有害金属とは


なんとなく調子が悪い、疲れがとれない、風邪をひきやすい…、病気とは言えないけれど、体の調子が良くない。
その不調は、体にたまった有害金属が原因かもしれません。

ミネラルは、糖質、タンパク質、脂質、ビタミンと並ぶ五大栄養素の一つです。
その中で、カルシウムや鉄、亜鉛などの人間が生きていく上で欠かせないものが必須ミネラルと呼ばれ、その一方、水銀や鉛など身体に不必要、いえ、有害なものがありま す。これらは【有害金属(有害ミネラル)】と呼ばれています。

水銀が原因の水俣病や、カドミウムが原因のイタイイタイ病などの公害は、学校で習った覚えがある人も多いと思います。昔の話で、今の私たちには、あまり関係ないような 気がしませんか?しかし地球で生きている私たち人間が被害を受けている化学物質の1位から4位までが有害金属という発表があります。

1位:鉛 2,000万人
2位:水銀 1,500万人~1,900万人
3位:クロム 1,500万人
4位:ヒ素 500万人~900万人
5位:農薬 500万人
6位:放射性核種 500万人

出典:『世界で被害を受けている人数の多い化学物質ランキング』2010年ブラックスミス研究所/カナダ

有害金属は、海水や土壌、食品など、日常生活のいろいろなところに含まれています。
それらは少しずつ私たちの体の中にたまり、身体の排出システムの限界を超えると障害が発生します。

近年、経済発展著しい中国や新興国での環境汚染は深刻な社会問題に発展しています。
しかし、決して他人事ではないのです。有害金属を大量に含んだPM2.5や酸性雨が日本にも飛来しています。
調子が悪いのに病院で診てもらっても異常が見つからない、そんな方は有害金属が原因かもしれません。

現代では、有害金属を日常生活から完全に遮断することは不可能です。
定期的に体内にたまった有害金属を測定し体の状況を知り、早めに体外に排出すること、このことが現代に生活する私たちの健康にとって予防医学上極めて大切だと考えら れています。


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