脂肪酸について


    脂肪酸はコレステロールを除く殆どの脂質の主な構成成分(前駆体)で、その脂肪分子は細胞膜の形成やエネルギー源、皮膚バリア機能など様々な機能があります。また、脂肪酸は不飽和結合(2重結合の数)により、飽和脂肪酸や1価不飽和脂肪酸、多価脂肪酸に分類され、多価脂肪酸は、さらにn-3系脂肪酸とn-6系脂肪酸に分類されます。n-6系脂肪酸とn-3系脂肪酸は体内で生合成できないため食事か摂取する必要があり、不足すると皮膚炎や皮膚弾力低下、皮膚バリア機能低下などを引き起こします。しかし、通常の食事でこれらが不足することはなく、n-3系脂肪酸とn-6系脂肪酸の摂取バランスは通常1:4がよいとされています。


    必須脂肪酸


    生体内で合成できないため食事から摂取しなければならない脂肪酸で、葉菜や根菜、魚介類に多く含まれるn-3系脂肪酸と穀類や食用油に多いn-6系脂肪酸があります。

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    参考資料

    • 脂肪酸の多彩な代謝、生理機能と関連疾患. 生化学. 2010;82(7):591-605.











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