花粉症


    花粉症

    なぜ花粉症は増えたのか? 現代人の免疫力の低下と活性酸素の増加が関与しています。免疫力や活性酸素は簡単に測定できませんが「免疫力とミネラル」「活性酸素とミネラル」は深くかかわり、毛髪ミネラル検査と検査結果に基づくアドバイスによる栄養療法で花粉症の防止に役立てることが可能です。


    なぜ花粉症患者は増えたのか?


    花粉症で悩む方はどうしてここまで増えたのでしょう?


    外的な理由

    国の植林計画でスギを多く植えたために、結果飛び交う花粉の量自体が、昔より多くなったことがあげられます。外的な理由は我々自身の努力では改善できません。
    しかし、本当にそれだけでしょうか?


    体内的な理由

    実は、外的な理由以外に、食事や環境から影響をうける現代人特有の体内的な理由があります。以下の2つが大きな問題ですがこれらは我々自身が努力することで改善の可能性があります。


    「免疫力の低下」


    本来、人間の身体は外からの異物を撃退するメカニズムを備えています。しかし、その力も身体のコンディションが正常である時は十分な役割を果たしてくれますが、コンディションが崩れていると正常には働いてはくれません。不規則な生活リズムや、睡眠不足、過労や精神的ストレスによる自律神経のバランスのくずれた状態が続くと免疫をつかさどる白血球の内、促進反応系のTh2が優勢となり、免疫反応が過敏になります。過激なTh2はIgE(花粉などのアレルゲンといわれる異物により生じた抗体)や好酸球に影響を与えヒスタミンなどが放出され、炎症が起こります。これが花粉症となり現われます。

    「活性酸素の増加」


    活性酸素の増加は免疫力の低下と深い関係にあり、現代人は活性酸素を過度に造りだしてしまう傾向にあります。本来、活性酸素は免疫と同様に体内に入った細菌やウイルスを撃退し、身体を健康に保つ役割を担ってきましたが、現代社会においては食品添加物やタバコ、ストレス、アルコール、更には水銀・鉛・カドミウムなどの有害金属によって、活性酸素を発生させる要因が増えています。過剰に発生した活性酸素は正常な細胞にまで攻撃するようになり免疫力を低下させ、普段なら起こるはずのないアレルギー反応となって私たちの身体を傷つけ、花粉症を引き起こさせています。
    活性酸素は高タンパク・高脂肪のいわゆる西洋風の食生活との関連も指摘されています。 また、過剰な活性酸素を抑える抗酸化物質は食から摂取可能であり、食事内容の見直しも有効です。

    免疫力低下とミネラルの関係


    免疫力の低下は副腎皮質の機能低下に結びついてストレスホルモンともいわれるコルチコイドを副腎皮質から分泌します。コルチコイドはナトリウムやカリウムの代謝に関与しナトリウムやカリウム、マグネシウム、カルシウムのミネラルのバランスを崩します。また、これらミネラルのバランスは毛髪中に反映されます。
    「毛髪ミネラル検査」はミネラルバランスを確認するのに最適で、その結果に基づき栄養や食事アドバイスを実践することは花粉症の方には大変有意義と考えます。
    なお、コルチコイドの過剰放出は花粉症やアレルギーばかりでなく、高血圧や高血糖、消化管潰瘍、動脈硬化も引き起こすことがあります。

    活性酸素とミネラルの関係


    活性酸素に抵抗する抗酸化物質として体内にはタンパク質やミネラルなどで構成されるSOD酵素があり、適切に栄養やミネラルが摂取されていれば体内で合成されています。しかし、SOD酵素の産生に関与する亜鉛や銅、マンガンは不足しがちでありSOD産生能力には個人差があるといえます。40歳を過ぎるとSOD産生能力が減少するともいわれています。また、これらミネラルも毛髪中に反映されます。
    「毛髪ミネラル検査」はミネラルを確認するのに最適で、その結果に基づき栄養や食事アドバイスを実践することはやはり花粉症の方には大変有意義といえ、活性酸素を生む、水銀や鉛、カドミウムなどの有害金属の過剰蓄積もわかるので、これらの解毒・排出(デトックス)のアドバイスも受けることができます。

    腸内環境との関係


    実は花粉症と腸内環境は一見、関係なさそうに見えますが重要な関係にあります。
    腸内には、善玉菌と悪玉菌の2種類があり、善玉菌は外からはいってくる有害な菌をやっつけたり 、免疫力を高めるのに極めて重要です。一方、悪玉菌は腸内を破壊したり、発ガン物質など身体に有害な物質を作り出し身体の抵抗力を弱めていきます。加齢や偏った食生活やストレスなどの生活環境によって腸内環境は常に変化しています。抵抗力が弱まることで花粉症の症状が促進する可能性も考えられます。

    きれいな腸内にするにはどうすればいいでしょうか?


    腸内で善玉菌の数を悪玉菌より占めることが大切です。善玉菌が多い場合は、乳酸や酢酸など身体に必要な物質を生み出してくれます。そして、悪玉菌を増やさない為にはお通じをスムーズにすることです。便秘の場合、腸内での便の残留時間が長くなり腐敗便になると悪玉菌は増えていきます。また、バランスのいい食生活を送ることも大切です。
    最近は最低限の栄養素や酵素を酵素ジュースで補給しながらのファスティングが注目されています。


    ファステイングとは

    通常の食事に替え酵素ジュースを飲みながらプチ断食をすること。プチ断食は1日3回の食事を抜くのが無理な場合は朝・昼・夜可能なときでOK。出来る範囲でトライしてみましょう。


    ファスティングで期待されること

    1. デトックス(毒素の排出)
    2. 免疫機能の改善
    3. 細胞の新陳代謝を高める
    4. 肝臓・腎臓の機能の回復
    5. 大腸・血管の掃除
    6. 明瞭な思考能力の回復
    7. 活力の回復

    酵素ジュース

    たくさんの野菜や果物から熟成した酵素ジュースで酵素を補給することにより、体内の消化酵素を節約し代謝酵素を活発にします。酵素ジュースには活性酸素を抑えるミネラルも豊富です。


    自宅でも作れる簡単ジュース

    酵素の働きを助け、腸粘膜を守るマグネシウムが豊富に含まれています。
    人参1本、バナナ1本、レモン1/2個、豆乳100mlをミキサーに加えよく混ぜて飲みましょう。








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