月経前症候群(PMS)とミネラル


どんな症状?


イライラ、気分が落ち込む、憂うつ、気分の変化、怒りっぽくなる、攻撃的になる、わけもなく悲しくなって涙が出る、無気力、集中できない、人付合いが悪くなる、腰痛下腹痛、にきび、肌荒れ、化粧のノリが悪い、むくみ、頭痛、胸の張り、手足の冷え、過食、偏食、過眠・不眠、疲れやすい、能率が低下、いつも通り仕事ができない、おりものが増える、性欲の変化・・など
「女の人なら必ず何個かはあてはまる」と思いますが、調査したところでは20〜30歳代の働く女性の90%以上の人がこういった症状にあてはまるという結果がでたそうです。
女性ホルモンが一気に減少する月経前は、ダイナミックなホルモン変化に体が対応しきれず、心と体のさまざまな不調な症状がよくおこります。これらが月経前症候群(PMS)といわれています。

                         

いつおきるのか?


「月経前症候群(PMS)」は、月経前の3〜10日間の「黄体期」といわれる期間に起きます。



何故?


月経を直接コントロールしている女性ホルモンは、卵巣で作られる 卵胞ホルモン(エストロゲン) 黄体ホルモン(プロゲステロン)があります。月経周期や妊娠をコントロールする大切な役割があります。この2つのホルモン分泌をコントロールするのが、脳内の「視床下部」と「下垂体」という部位です。視床下部は同時に自律神経のコントロールもしているので、ストレスの影響も強く受けてしまいます。このようなことから女性ホルモンが減少する月経前にストレスが加わるとなおさら、女性ホルモンの分泌に異常をきたします。また、エストロゲンそのものが脳内のセロトニンの分泌を促進する作用を持つことから、エストロゲンの減少によりうつ様の精神的な症状がより強くでることがあります。



ミネラル摂取による月経前症候群の緩和対策


○マグネシウム摂取
月経前症候群のうつ、むくみ、神経過敏、生理痛の治療に有用。
また、ストレスにより、マグネシウムの体外排泄が増加し補給が必要です。

○カルシウム摂取
自然の精神安定剤で睡眠と鎮痛に作用します。

○鉄摂取
抗うつ、鎮痛に作用するセロトニン、GABA合成に関与します。

○亜鉛摂取
卵胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモンの働きを助けます。

○マンガン摂取
造血生産に必要です。

これらのミネラルは、現代人はもともと欠乏しがちであり、月経前症候群に悩まされる方は、なおさら普段からの毛髪ミネラル検査によるチェックが必要です。




 !!!生活習慣で気を付けること!!!

@心構えとして
月経前症候群を自己管理するには、まず自身が認識することです。また、健康な女性なら誰にでも起こりうるものだとポジティブにとらえることが必要。そのために記録をつけ、症状を把握すると対処しやすくなります。
特に生理1週間前は、月経前症候群の症状が最も多く出ます。この時期はひたすら我慢。いつもなら許せることも腹が立ちイライラします。自分がいつもと違うことを思い出して、怒りすぎないように気をつけましょう。この時期は子宮内膜に栄養が必要なため、ダイエット効果がでにくく、体が水分をためやすく、むくみやすいので、体重が増えます。この期間は、いつもよりお酒が弱くなることがあります。

A食事やサプリメントで血流改善、鎮痛緩和
1)おすすめの栄誉素と食材
血流改善、鎮痛緩和が期待できるものを中心に以下を紹介します
・ビタミンB6:レバー、豚肉、ささみ、鮭、海藻、アボカド、さつま芋、バナナ
・ビタミンE:ウナギ、タラコ、ホタルイカ、植物油、アーモンド、かぼちゃ、煎茶
・γ-リノレン酸:月見草油
・イソフラボン:おから、豆乳、納豆、豆腐、ゆば、高野豆腐、きな粉、みそ

2)摂りすぎを避ける食材
イライラ、むくみなど症状の悪化させるため、次の食材は摂り過ぎを避けましょう
・塩分、糖分、カフェイン、アルコール

Bストレスを避ける
・趣味で気分転換
・仕事の量を減らす
・睡眠不足にならない
・適度に身体を動かす(ウォーキング、水泳、ヨガなど)



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