ご覧いただきありがとうございます。
以前から何かと南部鉄器についてブログに書きましたが、動画にしました。
南部鉄器で鉄分補給、ということをよく耳にしますので、実際に鉄がそんなに溶出されるのか、ミネラル分析屋として分析してみました。
ぜひご覧くださいませ。
過去の南部鉄器のブログはこちら
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南部鉄器で鉄分補給、ということをよく耳にしますので、実際に鉄がそんなに溶出されるのか、ミネラル分析屋として分析してみました。
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先日、イオンに出かけたときのこと。
ふと目に留まったのが「南部鉄器の鉄瓶」でした。
デザインの重厚さや、ずしっと手に伝わる重量感に惹かれ、購入しました。

2025年の七夕から始めた「ワンパンマンチャレンジ」。
毎日続ける中で、足の関節の痛みや肉離れなど、体のあちこちが悲鳴をあげる場面も多々ありました。ワンパンマンチャレンジについては↓↓
その中でも一番厄介なのが――「立ち眩み」。
座って立ち上がると、かなりの頻度でフラッとするようになったのです。
「これは鉄不足かな?」と思いつつも、食事ではしっかり肉を食べている。
だからこそ、余計に気になっていたところで南部鉄器と出会ったわけです。
私どもが行っている毛髪ミネラル検査でも、南部鉄器を利用されている方の中には「鉄が高い」結果が出る方が印象的に多いのです。
もちろん、質問票で「南部鉄器を使っていますか?」とお聞きしているわけではないので統計的なデータではありません。
あくまでも印象の範囲です。
一般的に毛髪ミネラル検査では、子どもは鉄が高く、大人になるにつれて鉄は低下し、比較的ブレが少なくなっていきます。
ところが一部の方では、大人であっても子ども以上に鉄が高いケースが見られるのです。
鉄は体に必要なミネラルですが、「多すぎてもよくない」というのはよく知られています。
それでも、私自身「立ち眩みが少しでも改善するなら」と思い、南部鉄器を試してみることにしました。
ここで面白いのが、南部鉄器から溶け出す鉄の形。
てっきり吸収されにくい「3価鉄(Fe³⁺)」だと思っていたのですが、調べてみると意外にも「2価鉄(Fe²⁺)」が多いとのこと。
実は鉄というのは非常に複雑で、腸から吸収されやすいのは2価鉄。
けれども体内に入ると3価鉄になり、さらにヘモグロビンに取り込まれるときには再び2価鉄になったりするんです。
しかし残念ながら南部鉄器(鉄瓶)から溶け出す鉄は微々たるものだということが分析してみてわかりました。
すべてが2価鉄(Fe²⁺)だったとしても誤差の範囲程度の量しか溶出はしませんでした。
あくまで中性の水をいれた場合において溶け出す鉄の量は微々たるものです。
料理などで利用する鉄なべやフライパンの場合においては1日の摂取量を左右するほど溶出する、という報告もございます。
鉄は不足すると貧血などの不調を招きますが、逆に摂りすぎても良くありません。
体内の鉄が過剰になると、余分な鉄は活性酸素を生み出しやすくなります。
活性酸素は本来、細菌やウイルスから体を守るために使われるものですが、過剰に発生すると自分自身の細胞を攻撃してしまいます。
その結果、細胞膜やDNAを傷つけ、細胞の劣化や老化を早める原因となるのです。
※根元1cmを採取しています。(通常の毛髪ミネラル検査は3cmです)
水の分析の通りですが、、、変わりませんでした。まぁ当然ですよね。
南部鉄器を使っている、という方が鉄が高かったのは鉄瓶タイプではなく鉄なべタイプで料理するのに使っているのではないかと。
※鉄は酸性下でイオン化しやすいため、南部鉄器の鉄瓶に中性の水を入れても、鉄の溶出量はごくわずかです。したがって、鉄補給の効果はあまり期待できません。
最近、日常に南部鉄器を取り入れてみたところ、思わぬ変化を実感しました。
朝、慌ただしく駆け出すのではなく、余裕をもって起きて南部鉄器をセットして火にかけて飲む、というモーニングルーティンが習慣化し、わゆるプチ丁寧な暮らしが出来ております。正直、私には丁寧な暮らしは縁がないと思っていました。
立ち眩みはどうなったのか、ですが、、、そこはあまり変化はありませんでした。
私はランニングを続けているのですが、南部鉄器を意識的に摂るようになってから、タイムも上がりました。
10kmランのベストタイムは、これまで 49分5秒(1km4分55秒ペース) でした。それが、なんと 41分39秒(1km4分10秒ペース) に短縮できたのです。
ただしこれは南部鉄器というよりも、他の要因も考えられます。
気温が下がってきた、靴を変えた、継続によるパフォーマンスの向上、などこれらも大きく影響していると考えております。
私たちの体は酸素を利用して効率よくエネルギーをつくり出しています。鉄は、その酸素を運ぶ役割に深く関わる栄養素です。
南部鉄器ではあまり残念ながら鉄は溶出量は多くありませんでしたので、次は推奨しておりませんが、鉄のサプリメントを用いて試してみたいと思います。
残念ながら南部鉄器では毛髪ミネラル検査や体感では目に見える変化はありませんでした。しかし、丁寧な暮らし、ずしっとくる重厚感についてはとても愛着がわくものです。
ら・べるびぃ予防医学研究所
「知ることは、すべてのはじまり」
ミネラル分析の専門機関として、毛髪・血液・飲食物など様々な検体を分析しています。
2000年の創業以来、皆さまの健康に役立つ検査や情報を提供しています。
ら・べるびぃ予防医学研究所のミネラル検査へ

10月20日は「世界骨粗鬆症デー(World Osteoporosis Day)」です。
この日は、骨粗鬆症の予防や治療に対する意識を高めることを目的に、世界各地で啓発活動が行われています。
日本では、2015年の推計で40歳以上の約1,590万人が骨粗鬆症に罹患しているとされており、高齢社会における深刻な健康課題の一つとなっています。
骨粗鬆症は、骨の密度が低下してもろくなり、わずかな転倒でも骨折しやすくなる病気です。骨折は要介護となる原因の第3位に挙げられており、「骨の健康」を守ることは、健康寿命を延ばすために欠かせません。
骨粗鬆症と栄養素の深い関係 〜ビタミン・ミネラルの役割〜
骨の健康といえば、まず「カルシウム」を思い浮かべる方が多いかもしれません。もちろん、カルシウムは骨の主成分であり不可欠ですが、骨を強く保つにはそれだけでは不十分です。
さまざまなビタミンやミネラルが相互に作用しながら、骨の形成と維持に重要な役割を果たしています。
1. カルシウムの働きを助ける栄養素
2. 注目される「マグネシウム」と骨密度の関係
マグネシウムは、骨の約60%に存在する重要なミネラルで、骨形成やカルシウムの定着、骨代謝の調整に関与します。
近年の研究では、血中マグネシウム濃度が低い高齢者は、骨密度が低く、転倒による骨折リスクが高まることが報告されています。
日本人は慢性的にマグネシウムの摂取量が不足しがちであるといわれており、意識的に摂取することが大切です。
3. 骨代謝に必要な「微量元素」のバランス
カルシウムやマグネシウムに加え、鉄・亜鉛・銅といった微量元素も骨の健康に欠かせません。
特に閉経後の女性では、これらのミネラルのバランスが乱れると骨密度や骨代謝に影響を及ぼす可能性があると報告されています。
4. 骨を支える「ビタミン群」の役割
骨の健康は、毎日の習慣から
骨は「リモデリング(再構築)」という仕組みによって、常に古い骨が壊され、新しい骨に作り替えられるサイクルを繰り返しています。
この健全なサイクルを維持するためには、日々の生活習慣が重要です。
骨を守る3つの生活習慣
1. 栄養バランスの良い食事
2. 適度な運動
3. 定期的な骨密度検査
今日から始める「骨活」
10月20日の「世界骨粗鬆症デー」をきっかけに、ご自身の骨の健康に目を向けてみませんか?
未来の健康な体を支えるのは、日々の小さな積み重ねです。
今日の一歩が、10年後のあなたの体をつくります。
ら・べるびぃ予防医学研究所
「知ることは、すべてのはじまり」
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健康や栄養に興味を持って、「野菜を意識しよう」「たんぱく質を取ろう」と思っている方は多いでしょう。でも、ミネラル──カルシウム、鉄、亜鉛、マグネシウムなど──については、「足りてるかな?」とぼんやり感じるものの、食品のパッケージを見ると「ナトリウム(食塩相当量)」くらいしか書いていないことに気づきませんか?
実はそれには「法律」「コスト」「実務上の制限」など、いくつかの理由があります。今回は、その背景をわかりやすく解説します。
1. 義務表示項目として決まっているものが限られている
日本では「食品表示法」により、パッケージに記載しなければならない 栄養成分表示の必須項目 が定められています。具体的には次の5つ:
つまり、この5つだけは 必ず表示しなければいけない のです。
食塩相当量を出すために、実際にはナトリウム量を測定して換算しますから、ナトリウム(=塩分)については必ずラベルに載る、というわけです。
一方で、カルシウム・鉄・マグネシウム・亜鉛などその他のミネラルは、「義務」ではなく 任意表示 に位置づけられています。
2. 任意表示であるゆえの「表示しない選択」
義務ではない以上、企業はコスト・手間・リスクを見て、「表示しない」選択を取ることが多くなります。具体的には:
こうした理由から、特にアピールしたい成分がない商品では、ナトリウム(食塩相当量)のみという表示が主流になっているのです。
3. 強調したい成分だけを “見せる” 場合が多い
では、どういうときにカルシウムや鉄などが表示されるか? それは 栄養訴求・売りの材料になる場合 や 栄養機能食品 の場合です。たとえば:
これらでは消費者に「これはいい」「差別化できる」というメリットがあるため、追加表示をする価値があります。
4. ミネラル表示が少ないことの注意点・読み解き方
表示されていないからその食品にミネラルがない、というわけではありません。ただ、表示されていない分、次の点を意識しておくといいでしょう。
5. まとめ ~表示の裏側を知って、賢く読む力を持とう
食品パッケージを見て、「ナトリウム以外ミネラルが出ていないな」と思ったら、それは制度と実務上の制限のせいです。必ずしも “ない” わけではありません。
だからこそ、パッケージ表示だけに頼るのではなく、食品成分表などを活用する目を持つことが、栄養に敏感な消費者として大切です。
6. 表示だけでは見えない、あなたのミネラル状態
実際、食品のパッケージだけでは、自分がカルシウムや鉄をどのくらい摂れているかは分かりません。
さらに言えば、摂った量=体に吸収された量 ではありません。
こうした要因で、体内にどのくらいのミネラルが蓄えられているかは、人によって大きく変わります。
7. ミネラルを「見える化」するという選択肢
そこで私たちが提供しているのが、ら・べるびぃ予防医学研究所の毛髪ミネラル検査 です。
髪の毛はミネラルを取り込みながら成長するため、体内に取り込まれたミネラルの状態を反映しています。血液や尿の検査では見えにくい、長期的なバランスを確認できるのが大きな特徴です。
「食品ラベルには出てこない、けれど健康に欠かせない栄養素」。
その状態を客観的に知ることは、サプリや食事の工夫よりも前に、とても大事な第一歩なのです。
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以前のブログでご紹介した通り、私はついに南部鉄器を購入しました。

「普通の水を沸かしてもあまり鉄は溶け出さない」と言われていますが、本当なのでしょうか?
南部鉄器を使っている方の毛髪ミネラル検査を見ると、鉄の値が高めのイメージもあり、実際に自分で確かめてみることにしました。
毎日朝走る前に200mlを加熱してビタミンC 2000mgと一緒に飲んでいますが、飲み始めてから、なんとなく体調が良い気もします。ランニングのタイムも伸びています。
今回、水道水と南部鉄器、鉄のフライパンで調査をしてみました。鉄のフライパンはすでに数か月使用しており、南部鉄器はまだ数回程度の仕様のため、新品同様です。

| 水の種類 | 鉄濃度 |
|---|---|
| 水道水 | 0.3 ppb |
| 南部鉄器(200ml 5分加熱) | 2.6 ppb |
| 鉄のフライパン(200ml 5分加熱) | 0.4 ppb |
なんと南部鉄器は水道水の 約10倍 の鉄を含んでいました!
鉄のフライパンではほとんど変化はありませんでした。
単位を1Lあたりに換算すると
| 水の種類 | 鉄濃度 |
|---|---|
| 水道水 | 0.3 µg/L |
| 南部鉄器(200ml 5分加熱) | 2.6 µg/L |
| 鉄のフライパン(200ml 5分加熱) | 0.4 µg/L |
つまり、1Lあたりで見ると、南部鉄器からは 2.6µgの鉄 が摂れることになります。
しかし、1日に必要な鉄はおおよそ 10mg(10,000µg) です。
単位を揃えると、1Lあたりわずか 0.0026mg。
ちなみに牛レバー100gで鉄を4.0mg摂取することができます。その差なんと1500倍!!
想像していたよりも、南部鉄器から実際に摂取できる鉄の量は、ごくわずかであるようです。鉄分補給という観点では、微々たる量かもしれません。
それでも、私自身は南部鉄器を使い始めてから、ワンパンマンチャレンジの10kmランニングで自己ベストを更新するなど、体調やパフォーマンスが良好であると感じています。もちろん、走った距離や練習の積み重ねによる成果である可能性もありますが、それだけでは説明しきれない影響があるのかもしれません。
また、微量であっても鉄が毛髪や体の状態に何らかの影響を与えている可能性もあると考えています(高価な南部鉄器を購入したこともあり、そう信じたい気持ちもあります)。結論を出すにはまだ早い段階ですが、引き続き観察を続けていきたいと思います。
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みなさん、「南部鉄器」をご存じでしょうか。
岩手県の盛岡市や奥州市でつくられている、伝統的な鉄鋳物です。黒々とした重厚な姿は、キッチンにあるだけで存在感を放ちますよね。

↑実際に買った南部鉄器です。たまたま商品写真のように撮れました。
さて、私たちが行っている毛髪ミネラル検査のデータを見ると、岩手県は 毛髪中の鉄が47都道府県中なんと第2位。
「さすが南部鉄器の産地!」とつい思ってしまいます。もちろん、直接的な因果関係は証明できませんが、こういう数字はとても興味深いものです。
ちなみに僅差で1位を勝ち取ったのは山梨県。郷土料理の「ほうとう」は鉄鍋で作ることが多いそうですが、家庭でも本当に鉄鍋を使っているのか…?ちょっと謎ですね。
南部鉄器から溶出される鉄は、実は 吸収率の高い「2価鉄」 です。
鉄には3価鉄と2価鉄があり、私たちの体が効率よく吸収できるのは2価鉄。サプリメントなどでも「ヘム鉄」とか「吸収率の良い鉄分」としてよく紹介されていますよね。
ただし、普通に水を沸かしただけでは、あんまり鉄は溶け出さないようです。
味噌汁のように弱酸に傾いた状態だと、鉄が溶けやすくなるようです。だからこそ、料理に活用するのが効果的なんですね。
毛髪中の鉄が多い=貧血が少ない?
そう考えたくなるのが自然です。
ところが、2010年の調査データをひも解くと…
なんと岩手県、貧血の割合が全国で第3位に多い県 でした!
「えええーーー!?」と声が出そうな結果。
ただし、この調査は事業所単位でまとめられていて、男女比が分からないとのこと。ご存じの通り、貧血は女性に多いので、母集団の偏りが影響している可能性もあります。まだまだ深掘りが必要なテーマですね。
実は私自身、毎朝10km走るのが日課なのですが、最近よく立ち眩みを感じるようになりました。
「もしかして鉄不足?」と思い、ついに南部鉄器を手に入れたのです。
このずっしりとした重さ、使うたびに“伝統の道具”を実感します。
それだけでも満足感があります(笑)。
まだ効果については使い始めたばかりのため、なんとも言えません。
お茶とかまろやかになる、なんて話をネットで見たので、試しに南部鉄器で沸かした湯で紅茶(ティーバッグ)を飲んでみたら…
えぐみが少ない、気がしました。
前情報があるため、プラシーボかもしれません。
南部鉄器から実際にどれだけ鉄が溶出するのか。
もちろん、当社でも今後分析を進めていく予定です。
「伝統工芸品と栄養学」という、ちょっとユニークな組み合わせですが、きっと新しい発見があるはず。
その結果はまたこちらでご紹介いたしますので、どうぞお楽しみに!
「南部鉄器」と聞くと、日本の南で作られているのかな?と思いがちですが、北国・岩手県の伝統工芸品です。名前の由来は方角ではなく、この地を治めていた南部藩とのこと。盛岡では茶の湯の釜や鉄瓶が、水沢では日用品の鉄器が発展したようです。
※水沢は伊達藩の領地でしたが、明治時代以降は岩手県の特産品として盛岡と水沢を合わせて「南部鉄器」と呼ぶようになったのだそうです。
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健康を気にして食事に気をつけているけれど、「ミネラル」って何をどれくらい摂ればいいのか、正直よくわからない……。そんな方、多いのではないでしょうか。

私たちの体にとってミネラルはとても大切な栄養素。でも、ビタミンやたんぱく質に比べて注目されることが少なく、「気づかないうちに不足していた」ということが起こりがちなんです。
そこで今回は、「とりあえずこの4つを意識しておけばOK!」という代表的なミネラル、カルシウム・マグネシウム・鉄・亜鉛について、お話します。
現代の日本人は、食生活の変化や加工食品の普及などにより、必要なミネラルが十分に摂れていない「新型栄養失調」の状態にあると言われています。特に注意したいのが、厚生労働省の調査などでも指摘されている、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛の4つのミネラルです。

「カルシウム=骨」というイメージをお持ちの方は多いでしょう。その通り、カルシウムは私たちの体の約99%が骨や歯に存在し、それらを丈夫に保つために欠かせないミネラルです。しかし、カルシウムの働きはそれだけではありません。
など、実は全身のさまざまな機能に関わっています。不足すると、骨がもろくなるだけでなく、イライラしやすくなったり、不眠につながったりすることも。
日本人は慢性的にカルシウム不足。厚生労働省の調査でも、特に若い女性や高齢者の摂取量が目標に届いていないという結果が出ています。

効果的な摂取方法

ビタミンDと一緒に摂ると吸収率がアップするので、きのこ類や魚介類も意識して食べましょう。
マグネシウムは体内の300以上の酵素の働きを助ける、大事なミネラル。中でも注目したいのが、ストレスへの耐性や血圧の調整に関わっているという点。
ところが、精製された食品(白米や白いパンなど)中心の食生活では不足しやすくなります。外食やインスタント食品が多い人ほど、要注意です。
また、カルシウムとのバランスが重要で、カルシウム:マグネシウム=2:1の比率が理想的とされています。
など、あらゆる生命活動に深く関わっています。ストレスが多い方や、お酒をよく飲む方は不足しがちと言われています。

効果的な摂取方法

現代の精製された食品では失われがちです。また、調理法によって失われやすい性質があるので、意識して摂ることが大切です。
あまりミネラルのことを知らない方でも、貧血と聞くと「鉄不足」を思い浮かべる方もいるように、鉄はミネラルの中でも有名なもののひとつ。
不足すると「疲れやすい」「頭が重い」「顔色が悪い」などの症状が出てきます。
日本では、特に月経のある女性の多くが鉄不足。また、成長期の子どもやスポーツをよくする人にも貧血が多く見られます。

効果的な摂取方法

鉄には動物性食品に含まれる「ヘム鉄」と植物性食品に含まれる「非ヘム鉄」があり、ヘム鉄の方が吸収率が高いのが特徴です。吸収率を上げるには、ビタミンCと一緒に摂るのがポイント。たとえば「小松菜と柑橘のサラダ」「レバーとピーマン炒め」など、ちょっとした工夫が効きます。
最後は亜鉛。4つの中では知名度はあまりないかもしれません。でも、免疫力の維持、皮膚や髪の健康、味覚を正常に保つなど、多彩な働きがあります。
実は私たちの体内で細胞の成長や新陳代謝に深く関わる、非常に重要なミネラルです。
など、目に見えないところで体の機能を正常に保つために大活躍しています。
不足すると、「風邪をひきやすい」「肌荒れが治らない」「味がしない」といった不調が出ることも。
特に、加工食品やファストフード中心の食生活では不足しやすく、育ち盛りの子どもや高齢者、アルコールをよく飲む人も要注意です。
また、男性の場合は精子の質にも影響するため、妊活中の男性にも重要です。

効果的な摂取方法

亜鉛は動物性食品からの吸収率が高く、植物性食品からは吸収されにくい特徴があります。また、アルコールの代謝や激しい運動により消耗しやすいため、お酒をよく飲む人や運動習慣のある人は特に意識して摂取することが大切です。
ただし、牡蠣は、亜鉛を豊富に含んでいますが、有害金属も多いので、日常的に食べるにはおススメしません。
ご紹介した4つのミネラルは、それぞれが体の異なる機能に深く関わっていますが、実は互いに協力し合いながら、私たちの健康を支えています。
例えば、カルシウムの吸収にはマグネシウムが必要ですし、鉄の吸収にはビタミンCが、亜鉛の働きにはタンパク質が重要になります。つまり、特定のミネラルだけを意識するのではなく、バランスの取れた食事を心がけることが、何よりも大切なのです。
現代の食生活では、手軽な加工食品や外食が増え、野菜や海藻類、魚介類などを十分に摂る機会が減っているのが現状です。まずは、以下の点を意識してみてください。
もちろん、毎日完璧な食事をすることは難しいかもしれません。そんな時は、サプリメントの利用も選択肢の一つですが、まずは普段の食事で不足しがちなミネラルを意識して摂ることから始めてみましょう。

私たちの体は、私たちが食べたもので作られています。今回ご紹介したカルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛の4つのミネラルを意識して食生活を見直すことで、きっとあなたの体はもっと元気に、もっと快適になるはずです。
今日からできる小さな一歩が、未来の健康を大きく変えるきっかけになるでしょう。ぜひ、意識してミネラル豊富な食材を食卓に取り入れてみてくださいね!

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先日、友人の中学1年生になる息子さんが軽い貧血と診断されました。
鉄は、もっとも不足が懸念されているミネラルの一つ。
そこで今回は、思春期の貧血についてです。

体は急速に大きくなる思春期は、鉄の必要量が高まります。
また、女子は、月経が始まる人が増え、出血により鉄を失うため、鉄の需要はさらに高まります。
そのため、12歳から17歳の鉄の必要量は、大人よりもずっと多く、貧血になりやすい時期ともいえます。
この時期の貧血は、ほとんどが鉄の摂取不足による鉄欠乏性貧血です。
こんな症状があるなら、鉄が不足しているのかもしれません。

※ほかの病気でも、これらの症状がみられることがあります。
さらに、運動が原因で生じる貧血を「スポーツ貧血」といいます。
スポーツをする人特有の原因としてこれらがあげられます。
① 鉄の需要が高まる
成長や筋肉量が増えると、必要とする鉄の量も増えます。
② 鉄の摂取不足
必要量が増えているのに、食事などから摂取する鉄が少ない
③ 溶血(赤血球が壊れる)
ランニング、バレーボール、バスケットボール、剣道など足の裏への強い刺激が繰り返される競技では、足の裏の毛細血管が壊れ、貧血になることがあります
④ 失われる鉄が増える
大量の汗をかくと、わずかに汗に含まれる鉄も一緒に失われます。

鉄は、体でいろいろな働きを担う重要な栄養素なので、鉄が不足した場合にそなえて貯蔵庫を持っています。
それが肝臓です。
肝臓にはフェリチンをいわれる鉄が貯蔵されています。
食事などからとる鉄の量が不足すると、肝臓からフェリチンを放出して、体が必要とする鉄の量を維持します。
え?貧血と診断された?
それはつまり、鉄の摂取量が不足する状態が続き、貯蔵してある鉄も使い果たしてしまったという状態なのです。

まずは食事。
食品に含まれる鉄には、赤身の肉や魚などの動物性食品に多く含まれるヘム鉄と、野菜や穀類、豆類などの植物性食品に多く含まれる非ヘム鉄があります。
ヘム鉄は、非ヘム鉄よりも吸収率が良く、胃壁や腸管を荒らしにくく、さらに、食物繊維やタンニンと一緒に摂っても吸収が妨げられにくいという特徴があります。
でも、日本人が食事から摂取する鉄の85%以上は吸収率の低い非ヘム鉄です。
鉄不足を効果的に予防するためには、非ヘム鉄だけでなく、吸収性の高いヘム鉄が豊富な食品をバランスよく摂取することです。



ビタミンC
ビタミンCは、鉄(非ヘム鉄)の吸収を促進します。ビタミンCを豊富に含む食品(オレンジ、レモン、イチゴ、トマトなど)を食事に追加することで、非ヘム鉄の吸収率を上げることができます。

酢や酸味のある調味料
酢やレモン汁などの酸味のある調味料も非ヘム鉄の吸収を促進します。食事にこれらの調味料を加えることで、鉄の吸収が改善されます

鉄を豊富に含む食品と組み合わせる
ヘム鉄を豊富に含む食品(赤身の肉、鶏肉などの動物性食品)と一緒に非ヘム鉄(豆類、ホウレン草などの植物性食品)を摂取することで、非ヘム鉄の吸収率を向上させることができます。
食事で鉄を過剰に摂ってしまうことはほとんどあり得ませんが、サプリメントでの鉄の摂取には注意が必要です。
鉄は、過剰になると体内で活性酸素を発生させ、細胞を傷つけます。
鉄のサプリメントは医師の処方以外ではあまりおススメできません。
その他に、このころから特に女の子のダイエットが多くなります。
極端に食事を減らしたり、偏った食事になったりすることで、成長に必要な栄養素がとれなくなることもあります。

心と体が急速に成長する思春期にこそ、バランスの良い食生活を送らせてあげたいですね。
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当社は犬猫の被毛検査を実施しておりますが、こんなお問い合わせをいただくことがあります。
「うちの子毛が無いんだけどどうしたらいいの?」
そこで昨年、私たちは被毛のない子でも測定ができるよう、犬猫の犬猫の爪を用いたメタル測定のモニター調査を実施いたしました。
ご協力いただいた皆さまには、心より感謝申し上げます。
今回のブログでは、その調査結果についてご報告させていただきます。
調査のため、被毛も一緒にご提供いただきました。
| 加工食のみ | 手作り食のみ | 両方 | |
| 犬 | 23(29%) | 47(59%) | 9(11%) |
| 猫 | 26(46%) | 12(21%) | 18(32%) |
以前の猫の被毛検査作成の際の調査において加工食が72%を占めていたため、今回の調査では46%でした。今回のモニターは、より食事に対する意識の高い飼い主様にご参加いただいたものと推察しました。
加工食のみと手作り食のみで比較をしてみました。
犬で有意差のあったミネラル
有害金属では差がありませんでしたが、下記ミネラルで有意差を示しました。
マンガン(P=0.0172)、モリブデン(p=0.001)、鉄(p=0.034)、亜鉛(p=0.003)
※Pの値が低い程、2群間には差がある、という解釈となります。
検体数
ペットフードのみ:18検体 手作りのみ:31検体
爪は数が多い黒色の検体としました。
●食事によるミネラル濃度の差(犬の爪)

猫で有意差のあったミネラル
犬と同様に有害金属では差がありませんでしたが、下記ミネラルで有意差を示しました。
モリブデン(p=0.036)
犬と同様にモリブデンはペットフードのみの個体の方が高い結果となりました。
犬で有意差を示したほかのミネラルについては以下の通りでした。
マンガン(p=0.193)、鉄(p=0.395)、亜鉛(p=0.104)
マンガンの含有量については、統計的に有意な差は認められなかったものの、犬とは逆にペットフードの方が手作り食に比べてやや高い傾向が見られました。マンガンは一般に肉類よりも植物性の原材料に多く含まれるため、ペットフードにはその不足を補う目的でマンガンが添加されていることが考えられます。猫は本来肉食性の動物であり、手作り食では植物性原料の使用が限られることから、食事中のマンガンの含有量が低くなる可能性があります。
鉄はほぼ有意差がありませんでした。
亜鉛については有意差は認められなかったものの、手作りの方が平均値も中央値も高い傾向がみられました。
検体数
ペットフードのみ:26検体 手作りのみ:13検体
●食事によるミネラル濃度の差(猫の爪)

被毛と同様に、爪にもメラニン色素が含まれており、これがミネラルの蓄積に影響を及ぼしている可能性があります。
色によって有意差が見られた元素:
これらの元素は、爪の色によって濃度に差がある傾向が見られました。
被毛も併せてご提供いただいたことで、爪と毛の間にどれくらいの相関があるかを分析することができました。
水銀については、主に魚由来のフードに多く含まれており、ヒ素についても魚や一部の穀類などに含まれています。
これらは日常的に摂取される可能性があるため、体内で一定の蓄積が生じやすい元素と考えられます。
そのため、今回の調査では、爪と被毛の両方で類似した蓄積傾向が確認されました。
この結果から、水銀やヒ素は、長期間にわたり継続的に取り込まれている可能性がある元素であることがうかがえます。
つまり、高濃度であればある程度の信頼性があるが、低濃度では評価が難しいという傾向が見られました。
このように、毛と爪では反映している時期が異なる可能性が十分に考えられました。

今回のモニター調査では、犬猫の爪に含まれるメタルの分析を通じて、以下の知見が得られました。
皆さまからご提供いただいたサンプルは、今後の研究やサービスの質向上に役立ててまいります。
ご協力いただいた皆さま、改めて本当にありがとうございました。

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以前、ド素人が挑戦した家庭菜園で、見事ほうれん草を収穫したというご報告をしました。
▼そのときの様子はこちら
そしてこのたび…
ようやく元素分析の結果が出ました!! 🎉
気になるミネラル、有害金属、どうなった!?

ちなみに右端のビタミンC入りほうれん草、見た目がほんのり茶色っぽいです。もっと鮮やかな緑になると思っていたのに…これはビタミンCを与えすぎて酸化してしまったのかも?
いや〜ほんと、家庭菜園って勝手がわかりませんね。。
ビタミンCを入れたのは、虫よけや発芽率アップに効果があるという話を聞いて試したのですが、冬だったのでどちらも虫は出ず。
発芽も若干早かった気がするけど、最終的にはどちらももっさり育ちました。 むしろ、ビタミンCなしの方が成長は良かったかも…?過ぎたるは及ばざるがごとし、ですね。
左、ビタミンC無 右、ビタミンC有

今回の元素分析には当社のICP-MS(誘導結合プラズマ質量分析)を使用しています。
ただし、冷蔵庫での保管期間が少し長くなってしまい、しおれてしまったため水分量は実測できず、食品成分表の水分量92.4%を基準として計算しています。
あくまで参考値としてご覧ください!
【分析結果】100g中の含有量(換算値)
| 元素 | スーパー | 家庭菜園 | 家庭菜園(VC+) |
| カリウム(mg) | 558 | 610 | 670 |
| マグネシウム(mg) | 62 | 74 | 79 |
| カルシウム(mg) | 48 | 49 | 67 |
| リン(mg) | 41 | 86 | 149 |
| クロム(µg) | 0.99 | 3.04 | 2.85 |
| モリブデン(µg) | 13.9 | 1.6 | 2.2 |
| マンガン(mg) | 0.13 | 0.93 | 1.45 |
| 鉄(mg) | 0.69 | 0.72 | 0.77 |
| 亜鉛(mg) | 0.56 | 0.75 | 1.15 |
| カドミウム(µg) | 1.7 | 2.9 | 4.2 |
| 鉛(µg) | 0.4 | 1.0 | 1.2 |
| アルミニウム(mg) | 0.54 | 0.29 | 0.34 |
食品成分表では鉄は2.0mg/100gとされていますが、今回の分析では約1/3の量でした。
この違いは本当に低いのか、または分析装置の違いや前処理方法による可能性があります。
鉄の定量法は、フェナントロリン吸光光度法、フレーム原子吸光法、ICP発光分光分析などいくつかあり、今回はICP-MSを使用しています。
家庭菜園のほうれん草、なかなかやるじゃないか!
ミネラルも豊富、条件次第ではプロが作るスーパー品をしのぐ数値も!
とはいえ…やってみてわかる、家庭菜園の根気のいること!
今回初挑戦してみて、農家さんの凄さを本当に痛感しました。
この投稿が、これから家庭菜園を始める方や、ミネラル分析に興味のある方の参考になればうれしいです!
ちなみに味は?
収穫したほうれん草は味噌汁、お浸しで食べました!自分で作ったからとか抜きでちゃんとほうれん草の味でした!おいしかった!!

