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ら・べるびぃ予防医学研究所




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砒素

砒素は、金属光沢のあるもろい灰色の結晶で、二硫化砒素(花火の着火剤、塗料用の顔料)の原料として用いられたり、硬さを高めるために合金(銅など)に添加されるなどの用途があるといわれています。また、ガリウム、インジウム、アルミニウムとの化合物は、半導体の原料としてすぐれ、半導体レーザーや赤色の発光ダイオードの原料として利用されています。代表的な無機砒素化合物である三酸化砒素(以下、亜ひ酸)は、無味無臭の白色の粉末または結晶で、ガラスの製造過程で気泡を消したり脱色するために用いられたり、ガス脱硫剤、木材の防腐剤、砒素や他の砒素化合物の原料、歯科治療で歯の神経を抜く際に使われる「亜ひ酸パスタ」及びシロアリ駆除などに使用されています。

汚染・蓄積・排泄

砒素は広く海洋生物に存在しその濃度は高く、これに対して、陸上の動植物に含有している砒素濃度は低いことが知られています。日常食している海産物から検出される砒素濃度は高い傾向にあり、海産物を海藻類と魚介類に大別し砒素濃度を比較すると両者はいずれも高いが、検出される主な砒素はそれぞれ異なり、海藻類は無機砒素とジメチル化砒素化合物などの有機砒素、そして魚介類は有機砒素が主体であるといわれています。
海産物に蓄積する砒素の作用機序に関して、砒素の共通する源は火山から排出された無機砒素で、それらが海水中に広く微量に溶けています。海藻類ではその表面から直接吸収して蓄積し、魚介類ではプランクトンが無機砒素を取込み体内でメチル化して有機砒素とします。
有機砒素は食物連鎖により大型の魚や甲殻類に摂取され、最終的に人に蓄積されますが、毒性は低いといわれています。無機砒素や砒素化合物を誤って大量に摂取してしまった場合に、急性の中毒症状としては、「めまい」、「頭痛」、「四肢の脱力」、「全身疼痛」、「麻痺」、「呼吸困難」、「胃腸障害」、「腎障害」、「末梢神経障害」などが報告されています。
体内に取込まれた砒素は、24時間以内に血液を介して肝臓、腎臓、肺、脾臓や小腸粘膜に多く分布し、酸化され、有機砒素化合物に変化して、主に尿から排泄されます。

ひじきの砒素について

海藻類に砒素が含まれていることは古くから知られていますが、ひじきは、他のこんぶやわかめに比べて無機砒素の含量が多いといわれています。海藻類は、カリウムなどの必須ミネラルをバランスよく含んでいますので、ひじきを食材として用いる場合は、「多めの水で乾燥ひじきはたっぷりの水で30分以上水戻ししてから調理する。」、「水戻しに使った水は、調理には使わない。」、「水戻しした後は、ボールに入れた水で2~3回洗い、よく水気を絞る。」、「茹でるときは水戻ししてから茹でる。」などを考慮して調理すれば無機砒素の影響がなくなるといわれています。(東京都福祉保健局 食品衛生の窓より引用)

耐容週間摂取量について

国際的な規制としては、FAO/WHO合同食品添加物専門家委員会(JECFA)により、一生涯にわたり摂取し続けても健康影響が現れない1週間の体重1kgあたりの摂取量が「暫定最大耐容週間摂取量」(無機砒素)として15µg/kg体重/週と定められています。
平均的な食事を摂取していれば耐容摂取量を超えることはないといわれています。

法規制など

規制法律名規制項目規制値
毒物及び劇物取締法医薬用外毒物(砒素及び砒素化合物
大気汚染防止法有害大気汚染物質(優先取組物質)
水道法水道水質基準値(砒素の量として)0.01mg/L以下
(砒素及びその化合物)
環境基本法水質汚濁に係る環境基準(健康項目)0.01mg/L以下
環境基本法地下水の水質汚濁に係る環境基準0.01mg/L以下
環境基本法土壌の汚染に係る環境基準0.01mg/L以下かつ、農用地(田にかぎる)においては15mg/kg未満であること
水質汚濁防止法有害物質(排水基準)0.1mg/L以下(砒素として)
土壌汚染対策法特定有害物質(土壌溶出量基準)0.01mg/L以下
土壌汚染対策法特定有害物質(土壌含有量基準)150mg/kg以下(砒素として)
労働安全衛生法三酸化砒素の管理濃度0.003mg/m³(砒素として)

参考資料
  • 化学物質ファクトシート 「252.砒素及びその無機化合物」  環境省
  • 化学物質の初期リスク評価書 Ver.1.0 No.130 「砒素およびその無機化合物」  化学物質評価研究機構
  • ミネラルの事典  朝倉書店


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