なぜ毛髪で検査するのでしょう?

ら・べるびぃ予防医学研究所では、血液・尿・毛髪と検体による検査の比較表を作成しました。

なぜ、体内の元素(必須ミネラル・有害金属など)を測定するのに毛髪が向いているのかをお知らせしています。

下の画像をクリックすると比較表のページに移動します。

たっぷり野菜で慰労会

昨日は、冷たい雨が降る中、会社の慰労会がありました。

場所は、会社近くのレストラン。
野菜をたっぷり使った料理が出てくるヘルシーなお店です。

ヘルシーだけどとってもおいしくてボリュームもあるので、男性たちも大満足。

みんなで健康談義に花を咲かせ、おいしいお料理を堪能してきました。

いただいたお料理をいくつかご紹介。


三浦野菜たっぷりのキッシュ・ニンジンのラぺ・ネギとクリームチーズのカナッペ


ローストビーフと野菜たち(ソース何だっけ?)


白菜のパスタ(ラザニアを白菜で巻いてあります)紫イモのソース


鯛のアーモンド焼き ウーロン茶スープで煮た大根と一緒

 

人形町にある『union sand yard』というお店です。

毛髪の水銀値と魚介類の摂取量を比較してみました。

2016年に発表された国民健康・栄養調査の魚介類摂取量と、当研究所で測定した男女約3,500人の毛髪中水銀濃度の平均値をグラフにして並べてみました。

2つのグラフを比較してみると非常に一致しています。
したがって、毛髪中の水銀を確認することは魚介類摂取のよい指標になります。

このため、毛髪ミネラル検査は、水銀に汚染された魚介類を食べたことが原因である水俣病の診断ツールとしても用いられてきたのです。

 

フリーラジカル解析装置

ら・べるびぃ予防医学研究所で取り扱っている酸化ストレス・抗酸化力測定装置の最新機種がリリースされました。
Free Carrio DUO
この機器では、体の「酸化度」と「抗酸化力」を同時に10分で測定することが可能です。

フリーラジカル解析装置 FREE Carrio Duo は次のような分野で活用されています。

1.大学病院・研究部門
・スポーツ医学分野
運動負荷と酸化ストレス
・外科・救急医学分野
頭部外傷患者の血中ビリルビン推移、虚血再還流時の酸化ストレス
・小児科分野
小児中枢疾患の早期診断重症度予測
・獣医科分野
犬猫の酸化ストレス

2.栄養療法
・栄養療法の現場では、酸化ストレス度判定は毛髪ミネラル検査と共に基本的な検査として活用されています。
・キレーション治療・高濃度ビタミンC点滴のマーカーとしての活用されています。

3.一般健康診断
・活性酸素の認識率の上昇に伴い、健康診断の検査項目の一つとして導入する医療機関が急増しています。

よくわかる!がんの授業

日本対がん協会が、中学生・高校生向き保健体育の学校教材として作成したアニメをご紹介します。とてもわかりやすく、がんについて学べます。

がんは、日本では三人に一人がかかると言われているほど身近な病気です。
しかし、がんをむやみに恐れるのではなく、正しい知識を身に着け、予防と早期発見に努めましょう。
そうすれば、がんは決して怖い病気ではありません。

大切なことは、予防と早期発見です。

『よくわかる!がんの授業』公益財団法人 日本対がん協会作成

髪の毛で健康診断

12月28日、新聞などで一斉に報道されたニュースです。

ヤフー、アデランス、理化学研究所などが髪の毛から健康状態の診断を目指す検査の研究を進めているということです。

毛髪の形状や内部に含まれる遺伝子やたんぱく質などと病気の発症の関係を調べ、いつ発症したかを特定したりできる診断技術の確立を目指すとのこと。

ら・べるびぃ予防医学研究所では、17年前から髪の毛に含まれるミネラルを測定してきました。

創業当初は、髪の毛で体の状態が分かるわけがないなどと言われることもありましたが、髪の毛には体の様々な状態が記録されているのです。

『今』を知る、血液や尿検査。

『過去からの状態』を知る、毛髪検査。

『髪の毛を使って健康診断』日経新聞2017年12月28日

数滴の血液で「9割」がん判別 着目したのは微量元素

報道によると、千葉県がんセンターなどの研究チームが、数滴の血液中の微量元素を測定することにより、90%近い確率でがんを診断できる方法を発見したということです。
将来的には8~10種類のがんが判明できる見通しとのこと。

ら・べるびぃ予防医学研究所はミネラル検査一筋18年。
26微量元素の検査データを15万人分蓄積しています。

血清中の微量元素は食べたものと時間帯で変動します。

一方、毛髪は一月に約1cmずつ体から排泄されたミネラルを蓄えながら伸びていきます。
これが「毛髪は体内の状態を書き留めるレコーダー」と例えられるゆえんです。

従って、毛髪中微量元素の方がより精度は高いはずと、がんなどの病気との相関性について着目しています。

日本人のがん検診の受診率は先進国では最低レベルで、がんの死亡者数は40万人を超えています。

がん検診が自宅で手軽にできるようになれば、この数を大きく減らすことも夢ではありません。
ら・べるびぃ予防医学研究所では、毛髪や爪によるがん検診の開発に取り組んでいきます。

『数滴の血液で「9割」がん判別 着目したのは微量元素』朝日新聞デジタル2017年10月31日22時39分

written by 筒井 豊春

栄養素のチカラ

一年前に「Nutrient Power」を日本で出版すると公表し、今年3月に「栄養素のチカラ」として無事に翻訳出版しました。

出版などしたこともない素人ですが、昨年、著者のウィリアム・ウォルシュ博士の講演を聞き、その内容が現在日本のみならず世界で求められている内容だと感銘を受けたのです。
そして、どうしても日本に紹介するべき内容だと思い、翻訳出版を決意しました。

精神疾患でお悩みの方やその親族、特にうつ病、自閉症、認知症などの精神医療の専門医や従事者の方々にも熟読していただきたいと思います。

とにかく悲劇をなくしたい。ただそれだけです。

 

 

 

 

 

 

栄養素のチカラのご紹介ページはこちらから。

written by 筒井豊春

がん遺伝子を血液サンプルで検査

73のがん網羅的遺伝子を血液サンプルで検査する医師主導臨床試験を実施-東京医歯大

組織生検よりも非侵襲的な血液からの検体採取

東京医科歯科大学は9月13日、がん患者の血液サンプルによる73のがん網羅的遺伝子検査「Guardant360」を含んだ医師主導臨床試験「PROFILE試験」を開始し、2017年8月28日、プロトコールに基づいて実施をした国内第1号となる検査を同大学医学部附属病院で行ったと発表した。Guardant360は、米ガーダント・ヘルス社が開発。同病院と業務委託契約を締結している。
従来のがんゲノム検査は、患者のがん細胞を生検などで採取して検査を行う方法が主流だ。一方、今回実施された検査では患者から血液サンプルのみを取り、血流内に排出された死んだがん細胞由来のDNAである「遊離DNA」を解析することで、がんゲノム変異を調べることができ、新たな治療法の発見などに期待が持たれている。血液からの検体採取は、組織を採取する生検よりも非侵襲的であり、がん細胞を採取する痛みや検体採取を行う時間を大幅に軽減・短縮することができる。

73の遺伝子を網羅的に解析する検査は今回が初めて

リキッドバイオプシーとも呼ばれるこの検査法は、現時点では組織からの遺伝子解析を置き換えるものではなく、相補的な役割と考えられる。しかし、米国の非小細胞肺がんNCCNガイドラインでは、組織からの繰り返しの生検が困難な場合は、リキッドバイオプシーを考慮する指針が出され、他のがんでの活用も米国を中心に期待が高まっている。
なお、日本国内では、すでにEGFR遺伝子の異常を血液から調べるコバスEGFR変異検出キットが保険収載されているが、73の遺伝子を網羅的に解析する血液からの検査は、今回が初めて。同附属病院では、今回診療中のがん患者がPROFILE試験のプロトコールに基づいたリキッドバイオプシーの最初のケースとしてこの検査を受け、その結果は2週間以内に主治医のものへと届けられる予定。

肺がん検診やっと50%超え。ただし、男性のみ

厚生労働省が2016年に実施した国民生活基礎調査によると、がん検診を過去1年間に受けた40~69歳の人の割合が前回調査(13年)より増え、中でも、男性の肺がん検診の受診率が初めて50%を超えて51・0%となった。
女性の肺がん検診の受診率は41・7%にとどまった。
 同省は、死亡率を下げる科学的根拠があるとして、肺がん、胃がん、大腸がん、子宮頸(けい)がん、乳がんの各検診について、対象や方法を定めた上で受診を推奨。
閣議決定された「がん対策推進基本計画」などで、受診率を50%に引き上げることを目標に掲げている。
肺がん以外の検診受診率は、胃がんが男性46・4%、女性35・6%、大腸がんが男性44・5%、女性38・5%。
 国民生活基礎調査では3年に1回、がん検診について調査している。
前々回調査の10年以降、受診率はどのがんも調査のたびに上昇しているが、男女で比べると、女性の方が一貫して受診率が低い。
女性が検診を受けやすくする環境整備の重要性があらためて示された。
 調査は昨年夏、全国の約29万世帯を対象に、調査票記入方式で実施。
昨年4月の熊本地震の影響で、熊本県は除いている。