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最近、味の区別がつかなくなる「味覚障害」が増えているらしい。「何を食べても味がしない」「味が薄く感じる」などの症状です。

味覚障害といっても、味の感じ方が鈍くなる『味覚減退』や、味がまったく分からない『味覚消失』、口の中に苦みや渋みを感じる『自発性異常味覚』など、様々な症状があります。また、これらの症状がひとつだけでなく、合併している場合も多いようです。
<加齢による亜鉛の吸収率低下>
亜鉛は加齢と共に吸収率が変化し、22〜23歳の吸収率は約35%であり、65〜74歳の吸収率は約17%との報告もあります。
<偏った食生活による亜鉛不足>
コンビニ弁当やファストフード、インスタント食品、清涼飲料水などの加工された食事では、糖分や塩分、脂肪分ばかりが過剰になり、体に必要な量の亜鉛を摂取できなくなります。さらに含有するフィチン酸やポリリン酸などの食品添加物は、亜鉛の吸収を妨げる作用があります。
<無理なダイエット>
カロリー制限するあまり、食事の摂取量が極端に少なかったり、食材の偏りなどにより、亜鉛不足になります。亜鉛は共に食べたその他の栄養素とのバランスによって、吸収や働きが大きく変わってきます。
また、ごはん、パン、麺類など極端な炭水化物の摂取不足は亜鉛の吸収低下に影響します。
食べ物の味は、舌の表面にある“味蕾(みらい)”と呼ばれる器官にある味細胞が判断しています。味細胞は新陳代謝が激しく、皮膚と同じように約10日で生まれ変わります。そして、この味細胞の再生に欠かせないのが亜鉛なのです。亜鉛が不足することで新陳代謝が妨げられ、味細胞が古くなって味を感じることができなくなるのです。
毛髪ミネラル検査は有害ミネラル6種類と必須・その他ミネラル20種類を測定します。亜鉛不足は毛髪ミネラル検査でわかります。
(なお、毛髪ミネラル検査で有害ミネラルが高いレベルの場合、亜鉛が有害ミネラルともに毛髪中に高く現れることがあります。この場合も亜鉛の補充が必要です。)
※玄米菜食や食物繊維は適度であれば健康に良いものですが、極端な摂取は注意が必要です。