ストレスとミネラル

ストレスと健康


ある程度のストレスは、人に意欲や活力を与えますが、永く続くストレス、強いストレスは体力や気力を消耗し、免疫機能を抑制しガン、アレルギーなど発病のリスクを高めます。
「健康」という言葉の語源をたどってみますと中国の古典「易経」にある「健体康心」ということです。体が健やかで心が安らかな状態を意味しています。WHO(世界保健機構)の健康についての定義にも、「単に体が病気ではないということだけではなく、精神的にも社会的にも良好な状態」とあります。古今問わず「健康」についての考え方は共通しているようです。




ストレスホルモンの分泌


永く、強いストレスは特に副腎ホルモンのバランスを崩し、下表にあるようにコーチゾルといわれるストレスホルモンを分泌します。
コーチゾルは免疫力を抑制するといわれ、消化不良、吸収不良、アレルギー、動脈硬化、高血圧、低血糖、喘息、胃炎、潰瘍など多くの疾患のリスクを高めます。


<副腎ホルモンの分泌異常と症状>
副腎ホルモンの分泌生理作用主な症状
副腎ホルモン分泌過剰ストレスに抵抗してコーチゾル高分泌興奮しやすい、神経質、動悸血圧上昇、食欲増進、便秘
副腎ホルモン分泌適量ストレス緩和健康維持
副腎ホルモン分泌減少副腎の疲弊、ホルモン分泌が低下無気力、疲労感、不眠、偏頭、痛活力・食欲低下、アレルギー




毛髪ミネラル検査でストレスを知る


ストレスの影響を受ける副腎は、電解質ミネラルといわれる、ナトリウム・カリウムのバランスを整える機能があり、ストレスによりこれらのバランスが崩れます。
毛髪中のナトリウム・カリウムが共に高い場合、ストレスに戦っている状態(上記の表の副腎ホルモン分泌過剰)といわれています。
また、毛髪中のナトリウム・カリウムが共に低い場合はストレスにより疲弊が進んでいる状態(上記の表の副腎ホルモン分泌減少)といわれています。このような傾向は多くの受験者の皆様にみられます。又、最近は子供の受験者様にも見られることが危惧されます。




ストレス対策のためのミネラルや他栄養素



<副腎ホルモン分泌正常化に必要な栄養素>
栄養素生理作用多く含む食品
マグネシウム筋肉、神経の緊張緩和かぼちゃの種、玄米、きな粉
豆腐、田作り、そば、小麦胚芽
亜鉛免疫機能向上、アレルギー緩和牡蠣、うなぎ、牛・豚赤身
ほたて、かぼちゃの種、ココア
ビタミンCストレス中尿中排泄増加赤ピーマン、ブロッコリー、
芽キャベツ、キウイ、柑橘類全般
パントテン酸副腎を刺激しコーチゾル生成鶏レバー、子持ちカレイ、納豆
ささみ、たらこ、鮭、アボカド
葉酸アドレナリン生成に必要鶏・豚・牛レバー、マンゴー
とうもろこし、枝豆、あさつき
メチオニンアドレナリン生成に必要鶏・豚・牛・羊肉、全粒小麦
レバー、さんま、鮭、納豆、卵
フェニールアラニンアドレナリン製造原料鶏肉、さんま、チーズ、白花豆
凍り豆腐、ごま、アーモンド
カルニチン
 
エネルギー生産に必要ラム肉、牛肉、赤貝、牡蠣
ユビキノン(CoQ10)エネルギー生産に必要まいわし、さば、あじ、ぶり
豚・牛(肉・レバー)、くるみ




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