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@「鉄欠乏性貧血」
貧血の原因はいくつかありますが、最も多いのは、赤血球中のヘモグロビンの重要な材料のひとつである鉄分が不足することによる鉄欠乏性貧血です。ヘモグロビンは、カラダ中に酸素を運ぶ働きをしています。ですからヘモグロビンが減少すると全身が酸素不足になり、疲れやすい、めまい、動悸、息切れ、立ちくらみ、頭痛などの症状があらわれます。
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健康な女性はほぼ毎月月経がありますから、自然と鉄分が持ち出されてしまいます。貧血になるのは男性よりも女性に多いのはこのためです。成人女性の約10%が鉄欠乏性貧血といわれています。
女性は1回の月経周期で約30〜60tの出血をしますが、これは鉄に換算すると15〜30mgです。成人の1日の推奨量は月経のある女性が10.5mg。貧血傾向があるときは15〜20mgは必要です。けれども現実の摂取量は、20代から39歳までの女性では、6.9〜8mg程度(平成16年度国民健康・栄養調査」より)の状況です。
A「カクレ貧血」
最近特に思春期の子どもたちや若い女性に多く見られるのが、「カクレ貧血」です。これは、貧血の一歩手前の段階(貧血予備軍)を言います。へモグロビンをつくるために貯蔵してある鉄分が不足し、成人女性では約40%がカクレ貧血とされています。カクレ貧血は、じわじわと進行し、自覚症状がとぼしいのが困ったところです。またさまざまな医療機関の調査で、思春期のカクレ貧血が深刻な問題として浮上しています。思春期の頃は、急速な成長、また生理が始まるなどの理由で鉄分の必要量が増える一方、鉄の摂取が不足するからです。