花粉症と栄養療法

なぜ花粉症患者は増えたのか?

近年花粉症で悩む方はどうしてここまで増えたのでしょう?

(外的な理由)
国の植林計画でスギを多く植えたために、結果飛び交う花粉の量自体が、昔より多くなったことがあげられます。外的な理由は我々自身の努力では改善できません。しかし、本当にそれだけでしょうか?
(体内的な理由)
実は、外的な理由以外に、食事や環境から影響をうける現代人特有の体内的な理由があります。以下の2つが大きな問題ですがこれらは我々自身が努力することで改善の可能性があります。

  1. 「免疫力の低下」
    人間の体はよくできており、外からの異物を撃退するメカニズムを本来備えています。しかし、その力も体のコンディションが正常である時は十分役目を果たしてくれますが、コンディションが崩れていると正常には働いてはくれないのです。
    不規則な生活リズムや、睡眠不足、過労や精神的ストレスによる自律神経のバランスのくずれた状態が続くと免疫をつかさどる白血球の内、促進反応系のTh2が優勢となり、免疫反応が過敏になります。過激なTh2はIgE(花粉などのアレルゲンといわれる異物により生じた抗体)や好酸球に影響を与えヒスタミンなどが放出され、炎症が起こります。これが花粉症となり現われます。

  2. 「活性酸素の増加」
    「活性酸素の増加」は免疫力の低下に深く結びつきます。
    現代人は活性酸素を過度に造りだしてしまう。
    活性酸素は免疫と同様に本来、体内に入った細菌やウイルスを撃退し、体を健康に保つ役割を担ってきましたが、現代社会においては食品添加物やタバコ、ストレス、アルコール、更には水銀・鉛・カドミウムなどの有害ミネラルのように活性酸素を発生させる要因が増えています。過剰に発生した活性酸素は正常な細胞にまで攻撃し、免疫力は低下し、普段なら起こるはずのない、アレルギー反応となって、私たちの体を傷つけ、花粉症を引き起こさせるのです。
    活性酸素は高たんぱく・高脂肪のいわゆる西洋風の食生活との関連も指摘されています。 また、過剰な活性酸素を抑える抗酸化物質は食から摂取可能であり、食事内容の見直しも有効です。

免疫力低下とミネラル・・・毛髪ミネラル検査でチェック

免疫力の低下は副腎の機能低下に結びつき、ストレスホルモンともいわれるコルチコイドが分泌されます。コルチコイドはナトリウムやカリウムの代謝に関係し、ナトリウム・カリウム・マグネシウム・カルシウムというミネラルのバランスを崩します。
これらのミネラルのバランスは毛髪中に反映されるので、毛髪ミネラル検査で確認が出来ます。毛髪ミネラル検査を受けて、結果に基づく栄養・食事アドバイスを実践することは花粉症の方には大変有意義です。
なお、コルチコイドの過剰放出は花粉症やアレルギーのサインばかりでなく、高血圧・高血糖・消化管潰瘍・動脈硬化も引き起こすことがあります。


活性酸素とミネラル・・・毛髪ミネラル検査でチェック

猛威を奮う活性酸素に抵抗する抗酸化物質として体内にはSOD酵素があります。SOD酵素は蛋白質、ミネラルなどで構成されるため、適切に摂取されていれば体内で合成されますが、40才を越すとSOD産生能力が減少するといわれています。また、SOD酵素を構成するミネラルは不足しがちであり、SOD産生能力には個人差があるといえます。

SOD産生に関与するミネラル:亜鉛・銅・マンガン⇒これらのミネラルも毛髪中に反映されるので、毛髪ミネラル検査で確認が出来ます。毛髪ミネラル検査を受けて、結果に基づく栄養・食事アドバイスを実践することはやはり花粉症の方には大変有意義です。

また、毛髪ミネラル検査では活性酸素を生む、水銀・鉛・カドミウムなどの有害ミネラルの過剰蓄積もわかりこれらの解毒・排出(デトックス)のアドバイスも受けられます。


腸内環境の健康と花粉症

花粉症と腸内環境は一見、関係なさそうに見えますが、実は重要な関係にあります。
腸内には、【善玉菌】と【悪玉菌】の2種類があります。
善玉菌とは外からはいってくる有害な菌をやっつけたり 免疫力を高めるのに極めて重要です。一方、悪玉菌は腸内を破壊したり発ガン物質など体に有害な物質を作り出し体の抵抗力を弱めていきます。 体の抵抗力が弱まることで、花粉症症状促進、加齢や偏った食生活やストレスなどの生活環境によって腸内環境は変化していきます。


きれいな腸内にするにはどうすればいいでしょうか?

腸内で善玉菌の数を悪玉菌より占めることが大切です。善玉菌が多い場合は、乳酸や酢酸など体に必要な物質を生み出してくれます。そして、悪玉菌を増やさない為にはお通じをスムーズにすることです。便秘の場合、腸内での便の残留時間が長くなり腐敗便になると悪玉菌は増えていきます。また、バランスのいい食生活を摂ることも大切です。
最近は最低限の栄養素や酵素を酵素ジュースで補給しながらのファスティングが注目されています。

※ファステイングとは・・・通常の食事に替え酵素ジュースを飲みながらプチ断食をすること。プチ断食は1日3回の食事を抜くのが無理な場合は朝・昼・夜可能なときでOK。出来る範囲でトライしてみてはいかが?


ファスティングで期待されること:
1. デトックス(毒素の排出)
2. 過剰な体重のコントロール
3. 免疫機能の改善
4. 細胞の新陳代謝
5. 肝臓・腎臓の機能回復
6. 大腸・血管の掃除
7. 明瞭な思考能力の回復
8. 活力の回復

酵素ジュース:
たくさんの野菜・果物から熟成した酵素ジュースで酵素を補給することにより、体内の消化酵素を節約し代謝酵素を活発にします。
酵素ジュースには活性酸素を抑えるミネラルも豊富です。
参考:自宅で作れる簡単ジュース
人参1本、バナナ1本、レモン1/2個、豆乳100ml(酵素の働きを助け、腸粘膜を守るMgが豊富)



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