ビタミンとミネラル

今回はビタミン・ミネラルの不足と過剰症について話したいと思います。

女性に不足しがちなビタミン・ミネラルを補うだけで美肌が手に入る

女性はしっかりとしたダイエットとまではいかなくても、毎日の食事を気にしているという人が多いと思います。そこで不足しがちになるのがビタミンとミネラルです。

抗酸化作用の高いビタミンCやEをとって美肌へつなげる

美肌の一番の敵はシミやシワです。このシミやシワは紫外線を浴びることや体内に溜まった活性酸素が原因と言われています。紫外線を予防するには日焼け止めなどを使うことができますが、体内の活性酸素は食品などで抑えるしかないと言われています。

その活性酸素を抑える抗酸化作用のあるものはビタミンCとEと言われています。ビタミンCを多く含む食品はレモン、ブロッコリー、ピーマン、海苔といったものがあげられます。

では、ビタミンCはどのくらい摂るのが望ましいのでしょうか。

懐血病さえ予防できればよい、というのであれば、必要量は100ミリグラムで足りることになります。

でも、この量では風邪予防もままなりません。ビタミンCは白血球を活性化してウイルスや病原菌を攻撃し、風邪を予防します。

 

さらに、ビタミンCにはコラーゲンの生成を助ける働きがあります。皮膚のシワの原因は、多くの場合ビタミンCの欠乏です。

つまり、お肌をいきいきと保つにはビタミンCをたっぷり摂る必要があるのです。

そこで、風邪の予防にも効果があり、シワをできにくくするには、1000~2000ミリグラムは必要だと言われています。

 

また、現代人に付きものなのがストレスです。

さまざまな研究でストレスが体内のビタミンCを消耗することがわかっています。それは、ストレスに対抗するホルモンを生産するときにビタミンCが必要だからです。

そのホルモンをつくるのは、おもに副腎という臓器です。じつは、体内でビタミンC濃度がもっとも高い臓器は副腎なのです。

ビタミンCの摂取量が少ないと、ストレス対抗のために優先的に使われ、そのほかの役割に回らなくなる可能性があります。

 

さらに、ビタミンCの抗酸化力で高齢になったときの白内障を予防して、お肌のシミも予防したいとしたらどれくらいビタミンCが必要でしょうか?。

この場合には、さらに量を増やさなければいけません。1日に2000~2500ミリグラムくらいは必要かもしれません。

私は美容と病気予防のため、1000ミリグラム を一日に二回、摂るようにしています。

 

 

 

 

 

 

 

さて、ビタミンEはアーモンド、抹茶(緑茶)、ひまわり油といったものに多く含まれています。ビタミンEは意外に摂りにくいとされているので日頃使っている油をひまわり油などに替えて摂取するといいかもしれません。
ビタミンの過剰症について
水溶性ビタミンは、過剰に摂取した場合でも、尿として体外に排泄されるので、多少摂取しすぎても心配ありません。
脂溶性ビタミンは肝臓をはじめとする体内に蓄積されるため、過剰摂取による副作用が出てくる危険性があります。良く知られている通り、ビタミンAを取りすぎると軽度の場合、下痢など食中毒様症状、重篤な場合、倦怠感・皮膚障害などが起こる場合があります。妊婦が過剰摂取した場合には催奇形性のリスクが高くなります。また、ビタミンDを取り過ぎると、高カルシウム血症のリスクが高まります。
ミネラルの過剰症について
ミネラルはビタミンに比べ安全領域が狭く、過剰症には特に注意が必要です。
カルシウム…便秘、尿路結石、他のミネラル吸収を阻害、マグネシウム欠乏症
亜鉛… 頭痛、吐き気、胃腸障害、貧血、イライラなどなど。
では、上限摂取量はどのくらいなのか?と申しますと…

ビタミンA: 3000μg βカロテン: 25mg ビタミンD: 60μg

ビタミンE1000mg ビタミンK10mg ビタミンC2500mg

ビタミンB1: 100mg ビタミンB2: 200mg ナイアシン: 1500mg

ビタミンB6: 100mg  葉酸: 1000μg ビタミンB12: 3000μg

ビオチン: 2500μg パントテン酸: 1000mg

カルシウム: 1500mg マグネシウム: 400mg クロム: 1000μg

マンガン: 10mg セレン: 200μg 亜鉛: 30mg
鉄: 60mg

この基準は、栄養の先進国であるアメリカのアメリカ栄養評議会(CRN)という安全性の評価や検討に関する協会のものです。
CRNはサプリメントに対する上限摂取量を設定しており、人がサプリメントとして摂取する場合の副作用非発現量といっています。
なんでもそうですが、体によいとされているものでも、単体で過剰に取りすぎると、かえって体を悪くしてしまうのと同じで、バランスよく摂取するのが大切です。
複数の栄養素がバランスよく配合されたものを摂取基準を守って摂取して下さい。

written by Shou

チョコレートの健康効果

2月に入り寒さもピークとなりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
寒さがあまり得意でない私は、ますます外に出るのが億劫になっている今日この頃です。

2月といえば、もうすぐバレンタインですね☆
今年は14日が土曜日なので、自分へのご褒美チョコや本命チョコに力が入る人が増えそう!と言われているようです。

私は友達が選ぶのに一緒に行ったとき「小麦粉を使用していないのですごく濃厚です!」という店員さんの声に負け(笑)、ずっしり重いガトーショコラを自宅用に買いました♪♪♪

皆さんはお目当てのものは見つかりましたか(*^ω^*)??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで、チョコレートやココアは健康管理に一役買うそうです!

では、どんな効果が期待できるのでしょうか?

 

●ココアは病原菌の増殖を抑え、傷の治癒を早める●
胃潰瘍や胃がんと関連があるピロリ菌や病原性大腸菌O-157が増えるのを抑制するはたらきや、傷の治りを早める効果があるとされています。

 

●カカオ成分の虫歯抑制効果●
ウーロン茶や緑茶と同等またはそれ以上に虫歯菌を抑える効果や、虫歯の進行を抑制するはたらきがあるとされています。

 

●チョコレートの香りによる精神活動向上
チョコレートの香りには、集中力や注意力、記憶力を高める効果をもつことが、人の脳波や学習実験により確認されているそうです。

 

また、チョコレートやココアに含まれる“カカオポリフェノール”には、様々な健康効果があるとされています。

ここでは、その一部をお伝えしたいと思います(*’∪’*)

●カカオポリフェノールの健康効果●

①動脈硬化の予防
動脈にコレステロールがたまるのを防いだり、コレステロールの酸化を抑制し、動脈硬化を予防する効果が期待されています。

②がん予防
がんは、細胞のDNAが突然変異した変異細胞が増殖して起こることも一因とされています。カカポリフェノールには、細胞DNAの突然変異を抑える効果があるとされています。

③抗ストレス作用
身体的ストレスの緩和が、ラットを用いた研究で検証されています。心理的ストレスへの抵抗力が強まることも認められています。

④アレルギーやリウマチへの効果
アトピーや花粉症などのアレルギーは、活性酸素の過剰なはたらきによって引き起こされるといわれています。カカオポリフェノールには、このはたらきを顕著に抑制したという報告がされているそうです。

 

チョコレートは、身体の機能維持に不可欠であったり、デトックス効果が期待されるカルシウムやマグネシウム、鉄、亜鉛などの必須ミネラルが豊富に含まれており、栄養バランスの面でも優れた食品です。

差し上げる方の健康増進も願って贈ってもいいですね(*⌒∀⌒*)

ですが、くれぐれも食べ過ぎには注意です!

おいしく適量を!を心がけましょう。

 

寒い冬もあと少し!!

風邪などひかないように気をつけながら元気に過ごしましょうね(^^♪

written by たっこ

お酒を飲むと亜鉛が失われる!

一般的に、アルコールは、肝臓で最終的に酢酸まで分解されるのですが、これにはアルコール脱水素酵素・アルデヒド脱水素酵素が働いています。
亜鉛はこれらの酵素だけでなく、様々な酵素を活性化するために消費されますので、体内で不足すると酵素を作ることができなくなります。

お酒をたくさん飲むと、アルコール脱水酵素がたくさん必要になって、大量の亜鉛が消費されます。
お酒を頻繁飲む方は、慢性的な亜鉛不足に陥りがちです。
普段のお食事から亜鉛をバランスよく摂取するよう、心がける必要があります。

それでは、亜鉛を多く含む食品をご紹介します!

成人男子目安量:9.0mg
成人女子目安量:7.0mg

※食品100g当たり亜鉛の含有量 単位:mg
牡蠣(生)                         13.2

パルメザンチーズ              7.3

煮干し                                7.2

ピュアココア                     7.0

レバー(豚)                     6.9

抹茶(粉)                         6.3

カシューナッツ                  5.4

牛肩肉(和牛)                  4.9

アーモンド                         4.4

たいらがい                         4.3

タラバガニ                         4.2

たまご(卵黄)                  4.2

ローストビーフ                  4.1

焼きのり                            3.6

カレー粉                            2.9

切干大根                            2.1 等々

 

いつものお食事にもう一品、亜鉛を多く含むおかずを加えましょう。

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written by Mica

 

抗生物質その1

抗生物質とは、イギリスの細菌学者であるサー・アレクサンダー・フレミングが抗菌物質リゾチームと、アオカビから見つけだしたペニシリンが最初です。長年、感染症に抜群の威力を発揮してきたのです。

抗生物質とは「微生物の産生物に由来する抗菌薬、抗真菌薬、抗ウイルス薬、そして抗がん剤であり、その大半が抗菌薬」です。現在、感染症を専門とする研究機関・医療機関では「抗生物質」という名称はあまり用いられず、それぞれ「抗菌薬」・「抗ウイルス薬」・「抗真菌薬」・「抗寄生虫薬」と言う名称を用いるようで、一般の人は総称してそう呼んでいますね。

しかし、効果が上がる半面、菌が抗生物質に対し耐性をもち、だんだん効かなくなってくるので、抗生物質も更に効果を求め変化せざるを得なかったようです。結局、次のような抗生物質が誕生するわけです。

ペニシリン系抗生物質、セフェム系抗生物質、マクロライド系抗生物質、.テトラサイクリン系抗生物質、ホスホマイシン系抗生物質、アミノグリコシド系抗生物質、ニューキノロン系抗菌剤とあり、医師が最大の効果を上げるため影響している菌を予想して違う投薬をするのは、知っての通りです。菌は生き延びるために常にDNAをアップデートしており、抗生物質と菌とは、まさにイタチゴッコのようです。

近年、殺虫剤をスプレーしてもハエが死ににくかったり、スーパーラットというネズミのように手足が変化し、縦の壁をまっすぐに上れたり、殺鼠剤を食べても死なないネズミまで出てきました。
これがまさしく薬剤に対する耐性なのです。
人間は安易に抗生物質を服用することは慎まなくてはいけません。
それは、もしもの時、どうしても治したいときの十八番として用いるように隠した武器にすべきではないでしょうか。

 

written by Yone

 

統合医療展2015へのご来場ありがとうございました。

2015年1月28日(水)~29日(木)に東京ビッグサイトで開催された「第11回統合医療展2015」にら・べるびぃ予防医学研究所が出展しました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当初の予想を大幅に上回るたくさんのお客さまにご来場いただき、驚きと共にお客様から毛髪ミネラル検査への期待を非常に感じました。

会場にて皆さまよりお寄せいただいたご要望やご期待の声を、よりよい商品作りにつなげてまいります。

今後とも、変わらぬご愛顧とお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。
written by T.H

 

未病予防

未病とは自覚症状も他覚症状も無く、一応健康であるが、病気に近い健康状態を言います。

未病の伝統的な考え方は、自覚症状があるが検査結果に出ない場合、または検査結果は出るが自覚症状が無い場合の両方を未病としております。
しがし、自覚症状が出なくても末期癌の場合もあり、かつ、検査結果が出なくても自覚症状があることは検査方法の問題である場合があり、あるいは検査方法が未開発の場合もあります。

人は、病気になって初めて慌てて治療に医師の門をたたきます。
しかし、病気の前兆はあります。
特に現代は検査方法の発達により、かなり前から病気の兆候を掴むことができます。その段階で病気を防げたら理想です。

どうすれば未病管理のはできるのでしょうか?

東洋医学の治療理念は、病的状態を体全体の歪みとしてとらえ、これを全体的に補正することで成立しています。
正常状態を歪みのない原点とすると、患者の病的状態を修正するのに、どちらの方向に向ければよいのかという判断が重要になってきます。
したがって、病人の呈する状態がどの位置にあるかを決定して漢方薬を運用するうえで、陰陽・虚実・寒熱といった相対的な指標が役に立つのです。

つまり、未病を治す東洋医学の基本は、心身全体の調和を計り、生体防御能や自然治癒力を 高めることで、これは全ての病気の予防法の原則といえます。
漢方薬や健康食品が 最も効果を発揮するのは、この「未病」の段階で病気を予防する場合です。
加齢とともに新陳代謝や血液循環は悪くなり、抵抗力や治癒力が低下してきます。
東洋医学では、気血水の量の不足や巡りの停滞を改善することが未病の治療として重視されています。
日頃から、血液循環や新陳代謝を良くし、免疫力や抗酸化力を高めるような健康食品を摂取することが病気の予防につながるのは、これらが気血水の量の不足や巡りの停滞を改善して未病を治す効果があるからです。

病気は健康なうちから既に始まっているって、ご存知でしたか?
病院の医療システムは、あくまでも病気の中盤以降に役立つ療法です。
自覚症状はなくても検診で異常が出る、検診で異常がなくても自覚症状がある、それが未病です。
真の健康は、未病と向き合うことから始まります。未病をもっと知っていただくための食材を紹介します。

免疫力UP食材
日本では、あまり知られていないかもしれませんが、”第7の栄養素”と言われている”ファイトケミカル”が注目されています。

◆”ファイトケミカル”とは? → 植物が自らを守るためにつくり出した天然成分です。
数は一万種類以上あると言われています。例:ポリフェノールやカロテン、イソフラボンなど野菜や果実に含まれていて身体に良いとされている成分をファイトケミカルと呼びます。

三大効果:
★抗酸化作用⇒ポリフェノール

 

 

 

 

 

 

★発ガン物質の抑制作用⇒グルコシノレート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★免疫力強化作用⇒イソチオシアネートとオイゲノール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ファイトケミカルの分類と種類
カロチノイド系ファイトケミカル/βカロチンなどは600種類もある。オレンジ色でβカロチンが豊富。また、人参、カボチャ、トマト、豆(大豆・緑豆等)、サツマイモなど、心臓病、脳卒中、肺ガン、乳ガン、子宮癌、直腸癌、前立腺ガン等のガン抑制効果。コレステロール値の低下、免疫力向上。

フラボノイド群/5000種類以上が知られている・抗酸化作用・抗ガン・抗炎症・抗アレルギー作用。

アルカロイド/免疫システムの強化・ピーナツ。アントシアニン/ポリフェノールで青い花の色を持っている色素。サツマイモ、ブルーベリー、ブドウ。

イソフラボン系/大フラボノイド群:、大豆・緑豆。女性ホルモンのように働き乳ガンや更年期障害、骨粗鬆症を防ぐ。更年期の自律神経失調症の予防。
カテキン系お茶、リンゴやチェリー、梨・抗酸化作用。

サポニン/脂質の代謝を促進し、コレステロール値を低下させ、中性脂肪を安定化させる。高脂血症の改善に役立つ。腫瘍細胞の増殖を抑制。大豆・緑豆等の豆類やインゲン豆、ひよこ豆、レンズ豆、ニンニク、玉葱に含有する。セサミノール/過酸化脂質を抑制し、細胞の老化を防止する。抗ガン効果の発揮。胡麻油、米胚芽。

 

written by Yasuno(ら・べるびぃ予防医学研究所:中国医師・臨床検査技師)

古くて新しいビタミンC

昔からビタミンCの欠乏症は死に至る可能性がある壊血病として知られています。
15世紀から17世紀にかけての大航海時代に、乗組員が常に悩まされた病気の症状は歯茎がグラグラして出血する、皮膚や粘膜からも出血し脱力感、鈍痛がひどくなる、そして死に致る。今で言う壊血病でした。

16世紀に南アフリカの喜望峰からインドへ至る航路を発見したポルトガル人の、バスコ・ダ・ガマの船隊では、180人の乗組員のうち100人がこの壊血病で死亡したと言われています。

18世紀に、イギリス海軍で食事療法の実験を行い、壊血病にはレモンやライムなどの摂取が最も効果的だと発表されました。イギリス海軍では乗組員にレモンジュースを飲むことが強制され、壊血病が減ったと言われています。

最近はビタミンCの欠乏症よりその効果が改めて見なされています。
(1) ビタミンCはコラーゲンの合成に必要不可欠でコラーゲン繊維が体内で出来ないと肌荒れが酷く、血管が脆くなるそうです。お肌の美容にビタミンC !! とくに女性には欠かせません。
(2) ビタミンCはとても効果的な抗酸化剤でもあります。フリーラジカルや活性酸素によって細胞に生じる傷害を守ることが出来ると言われています。
(3) ビタミンCの摂取量が少ないと心臓病と脳卒中のリスクが増加するがビタミンC を100㎎/日摂取するとリスクが大幅に軽減するという研究報告がアメリカにはあります。
(4) 末期ガン患者に1回10gのビタミンCを点滴や経口投与することにより生存期間が延長するという報告が1978年にアメリカで発表されました。また点滴で10~100gもの大量点滴を行うと血中濃度は経口投与の30~70倍になると言われています。
(5) 加齢とともに白内障の増加は避けられませんが、水晶体中のビタミンC濃度の減少は白内障症状の進行と関連しているとも言われています。
(6) その他アメリカではビタミンCを大量に投与すると風邪にかかりにくいという研究報告もあります。

ビタミンCは大量に摂取しても水溶性ですから過剰な分は尿から排出されますのでそれ程心配することはないと言われています。
しかし、一部では摂りすぎは下痢や尿路結石を誘発することがあるとも言われています。
美容や健康に役立つビタミンCですが摂りすぎで不安がある場合は一度医師に相談してみるのも良いでしょう。

written by 植山(ら・べるびぃ予防医学研究所長)

凍える夜に…

寒い日が続いていますね。

みなさま風邪やインフルエンザに負けずにお元気でお過ごしですか?

私はというと、風邪はひいていないものの最近の寒さにはテンションが下がってます。
寒いの苦手です。

 

みなさまは、寒い夜の冷たい布団を温めるために何かしてますか?

どんなに凍える夜もそんなの関係なし!氷の布団だってノープロブレム!という方はおいといて、多くの方が布団が冷たくて寝られないという経験をお持ちではないでしょうか?

健康は良質な睡眠を抜きにしては語れません。

そこで、今回は布団を簡単に温める方法です。

それは『布団乾燥機』

 

「いやいや、私は湯たんぽを使っているから大丈夫」

「うちでは電気毛布だね」

「やっぱりあんかが一番でしょ」

などという声が聞こえてきます。
どれもいいですよね、寒い冬の夜の友!って感じです。
私も数年前まであんかを使ってました。

 

でも、ここで声を大にして言いたい!

「凍える夜には布団乾燥機が最高ですよー!」

 

布団乾燥機は敷布団と掛布団の間に熱風を吹き込んで温めるので、布団が上下とも全体的に温まるのです。

このぜーんぶが温まった布団にスルッともぐりこむと、必ず
「ふわぁ~しゃ~わせ~(*^_^*)」となります。

 

あんかや湯たんぽに比べると布団全体が温まり、電気毛布に比べるとふんわり温かいのが幸せ感を増大させてるんだと思います。

 

思いますが、ここはら・べるびぃ予防医学研究所のブログ。

なぜ布団乾燥機は幸せ度が高くなるのか調べてみました。

 

布団の中の温度が32~33度、湿度50%を維持するともっとも快適な眠りにつくことができると言われています。

温度とともに重要なのが湿度です。

天気の良い日に干した布団がふかふかで気持ち良いのはよくご存じですね?
それはお日様が布団を乾燥させたから。

 

つまり、布団乾燥機はこの「最適温度」と「最適湿度」の状態を布団全体にいきわたらせてくれるんですね。

なるほど!

 

数年前に私に布団乾燥機を教えてくれた友人に感謝。

私の凍える夜を幸せにしてくれてありがとう!

 

しかも、雨に濡れた靴を乾かすためのパーツとか、ちょっとした洗濯物を乾かせる衣類ドライカバーもついてるので、通学用のローファーは1足しかないのに雨に濡れて朝までには乾かない!とか、明日着ていく体育着を夜のうちに洗濯しなきゃ!なんてときにも役立ってます。

 

というわけで、寒い冬こそ、布団乾燥機をお試しあれ!

あなたの凍える夜をきっと幸せにしてくれますよ。

written by Perry

参考
NHK サキどり↑『冬の睡眠に深刻な落とし穴がっ!』
日経WOMAN on Line『知ってなるほど! 冬寝具の使い方4つのコツ』

節分と大豆

新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
さて、皆さんは新年はどちらに行かれましたでしょうか?
私は神社仏閣での初詣が新年最初のイベントになっています。

まだ冷え込みが厳しいところですが、寒さもそろそろ折り返しといったところでしょうか。
古来、寒さが最も厳しくなるころを「大寒」(今年は1月20日)と言い、それから次の季節の始まる日「立春」(毎年2月4日ごろ)を迎えます。

江戸時代以降から立春の前日に「節分」を行う習慣があります。季節の変わり目に邪気(鬼)が生じると考えられており、悪霊払いの行事として行います。
一般的には「福は内、鬼は外」と声をだしながら福豆(炒り大豆)を撒いて、年齢の数だけ豆を食べて厄除けします。
私の家でも節分の日は豆を撒きますが、年齢の数が大きくなるにつれて、全て食べるのに苦労するようになりました。

さて、大豆(乾燥)は、約30%がたんぱく質です。
この大豆たんぱく質は、必須アミノ酸がバランスよく含まれた良質なものです。
大豆たんぱく質には、血中コレステロールの低下作用、肥満の改善効果などの生理機能があると言われています。
また、脂質、炭水化物、食物繊維、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ビタミンE、ビタミンB1、葉酸など様々な栄養素が含まれます。
アメリカ合衆国政府が発表したガン予防に効果があると考えられる食品「デザイナーフーズ」のうち、大豆は最も有効とされる8種類の野菜の中に挙げられています。

日本において、ガンは、昭和56年より死因の第1位となり、いまや「国民病」といっても過言はありません。
現在の「悪霊=ガン」を打ち払う大豆は、これからも注目を集める食材になることでしょう。

written by T.H

参考文献:
大寒
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%AF%92

節分 – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AF%80%E5%88%86

大豆のおはなし
http://www.ezaki-glico.net/daizu/index.html

厚生労働省
がんは日本人の国民病 – がん対策推進企業アクション
https://www.gankenshin50.go.jp/campaign_24/outline/index.html

歯磨きとガン予防

1.ガンになりにくい人はどんな人か?
最近、生活習慣や遺伝子の特徴と発がんとの関係が次々と解明され、歯磨きにも注目が集まっています。

毎日2回~3回歯を磨く人は、 口腔ガンや食道ガンのリスクが低下するそうです。
食物は、まず口の中に入り、飲み込むことによってのどを通過、食道を下がって胃に入る。
ここの部分にできるガンは、生活習慣と関連が深いそうです。
“外部から異物を取り込む”という行為により、体のほかの部分より強い刺激を受けているためです。
喫煙、飲酒、熱い物を食べる習慣のある地域でガン罹患率は明らかに高くなっています。

ガンとの関連のある別の生活習慣を探したところ、1日1回歯磨きする人で発症リスク を1としたときに、1回も磨かない人、1日2回、3回磨く人で発症リスクに大きな差があることが判りました。
なぜ歯磨きによってガンリスクが軽減するのか理由はすべて解明されたわけではありませんが、口の中には無数の細菌がいて、なかにアルデヒトなどの有害物質を発生させる細菌もいます。
歯磨きによってそれらの口腔内の細菌量をコントロールすることで、ガンを予防していると考えられています。

丁寧なお口のケアは、口臭や虫歯・歯周病を防ぐだけでなく、寿命をまっとうするためにも役立つようです。

お口の適切なケアを怠ることは、早死リスクを増加させるかもしれないと新しい研究は示唆しています。

歯と歯茎に歯垢が多い人は、平均寿命より最大13 年も短命であることを発見されました。早すぎる死の主な原因はガンでした。

年をとるほど、また女性より男性で、このリスクは大きくなりました。

感染症と炎症は最大約 2 割のがんに関与し、歯垢によって引き起こされる歯周病の重要な要素です。

最近の別の研究が、歯垢の量と特定のガンとの関係を示しています。
歯垢が多いことは、口腔内細菌が多いことを意味します。特定のウイルスや細菌と特定のガンの関係を示した研究もあるそうです。

2.あなたは食後派?食前派?
多くの人が食事が終わった後に歯磨きをします。
しかしその食事の後の歯磨きは駄目だと言う専門家がいます。
食事の後に口腔内では『再石灰化』が行われます。
再石灰化とは、唾液が歯垢内のpHを上昇させ脱灰の反応を抑え、ミネラルの濃度の上昇により歯を修復するというものです。
ある専門家は、食後の歯磨きはこの再石灰化の反応を妨げるというのです。

歯磨きは食前の方が良いという理由は他にもあります。
それは“就寝時の口腔内の中は唾液が少なく細菌が繁殖しやすい。その状態のまま朝食を採ると、その細菌も食べてしまう”という理由です(朝起きたばかりの口の中は便器より汚いという実験データもあります)。

私は毎日3回か4回位は歯磨きをします。甘いものが大好きですが、虫歯がありません。
そして年に1~2回歯の健診に行きます。
5年前から使い始めた歯磨き粉がとてもいいので、みなさんにご紹介いたします。
磨いたらとてもすっきりし、歯周病の治療効果があるそうです。
みなさん一緒に歯の健康意識を持ち、ガン予防をしませんか?

written by Show