アルコールとミネラル

飲酒愛好者は要注意!マグネシウム・亜鉛が欠乏しがちです


マグネシウム

体内のマグネシウムレベルが低いのは重度飲酒者の特徴であり肝疾患があると顕著になるとされています。これは飲酒による、マグネシウム自体の摂取量の低下と、尿中・糞便への排出の促進で引き起こされます。
マグネシウムの不足は心疾患の原因の一つとされています。また、うつ、不安、不眠を引きおこすともいわれています。

毛髪ミネラル検査ではマグネシウムが低値な場合はもちろん、カルシウムとともに高値な場合も不足しているものと考えます。これは骨に蓄えられているマグネシウムが体内の不足によりカルシウムと共に骨から溶出しているとみなされるからです。
枝豆、アーモンド、ナッツ類、桜えび、たたみいわしなど含有量が多く、お酒の肴になるものもありますので飲酒時には補給を心がけてください。


亜鉛

過度のアルコール摂取は、マグネシウム同様、体内の亜鉛不足の原因となります。これは亜鉛自体の摂取量の低下、尿中・糞便への排出の促進、さらに腸管での吸収の低下、により引き起こされるものです。特に高齢者は吸収の低下により要注意です。
亜鉛不足は肌荒れなど皮膚疾患・味覚障害・味覚障害・性機能不全、不妊症に関与します。また、亜鉛は水銀・カドミウム・鉛などの有害ミネラルの解毒や活性酸素に対抗する抗酸化酵素の核ともなります。

毛髪ミネラル検査で有害ミネラルが高値な場合、亜鉛が使われるため、必ず補充が必要です。
牡蠣は代表的な亜鉛含有量の多い食材です。その他しじみ、ナッツ類、牛・豚の赤身肉にも含有量が多いとされています。



愛飲家にお勧め!毛髪ミネラル検査で生活習慣病を予防する

長期にわたる飲酒は生活習慣病やその予備軍のメタボリックシンドロームの促進要因となります。マグネシウム・亜鉛だけでなく各種のミネラルバランスを崩します。
毛髪ミネラル検査では、これらミネラルの過不足を確認が出来ると同時に栄養・食事アドバイスを提供しています。


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一口アドバイス


江戸時代の健康本のベストセラー 貝原益軒著『養生訓』より
「百薬の長」 アルコール

江戸時代に発行され、健康本のベストセラーとなったには、酒の功罪について次のように書かれています。
「酒は天の美禄なり。少しのめば陽気を助け、血気をやはらげ、食気をめぐらし、愁いを去り、興を発してはなはだ人に益あり。多くのめば、又よくひとを害する事、酒に過ぎたる物なし。(中略)酒を多く飲む人の、長命なるはまれなり。酒は半酔にのめば、長生の薬となる。
酒の長寿(アンチエイジング)効果は古くから知られていますが、その科学的証拠が最近になってようやく報告されてきました。


〜「半酔いに飲む」量とは〜
死亡率からみた「最適」の定義からも男性20g、女性10gが目安とされています。
20g相当のアルコール量はお酒の種類により次の通りです。

ビール・発泡酒・缶チュウハイ500ml
日本酒180ml
ウイスキー60ml
焼酎・泡盛100ml



(参考)
アルコールは体内ではアセトアルデヒドという有害物質に変わりますが、これを無害の酢酸にする役目を肝臓が担っています。二日酔いはアセトアルデヒドがうまく分解されなかった結果起こります。 一般的に体重1kgにつき、1時間に0.1gのアルコールを肝臓で分解処理します。
体重50sの人が20gの純アルコールを体に害のない状態に肝臓で分解処理するには、おおよそ3〜4時間程度かかります。この程度までの肝臓の負担が「半酔い」といえるのでしょう。



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