagazine/health

「胃に悪い?お肌に悪い?コーヒー7つの誤解を解く」
http://www.health.ne.jp/library/5000/w5000488.html

「コンビニコーヒー、支持される理由は「味や香り」ではなく○○」
http://www.zaikei.co.jp/article/20140625/200844.html

国立がん研主催の市民講座に行ってきました。

国立がん研究センターが開催した市民講座『がんの予防と検診』に行ってきました。
とにかく癌になる早道はタバコと粘膜の傷。
熱いものを無理して食べると消化器に傷がついたり、塩分も粘膜を傷つける事を聞き、びっくり。
昔、映画館でポップコーンを食べると塩で唇がヒリヒリ。あれが粘膜を傷つけていることなのかな?
written by 米川

 

 

水素水

高いけど長い目で見たら得な水素水サーバーを買いました。
1日で1リットル飲んだほうがいいというので、ペットボトルに入れて持ち歩いていたら、友人に全部抜けちゃうよって教えてもらいました。
水も漏らないペットボトルのボディから水素が通過できるなんて知らなかった。
ステンレスボトルは重いし、カルピスのアルミパックに入れ替えて凍らして持ち歩くことにしたよ。
written by 米川