がん治療の「免疫革命」 がんと水素と「悪玉キラーT細胞」

がん治療の「免疫革命」 がんと水素と「悪玉キラーT細胞」

(B118)

がん治療の「免疫革命」 – がんと水素と「悪玉キラーT細胞」 -ワニブックスPLUS

新書 – 2021/3/15

990円(税込)


「水素ガス吸入」と免疫治療薬オブジーボ、ハイパーサーミアによる温熱療法、そして低用量の抗がん剤を組み合わせた治療によって、数多くのステージ4のがん患者を救ってきた著者。熊本県にあるそのクリニックには全国から、標準治療ではもはや治療法がないと宣告された、いわゆる「ガン難民」と呼ばれる患者さんたちが多数訪れています。
ステージ4でも諦めないでください。なぜ。「水素ガス免疫療法」が末期がん患者を救えるのか?多数の症例とともにそのメカニズムを分かりやすく解説。


目次
第1章:なぜ、末期がんは標準治療で治らないのか(私たちはがん治療の転換点を生きている;がんの標準治療には限界がある ほか)
第2章:末期がんを治す!「水素ガス免疫療法」(がん細胞を生む「悪玉活性酸素」;悪玉活性酸素が、がんが育ちやすい環境をつくる ほか)
第3章:末期がんのためのオーダーメイド治療「赤木メソッド」(がんの悪性度は臓器によって変わる;胃がんはできる場所によって自覚症状が違う ほか)
第4章:「水素ガス」は新型コロナ予防や認知症の改善にも役立つ(新型コロナで重症化しやすい人の特徴;ウイルスに免疫が乗っとられる ほか)
第5章:免疫力を自分で高める生活術(血液検査で「がんになりやすさ」がわかる;自分が落ち込めば、免疫力も落ちる ほか)


著者 / 赤木純児
腫瘍免疫専門医。日本外科学会専門医・指導医。日本消火器外科学会専門医・指導医。日本がん治療認定医。日本統合医療学会認定医。日本統合医療学会理事・熊本県支部長。
1954年、長崎県佐世保市に生まれる。九州大学文学部卒業後、宮崎医科大学医学部に入り直す。医学部時代は、自分が目指す医師になるための勉強にすべての時間を費やし、
さらに知識と経験を積むため、アメリカのNIH(National Institute of Health 国立衛生研究所)の、NCI(National Cancer Institute 米国癌研究所)に留学する。
そこで治療に来ているガン患者の3人に1人が死んでいく現状を見て、今の治療法では患者を救うことはできないことに失望する。しかし、末期のガン患者を何とか救いたいと、
さまざまな勉強をするうち、統合医療に行きつき、水素ガスと出会う。そして、腫瘍免疫の専門医として、「水素ガス免疫療法」を確立。2019年7月時点で、すでに400以上の症例を持つ。

 

がん治療の「免疫革命」 がんと水素と「悪玉キラーT細胞」
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